
部屋も体もすっきりと『寒い日こそしたい、ぞうきんがけのコト』
目次
寒い日が続くと、あったかい部屋でじっと縮こまってしまいがち。
でも、寒い日だからこそしたいのがお掃除。
年末となるとせわしなく大掃除に取りかかる方も多いかもしれませんが、ちょっとの時間でできるちょっとのコトで、体も心も清々しくなるはずですよ。
ヨガの知恵を暮らしや家事、美容に取り入れるヒントを発信しているヨガ講師みうさんに、そんな暮らしをお聞きしました。
寒い季節にもってこい-『寒い日こそしたい、ぞうきんがけのコト』
ヨガを始めてから、苦手だった掃除が少し好きになった。
理由はいくつかある。ヨガではとても床に近いところでポーズをとるので、ホコリが目に付きやすくなった。深呼吸もたくさんするので部屋を清潔にしておきたくなるし、「シャウチャ(=浄化・清潔に保つ)」というヨガの教えの影響もある。それにヨガで体が柔軟になってくると、掃除で体を使うことが単純に楽しくなってくるのだ。
ぞうきんがけは、ヨガのおかげで楽しくできるようになった掃除の一つ。週に数回、ほうきや掃除機でゴミを取ったあと、ぞうきんがけをする。このぞうきんがけ、これからの寒い季節にもってこいの掃除なのだ。
冷え性対策にも-『寒い日こそしたい、ぞうきんがけのコト』
ぞうきんがけをする時は、四つんばいになり赤ちゃんのハイハイのような姿勢で。このハイハイの動きが、肩甲骨や骨盤回りをしっかりと使うことにつながる。体への効果を狙うなら、ときどき利き手でないほうの手も使うのがお勧めだ。
利き手でない手もあえて使ってみるといい。
大きくしっかりとぞうきんを動かせばそれだけ肩甲骨が動き、肩こりの解消にもなる。骨盤や肩甲骨を動かすと血流がよくなり体がポカポカと温まってくるから冷え性対策になる。ちょっと暑い時期ならじんわりと汗をかくくらいの運動量になるから、ダイエット効果も期待できるかもしれない。
寒い寒いとストーブの前でじっとしているよりも、ぞうきんがけをしたほうがいい。体も温まるし、部屋もきれいになって一石二鳥だ。
床はぴかぴかに、体はじんわり温かくなる。
ぞうきんがけをすると、腰が痛くなるという人もいるかもしれない。そんな人は姿勢に気を付けてみてほしい。お腹を少し引き上げ、おへその下あたりを少し意識するのがポイント。こうすると腰が守られ、そのうえ肩や足への負担も軽くなるから、しっかりとよく動くようになる。
ぞうきんを洗うコツ-『寒い日こそしたい、ぞうきんがけのコト』
家中ぞうきんがけをすると、よどんでいた空気の流れがスッと変わるようでとても気持ちいい。とはいえ、なかなか面倒なぞうきんがけ。私がいちばんおっくうなのは、冬場に冷たい水でぞうきんを洗うこと。
(お風呂に入るときにまとめて洗うと、洗うときに冷たい思いをしなくていい)
冷たい水で洗わなくていいように、使ったぞうきんは重曹や石けんなどと一緒に夜まで浸けておいて、お風呂に入るときにまとめて洗っている。洗うこと自体が面倒なら、使い古しのタオルや衣服を使い捨てにしたり、厚手のウエットシートを使ってもいい。
体が温まり、部屋もきれいになる、とてもシンプルな掃除。運動不足だけど外に運動に行くのはちょっと……と思う方はぜひこの冬、ぞうきんがけを試してみてほしい。体も心もとてもすっきりとすがすがしくなる。
記事/ハレタル
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