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新しいコト 2022.01.18

大寒は耐寒『だから食べたい!寒気でできた食べ物のコト』

クリスマス・お正月も終わり、これから1年で一番寒さが厳しい季節を迎えますね。大人は年を重ねると寒さが身にしみますが、子どもたちは元気いっぱい。
今度は「もうすぐ節分だ!」と、豆まきや恵方巻きを今から楽しみにしています。

昔から私たち日本人は、四季を愛し、季節ごとの歳時や食べ物を大切にしてきたと思います。今は時代とともに簡素化され、行事などは行われる地域が限定されていることもあるようです。せっかく春夏秋冬が美しい日本に住んでいるのですから、季節を味わい、その時期に美味しい食材も楽しんで、日々の生活をより豊かにしていきたいですよね。

一年で最も寒い日と言われる「大寒」

春夏秋冬の4つの季節をさらに6つずつ分けたものを「二十四節気」と言います。
二月上旬の「立春」から約15日間ずつ区切り、24番目に当たるのが「大寒」(1月20日頃~2月3日頃まで)です。1月初旬の小寒から寒の入り、立春から寒の明けと言われ、この間にある最も寒い「大寒」が過ぎると暦の上では春へと向かいます。
この「大寒」の時期は1年で最も寒さが厳しく、寒稽古や寒中水泳等、耐寒のための行事が行われるのもこの時期です。また、大寒の朝の水は一年間腐らないといわれ、それを利用して長期保存を必要とする日本酒や味噌等の発酵食品の仕込みを始めるそうです。
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大寒の時期に寒気を利用して作られる各地の伝統食材

私の母の秋田の実家ではこの時期、軒下にカラフルな「干し餅」を吊るす光景が良く見られたそうです。
つきたての餅に砂糖や食紅等を加えて一晩乾燥させ、餅を切り分けて紐で編み、水につけたあと寒気を利用して乾燥させ、子どもの頃は学校から帰ってくると吊るしてある干し餅を取って、そのままおやつとして食べていたようです。年々干し餅を作る家庭も減りつつありますが、お土産コーナー等では今でも見かけます。そのまま食べるだけでなく、ストーブであぶったり、素揚げしたり、食べ方も色々楽しめます。
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(参考:http://www.akita-gt.org/461/akita-mochi.html

新潟県の伝統調味料である「かんずり」の製法工程である雪さらしも、毎年大寒の日に始めるそうです。
唐辛子の甘みを引き出すために、真っ赤な唐辛子を真っ白な雪の上にさらすこの光景はぜひ生で見てみたいものです。その他、凍み豆腐(高野豆腐)、切干大根、干し柿、干し芋、棒寒天、沢庵など、寒気を利用して作る食材はたくさんあります。季節や地域の気候を上手に利用して保存食を作り、食料を確保することで作られた日本の食文化の奥深さを感じますね。

寒さを生かして作られた食材で、耐寒の体作りを!

地域の特性や風土を生かして作られた伝統食材には、長い時間をかけて育まれた、命をつなぐ知恵の深さを感じます。そして、寒気の中で耐え忍び、その寒気すらも取りこんで出来上がる食材にはたくましさすら感じられますね。この時期は、そんな食材をたくさん取り入れて丈夫な体作りをしていきましょう。

凍み豆腐は、地域によっては高野豆腐や凍り豆腐とも呼ばれ、スーパー等で手軽に手に入ります。が、一方で触感が苦手な子どもも多いようです。そこで、子どもにも食べやすい高野豆腐を使ったおやつを紹介します。

高野豆腐でフレンチトースト!

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<作り方>

・フライパンに牛乳と砂糖を合わせて沸騰させ、高野豆腐を入れ、数分煮て染み込ませます。砂糖はお好みの量で。
・柔らかくなった高野豆腐を食べやすい大きさにカットし、溶き卵の中に浸します(裏返して、両面で30分ほど)。
・フライパンでフレンチトーストの要領で焼いていきます。
・シロップをかけて完成!

シロップはお好みで、そのままでも甘くておいしいですよ。パンのフレンチトーストにも負けない食べやすさですし、何よりもヘルシーですね。その他にも、高野豆腐でラスクやかりんとう、クッキー等、アイデア次第でおやつのバリエーションは増えそうなので、子どもと一緒に楽しみながらチャレンジしてみてください。

子どもの頃から日本の季節や行事に興味を持って知ってもらいたい

子どもたちの毎日には「なんで?」「どうして?」がいっぱい。季節を意識すると、その中で感じる発見や疑問もたくさんあります。子どもたちには、知りたいと思った時に自発的に学べる環境を作っておいてあげたいと思います。
高野豆腐のフレンチトーストの仕込みをしながら、二十四節気や季節の食材の話をしていると、「大寒ってなに?」「高野豆腐の「こうや」って?」など、質問攻めに。大人でも即答できないことも多いですよね・・・。自分で調べてみるように促すと、タブレットで学研ゼミの学研デジタル百科事典+で何やら調べて、
「大寒って、一年のうちで一番寒い日なんだって!」
と得意気に教えてくれました。
こうやって、自分で調べる習慣が身につくと、興味もどんどん広がっていくと感じます。
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最近では、除夜の鐘がうるさいと近隣住民から苦情があり、夜ではなく昼につくことになったお寺があったり、事故や感染防止の観点で餅つき大会を中止にする場合があるなど、時代とともに日本古来の伝統行事が簡素化され、見直されることも増えてきたようです。

それでも昔から伝わる食文化の歴史や無病息災や繁栄を願って行われてきた行事の由来等を知ると、やはり後世に残していきたいと感じます。子どもにもできる限り、伝えて行きたいですね。

記事/ママトコライター
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