
入れて安心。情報を守ろう『スマホのおすすめセキュリティアプリ』
目次
スマホのセキュリティ対策って、色々な方法があるけれどイマイチどうしたら良いか分からない…ということありますよね。
今回は、AndroidとiPhoneそれぞれのおすすめセキュリティアプリをご紹介します。
1.【Android】おすすめセキュリティアプリ―『スマホのおすすめセキュリティアプリ』
AndroidはiPhoneよりセキュリティリスクが高いため、多くのセキュリティアプリがあります。
そのうち「日本語対応」や「軽くて使いやすい」、「機能が充実」しているアプリを厳選してご紹介。
アバスト モバイル セキュリティ(無料)
ウイルス対策だけでなく、Wi-Fi脆弱性対策もできるアプリ。
そのほか、着信拒否やプライバシー保護、盗難対策など無料でありながら機能が盛りだくさんで、レビューでの評価も高めです。
AVG 無料モバイルセキュリティ(無料/有料版あり)
アプリとファイル、メディアなどをリアルタイムでスキャンできるアプリです。そのほか、サイトの閲覧時にフィッシング詐欺などから保護してくれます。
Antivirus & Mobile Security(無料)
無料ですが、高いウイルス検出・除去率が魅力です。このアプリも、ウイルス対策と紛失・盗難対策と両方の機能があります。海外製ですが、アプリ自体は日本語に対応しているので使いやすいです。
ノートン モバイルセキュリティ(30日無料→有料)
ウイルスが含まれるなど、悪質なアプリをインストール前にブロックしてくれるといった、感染を未然に防げるアプリです。サインアップすると、データのバックアップ機能なども利用できます。
ウイルスバスターモバイル(30日無料→有料)
ほかのウイルス対策アプリと同様、有害なアプリをブロックします。このほか、SMSの迷惑メールや迷惑電話の対策、盗難・紛失時の対策などさまざまな面で役立つアプリです。
ESET Mobile Security & Antivirus(一部無料)
パソコン版を含め、ウイルスの検出・駆除率がトップクラスのセキュリティソフトです。無料でも、手動のスキャンや盗難対策の機能を利用できます。
有料版ではスケジュールスキャンや自動アップデートの機能がプラスされています(有料版は30日間無料で利用できます)。
有料アプリであっても、パソコン版を使用していると無料でスマホの保護ができるソフトもあります。ご使用のソフトがあれば、そちらを確認してみてください。
2. 【iPhone】おすすめセキュリティアプリ―『スマホのおすすめセキュリティアプリ』
iPhoneは本来セキュリティ性能が高いため、ウイルス対策アプリはそれほどありません。よって、iOSの脆弱性を通知したり、紛失時のデータ保護をしたりするアプリが多いです。
2-1. ウイルス対策機能あり
Lookout(無料/有料版あり)
実行しているアプリが悪意ある通信をしていないかのチェックや、脆弱性通知の機能を持ったアプリです。このほか、紛失時の位置検索やバックアップなど、盗難対策の機能が充実しています。
»Lookout - 端末捜索、セキュリティ、バックアップ機能、すべて無料で利用できます。
ウイルスバスターモバイル(30日無料→有料)
SNSの設定をセキュリティ上の推奨設定にしたり、Safariでウイルススキャンができたりします。このほか、不正サイトのアクセスブロックなどもあるので、ウイルス対策をしたい方におすすめのアプリです。
2-2. データ保護重視
McAfee Mobile Security(無料)
紛失や盗難した際にデータ保護をしてくれるセキュリティアプリです。インストールされたスマホを拾った人物の写真を撮影して送信したり、データのバックアップや遠隔操作での削除もできたりします。
»McAfee Enterprise Mobility Management
ノートンモバイルセキュリティ(30日無料→有料)
セキュリティアプリではありますが、ウイルススキャン機能はありません。紛失時にアラートを発報したり、データバックアップしたりといった機能を持ちます。
2-3. 有害サイトブロック
Kaspersky Safe Browser(無料)
フィッシング詐欺サイトなど、危険なサイトをブロックする機能を持った、カスペルスキーのブラウザアプリです。ウイルス対策というより、安全にネットを見られるようサポートするアプリといえます。
3. セキュリティアプリの選び方は?―『スマホのおすすめセキュリティアプリ』
