得するコト得するコト
まめ知識 2016.12.08

ポイントは食べ物と漢方『更年期障害を和らげるために実践したいコト』

年齢45~55歳ごろの、ちょうど生殖機能が低下しはじめるころに起こる、更年期障害。
ほてりなど自律神経系の症状と、イライラ、うつ病などの精神的な症状とが複合して発症する場合が多く、日常生活に支障が出るほどの不調が起こることもあります。そんな症状を改善するために食べ物から考えてみませんか?

更年期障害を和らげる食材とは?

年齢45~55歳ごろの、ちょうど生殖機能が低下しはじめるころに起こる、更年期障害。ほてりなど自律神経系の症状と、イライラ、うつ病などの精神的な症状とが複合して発症する場合が多く、日常生活に支障が出るほどの不調が起こります。症状が出た場合は、病院で薬を処方してもらうなどして対処していくことになりますが、生活習慣や食生活の改善も同時に行っていきたいものです。
更年期障害に効く食べ物は、ホルモンと自律神経を整えるもの。具体的には、以下のようなものがあります。

「ホルモン調整」によいもの

ビタミンE…カボチャ、ナッツ、ウナギ
亜鉛…牡蠣、レバー、ゴマ
大豆イソフラボン(女性)…豆腐、納豆、味噌
含硫アミノ酸(男性)…タマネギ

「自律神経」によいもの

ビタミンB1…豚肉、レバー、玄米
ビタミンB12…アサリ、牡蠣
ビタミンC…レモン、イチゴ、ブロッコリー

とくにおすすめしたいのが、女性ホルモンに似た作用をする「大豆イソフラボン」。
急激なほてりが起こるホットフラッシュや骨粗鬆症の予防にもなります。また男性におすすめなのが、「含硫アミノ酸」で、男性ホルモンのテストステロンの生成を助ける働きがあります。ただ、タマネギは、切ってから時間がたつと効果が薄れるので、すぐの調理を心がけていきたいですね。

更年期障害を和らげる食事の基本は、血行を促し、ストレスで失われる栄養素を補っていくこと。
自律神経が乱れる原因となるカフェインやアルコール、砂糖の摂取を控えめにすることも覚えておきましょう。

更年期障害をやわらげる、代表的な漢方6選

更年期障害は、日々の食事のほか、漢方でもやわらげることができます。
女性におすすめなのは、三大処方と呼ばれ、更年期障害の患者の大半にみられる睡眠障害やうつにも臨床効果があることがわかっている、3つの漢方です。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)…冷え性で貧血気味、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまい、月経困難
・加味逍遥散(かみしょうようさん)…虚弱体質、肩こり、疲れやすい、便秘
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)…比較的体力あり、肩こり、足が冷えのぼせ気味

また、男性の場合は、以下の3つの漢方を取り入れていきましょう。

・八味地黄丸(はじみじおうがん)…疲れやすい、冷え性、生殖器の虚弱
・六味丸(ろくみがん)…疲れやすい、排尿困難、頻尿、むくみ、手足のほてり
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)…精神不安、動悸、不眠、のぼせ、めまい、イライラ

東洋医学では、加齢による衰えは「腎」の働きが弱まっている証拠だといいます。男性の更年期障害には、腎機能を補う八味地黄丸、六味丸、多忙や肉体疲労、イライラ、うつなどに対して「気」を整える柴胡加竜骨牡蛎湯が処方されます。
6f2b1b236c77b0698c2270ba76726781_m

漢方で更年期障害対策をするメリット

副作用の発生が少ない漢方は、長期治療にも負担がかからず安全性が高いと言われています。
東洋医学の世界では、身体に流れる「気」「血」「水」が健康を保っており、どれかひとつが働きすぎでも、足りなさすぎでも病気を招くとされています。漢方薬でこのバランスを調整すると、身体全体の調子がよくなり、更年期障害だけでなくメタボやほかの不調の改善も期待ができますね。しかし、自分だけの判断だと、体質に合わずかえって害になる場合があるので、医師や専門家の診断を受けたうえで取り入れるようにしましょう。
食べ物は肉や骨を作るだけでなく、ホルモンや神経にも作用しています。更年期においては、そのことをふまえて食べ物や漢方で不定愁を軽減させていきたいもの。また、年齢にあった無理のない食生活を送ることが必要ですよ。

記事/Color+da logo_colorda Color+da(カラーダ)は、身体と健康をテーマとしたWebメディアです。“健康で楽しい人生”を送るため、自身の身体と向き合うきっかけを提供していきます。 ホームページ

MRSO(マーソ) logo_mrso 国内最大級の総合人間ドック・健診サイト「マーソ」 ホームページ

コメント

コメント欄


人気の記事

2021.01.21

甘くてほろ苦い美味しさがたまらない『タルトタタン』

2021.01.21

色を暮らしに活用しよう『安らぎカラー”緑色”がもつ秘密ゴト』

2021.01.15

発酵食品で免疫力UP!第3弾『海老入り肉団子の甘酢あんかけ』

2021.01.14

寒いから着こなしに工夫を『暖かく動きやすく!子ども服の着方のコツ』

2021.01.13

おなかに嬉しいヘルシーおやつ『バナナ入りオートミールクッキー』

2021.01.13

白砂糖不使用スイーツ『甘酒きなこムース』

2021.01.12

爽やかな酸味と辛味がカブの旨味を引き出す『カブの柑橘マスタード和え』

2021.01.12

チーズと白セロリを口の中で優しく包み込む『いちごとカッテージチーズのサラダ』

2021.01.08

菌活で腸美人『きのこをつかった作り置きおかず』

2021.01.08

全部言えますか?『料理の基本の調味料「さしすせそ」』

編集部おすすめ記事

2021.01.23

二十日正月は正月期間の終わり

2021.01.23

はじめてのナチュラルフード『新年を迎えて~出汁活をしよう~』

2021.01.22

白菜の甘みを味わおう!『焼きロール白菜』

2021.01.22

簡単なのに豪華‼『アボカドサーモンのチコリボード』

2021.01.22

冬土用入りで体のメンテナンスを

2021.01.21

ホッと美味しい!『大根とつくねの食べるスープ』

2021.01.20

煎り大豆の活用法!ごはんのお供に『みそ大豆』

2021.01.20

ほっこり体が温まる『白菜の豆乳クリーム煮』

2021.01.19

熱々とろとろ身体もほっこり!『アップルパイ風ホットサンド』

2021.01.17

大根の消費に『やみつき大根サラダ』

月間人気記事

2020.06.17

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.09.14

指先のカサカサを直したい!『指先の乾燥の原因とケア方法』

2020.06.17

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2020.06.13

話題の万能調味料『レモン塩麹』をつくってみよう

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2020.11.18

栄養士直伝!「食」から喘息を改善しよう『おすすめの食材&レシピ』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2018.03.25

暮らしに一手間『自家製中濃ソース』