知るコト知るコト
新しいコト 2016.12.17

『言われてうれしい言葉』があれば悩みも消えるはず

自分に素直になるって、簡単なようで難しい。
何よりも心と時間に余裕がないと、自分に素直になれないのかもしれません。
思い当たる節、ありませんか?
心がギスギスしていませんか?
さぁ、肩の力を抜いて、自分の心に耳を傾けてみましょう。
21752_744797732299835_6955560476192114451_n

「どうして、もっと、私をねぎらってくれないの」

たくさんのお母さんの悩みを聴いてきた。
「夫が私を認めてくれない」
「誰も家事を手伝ってくれない」
「子供が言うことをきかない」

お母さんの数だけ悩みはある。そして、一つの悩みが解決したらまた別の悩みが出てくる。

「この人と結婚できたらそれだけでいい」
「就職できたらそれでいい」
「無事生まれてくれたら、どんな子供でもいい」

そう思っていたはずなのに、手に入れた時から次の期待をしてしまう。その結果、文句や愚痴になる。

「どうして、勉強しないの」
「どうして、もっと、私をねぎらってくれないの」
「なんで、こんなことまでしなきゃならないの」

かつての私もそうだった。それだけじゃない。今でも、ついそう思ってしまうこともいっぱいある。そんな時、自分に問いかける。「私は、どう生きたかったのだろうか?」。

毎日、笑顔でいたかったはず。毎日、キラキラしていたかったはず。だったら何をイライラしているんだろう。こうしてコーヒーでも飲みながら自分と向かい合っていると「小さなことにこだわるのやめようっと」。そう思えてくる。

言われてうれしい言葉とは

私が大切にしているのは「言われてうれしい言葉」。「自分が言われてうれしい言葉」は「自分を元気にしてくれる言葉」。「どんな言葉を言われたらうれしいのか」「どんな時に誰が言ってくれるか」「もっともっと、その言葉をもらうにはどうすればいいか」を考えて行動してみると、いくらでも楽しい時間ができてくる。

仕事に追われて、家庭に気を使って、自分が疲れ果てていた時、「大谷さん頑張ってるね」「大谷さん偉いね」と言われても何もうれしくなかった。そんな時、私は「私はどんな言葉が欲しいのだろう?」と自分と向かい合った。

出てきた言葉は、「大谷さんと出会ってよかった」だった。

私は、おカネが欲しいわけでも、地位や名誉が欲しいわけでもなかった。私は存在が欲しかったんだ。生まれてきた意味が欲しかった。そんなことに気づいた。

そして立ち上げたのが、ビジネスマン、主婦、経営者、いろんな人が集まってチームビルディングを学ぶ場所「リーダーズカレッジ」。来年で20年目になる。人を笑顔にできるリーダーを作りたかった。心から笑える場所にしたかった。心の豊かな人を作りたかった。

もっとも、今まで思いどおりになんてならないことなんて山ほどあった。メンバーがもめることもあったし、「思っていたものと違う」と言われたこともあった。でも、ただひたすら向かい合っていると、ご褒美のように「大谷さんに会えてよかった」と言ってもらえることがある。その言葉がうれしくて続けてきた。

だから、相談に来るお母さんに尋ねる。

「誰にどんな言葉をかけてもらいたい?」

すると、涙ぐむお母さんもいっぱいいる。「家事を手伝ってくれないとかそんなことどうでもいいの。『愛してる』って、やさしく言って欲しいだけかも」そんな言葉が出てきたりする。「だったら、私がイライラしている場合じゃないですね」と、笑顔になる人もいる。

子どもに「お母さんの子どもでよかった……と、言って欲しいのかも」という人は「だったら怒ってばかりじゃダメですよね」という話になる。

自分に素直になるって、簡単なようで難しい。何よりも心と時間に余裕がないと、自分に素直になれまい。だから私はお母さんに、たとえ1日10分でいいから、ほっこりして、自分と向かい合う時間を作ることが大切だよと伝えている。

大谷 由里子
1963年奈良県生まれ。大学卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネジャーを務め、宮川大助・花子など若手を次々に売り出した伝説のマネジャーとして知られる。88年に結婚退社。91年、企画会社を設立。2003年(有)志縁塾の代表取締役に就任。「笑い」を用いたユニークな人材育成法がメディアで取り上げられ話題に。著書に『吉本興業女マネージャー奮戦記「そんなアホな!」』(立東舎)、『ごきげんで生きる48の方法』(朝日新聞出版)など多数。

キービジュアル(Photo by MARIA)

記事/ハレタル
haretal-b
ママ時間からわたし時間へトリップ。
「何かしたい」「新しい自分を見つけたい」「一歩踏み出したい」――。
『ハレタル』はそんなみなさんの「モヤモヤ」に寄り添い、新たな気づきを提供する情報発信メディアです。
ホームページ

コメント

コメント欄


人気の記事

2021.05.07

彩り鮮やかなハーブを使った『実山椒と紅花のおにぎり』

2021.05.05

通年の保存食に『刻みしょうが』

2021.05.05

子どもとおうちインテリア『端午の節句に 卓上こいのぼり』

2021.05.04

袋でモミモミ!カリッと香ばしい『黒糖ときなこのスクエアクッキー』

2021.05.02

いつものおやつもひと工夫!端午の節句に『笹もち』

2021.05.02

ごはんに!野菜に!お豆腐に!おたすけごはん『ニラそぼろ』

2021.04.27

子どもと一緒に楽しむ『端午の節句』

2021.04.25

おたすけごはん!初心者でもつくれる『大根と鶏のピリ辛煮』

2021.04.24

野菜がすすむ!『白味噌ヨーグルトのバーニャカウダ風』

2021.04.24

旬を味わう『そら豆とカリカリベーコンのポテトサラダ』

編集部おすすめ記事

2021.05.08

甘くてちょっとほろ苦い!『くきたち菜の肉巻きサンド』

2021.05.08

出汁の旨みがじゅわっと広がる『巾着煮』

2021.05.07

買うより幸せ。『焼きのりで簡単!海苔の佃煮』

2021.05.05

【七十二侯】第十九侯「蛙始鳴」

2021.05.04

季節の手仕事しませんか?いちごを使ったつくりおきおやつの素

2021.04.30

【七十二侯】第十八侯「牡丹華」

2021.04.28

こどもの日のおやつに『もちもちまんじゅう』

2021.04.26

【まもなく締切!】ケノコトライター・デザイナー・フォトグラファーを募集しています。

2021.04.26

なんでも使える!『白味噌ヨーグルトのゴマダレ』

2021.04.26

スーパーで買える食材で作る、北京ダック風『鶏肉のテンメンジャン照り焼き』

月間人気記事

2020.06.17

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2020.06.15

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2021.03.08

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2020.06.17

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2020.02.11

豆腐、納豆だけじゃない!どれくらい知ってる?『大豆製品』の種類

2017.09.14

指先のカサカサを直したい!『指先の乾燥の原因とケア方法』

2020.11.18

栄養士直伝!「食」から喘息を改善しよう『おすすめの食材&レシピ』