これまでアプリをいくつかご紹介しましたが、どれがいい?本当に必要?と思う方が多いかもしれません。そこで、アプリ選びに迷ったときのアドバイスをしていきます。
3-1. Androidはウイルス対策しておくと安心
AndroidはiPhoneよりも自由度が高い分、ウイルス感染のリスクが高めです。実際、スマホをターゲットとしたウイルスも日々増加しているので、対策することを推奨します。
しかし、もちろんセキュリティアプリを入れたら、「なにも心配いらない」わけではありません。新しくアプリをインストールするときは安全か確認したり、不審なサイトを利用しないようにしたり、注意は怠らないでください。
3-2. iPhoneはウイルス対策の重要度が低め
iPhoneは脱獄などをしなければ、非常にセキュリティ性能が高いといわれます。そのため、ウイルス対策アプリの重要度はやや低めです。
ただし、当然ながら「紛失・盗難」や「詐欺被害」はユーザーが注意しなくてはならない部分。ロックをして紛失や盗難に遭わないように保管することが重要です。もしものために盗難対策の「McAfee Mobile Security」などを入れておく手もあります。
また、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺にも注意が必要です。これらの詐欺が心配な方は、Kaspersky Safe Browserのようなブラウザアプリを入れておくと安心できるのではないでしょうか。
3-3. ニセのセキュリティアプリにご用心
セキュリティアプリと偽って実際はウイルス除去ではなく、感染させてしまうアプリもあります。それも、普通にアプリ配信サイトでセキュリティアプリとして販売しているのです。
そのほか、突然スマホの画面に「ウイルス感染しました。このアプリで除去してください」というメッセージを表示して、インストールを促すものもあります。
アプリをインストールするときは、提供元やネットでの一般的な評価など、よく確認してください。過去には人気ランキング上位ながら、じつはウイルス検出も駆除もしない詐欺アプリが発見されています。できるだけ、有名企業の信頼できるアプリを選ぶようにしましょう。
4. スマホのセキュリティに関してよくある質問―『スマホのおすすめセキュリティアプリ』
スマホのセキュリティについて、よく見聞きすることがある質問の回答をまとめました。困ったとき、参考にしてみてください。
4-1. ウイルス感染したかもしれない?
まずはセキュリティアプリでスキャンしてみてください。これにより、大半のウイルスは駆除できることでしょう。それでもおかしな動作があるというときは初期化を実行してください。
初期化しても症状が改善しない場合、故障の可能性が考えられます。キャリアショップや、iPhoneの場合はジーニアスバーなどで修理を依頼してみてはいかがでしょうか。
4-2. ハッキングされたかもしれない?
まず、どのような症状からハッキングされたと思いましたか?ハッキングされることは珍しく、また、されていることが分からないように動作します。
WiFiでハッキングされたかもという場合、接続を切れば大丈夫です。監視アプリを入れられたかもしれないというときは、初期化したほうがよいかもしれません。
4-3. セキュリティアプリは有料のほうがいい?
アプリは値段というより、自分が必要とする機能があるかどうかで選ぶとよいかもしれません。無料でも機能が充実したアプリは結構ありますし、有料アプリの30日無料試用でためすのもよいでしょう。
4-4. ネットを見たら「感染しました」と表示が!
この類の警告は、基本的にニセモノと考えて問題ありません。無視推奨です。ただ、不安なようならウイルススキャンしてもよいでしょう。くれぐれも誘導先のアプリはインストールしないでください。
アプリを選ぶ基準は…―『スマホのおすすめセキュリティアプリ』
スマホをウイルスなどの脅威から守るために、まずは第1項で紹介した対策を実施してください。そのうえでセキュリティアプリが必要と感じたら、つぎのポイントでアプリを選ぶのがおすすめです。
- 提供元が信頼できるか
- 安全性に問題がないか
- 欲しい機能が搭載されているか
- 使用中のOS、機種に対応しているか
- レビュー評価が低すぎ、不具合が多すぎないか
- 反対に高評価が異常に多すぎないか(サクラの可能性)
ほかにも、身近な人にどれを使っているか聞いて参考にする手もあります。いろいろとためしてみて、自分に最適と思えるアプリを見つけてください。
記事/セキュリテイナビ
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