
服の収納を見直そう『時短でできる3つのコツ』
身なり、というものをその人の心の内を現すものであったりするもの。
すこし疲れていたり、心や時間に余裕がなかったりすると、型崩れした洋服を着ていたり、伸びていたり…
忙しくても、きちんと見える収納のコツ、覚えておきましょうね。
収納一つで「見た目年齢」は変わる
たとえば、シャツはきちんと着こなしていれば、清潔感があってさわやかに見える。でもシワがあると老けて見えたり、だらしない印象になったりする。スウェットやセーターも、型崩れしていたり生地が伸びていたりすると、「生活に疲れている?」と受け取られてしまう。
そうならないためにも、服はそれぞれに合った方法できちんと収納することが大切。とはいえ毎日のことなので、収納はできるだけラクなほうがいい。
クローゼットの8割まで
収納のコツを3つお伝えしたい。
一つ目は、クローゼットの中身を「見える化」すること。
朝、クローゼットを開けて、何を着るかすぐに決められるだろうか? 「なかなか決められない」という人が実は多い。原因の一つは、どこに何があるのかがわからないということ。
着る服に迷わないようにするための第一歩は、クローゼットを「見える化」することだ。しまう服は、クローゼットの7~8割くらいまでにする。詰め込みすぎると、何が入っているのかわかりづらいし、シワやカビの原因にもなる。
それに、無駄使いも防げる。あるお客様で、機能性インナーを何枚も持っている方がいた。安いときにまとめ買いしてしまい込み、それを忘れてまた買ってしまったのだという。そうならないためにも、クローゼットは「見える化」したほうがいい。
1日に1カ所ずつ
二つ目は、少しずつ片付けるということ。クローゼットの中身を全部取り出してから「断捨離」する方法もあるけれど、私のお勧めは「1日に1カ所」ずつ片付けるという方法。
一度に全部を出してしまうと、子どもが昼寝から起きてきたりしてそのままクローゼットに戻すことになりかねない。1カ所ずつなら気軽に片付けられるから、短時間で済むし達成感も得られる。
7~8割にできたら、色をそろえてハンガーに掛けておくのがお勧め。ざっくりで構わないので色ごとに分けて、服の裾が下の引き出し収納などにかからないよう、バランスも考慮しながらしまう。こうするとどこに何があるかがわかりやすくなる。見た目もお店のようにきれいになるので、気分も晴れやかになる。
ハンガー収納でラクをする
収納のコツ、三つ目は、なるべくラクにしまうということ。
服の収納というと、「畳んで引き出しにしまうこと」とイメージしている人が多いかもしれない。でもすべての服を畳む必要はないし、ハンガー収納を活用することとでラクになる部分も多い。
ハンガーにかけたままなら、ベランダに干してある状態からそのままクローゼットに入れるだけで済むから、手間も時間も節約できる。クローゼットを開けただけで手持ちの服がパッとわかる。着るときもハンガーからサッと外すだけでいい。
(Photo by Jinichiro Kazama)
襟が大きく開いたものなどハンガーから落ちやすい服が多いなら、滑りにくいドイツ製の「MAWAハンガー」がお勧め。私は服がスルっと取れるほうがいいので、無印良品のハンガーなどを愛用している。
ラフな畳み方でいい
とはいえ、伸びがちなニットや型崩れしやすいデザインなど、服によってはたたんだほうがいい場合もある。たたんで収納する場合も、ラフなたたみ方で大丈夫。スウェットなどカジュアルな素材や子どもの服はほとんどが「ラフなたたみ収納」でも大丈夫。
きれいに畳む必要がない、となると子どもにも手伝ってもらえる。4~5歳くらいの子ならお手伝いをしたい気持ちも芽生えてくるので、お願いすると喜んで手伝ってくれるかもしれない。ラクになるうえ、子どもとのコミュニケーションにもなるので、ぜひお勧めしたい。
お伝えした中で「これならできそう」と感じたものがあったら、まずは一つ、ぜひ試してみてほしい。収納がうまくいけば、見た目年齢だって変わるのだ。
記事/ハレタル
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