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食のコト 2017.03.10

子どもにも食べさせたい『山菜の芽吹きから感じる季節のこと』

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「ねぇ、ママ!この茶色のは何?食べられる?」
外食のテーブルに出てきたナムルの中のゼンマイを不思議そうに見ていた我が家の小1の娘にこう尋ねられました。確かに!我が家の食卓には一度も上ったことがない食材でした。
みなさんも、まだ出会ったことのない食材、山菜はありますか?

ゼンマイとの遭遇?!

実は娘がまだ小さかった頃、キンピラゴボウを気に入って沢山平らげた直後、口の周りが赤く腫れてしまいました。当時慌てて調べてみると、原因はどうやらゴボウに含まれる「灰汁(アク)」。植物が本来外敵から身を守る為に持っている毒が「灰汁」の正体で、これによってアレルギー反応のような症状を引き起こすことがあります。まだ内蔵が成長しきっていない子どもにとっては、消化吸収の際には負担になることも。山菜には灰汁が多く含まれていて、それが独特の「えぐみ」や風味という良さでもあり、また身体の抵抗力を強めていくための効果でもあるのですが、私自身普段扱い慣れない食材であることも手伝って、娘が小さいうちはあえて避けてきた食材だったのでした。
ナムルに入っていたゼンマイを食べてみて、「見た目はあまり好きじゃないけど意外と美味しいね」という一丁前のコメントを残した娘。
随分大人の味覚に近づいたものだと成長を感じたと同時に、すっかり加工されて風味が失われた山菜ではなくて、これからシーズンを迎える本物の山菜を知る機会を与えてあげたくなりました。

山菜の種類

山菜とは、山に自生する食べられるモノの総称で、芽吹きの季節、地中から枯葉の布団を押し上げて顔を出す姿は生命力に満ち溢れていますよね。春の山菜として代表的なものをいくつか挙げてみると、前述のゼンマイを始め、ワラビ、タラの芽、フキ、フキノトウ、ウド、タケノコ、字を見ただけでも鼻にツンとくるワサビもそうですね。今はすっかり都会暮らしの私ですが、小さい頃の実家は山の麓にあったせいで、春になるとフキノトウがニョキニョキ顔を出していました。
採ってきたフキを大きな鍋で灰汁抜きし、その皮をむくのは私の担当。指先にフキの香りが残るくらい、細長いフキの皮をペロリとめくるのが楽しくてついつい熱中していたことをとてもよく覚えています。
写真2 のコピー

すぐに行けない山菜採りの代わりに

「よし!じゃあ今からゼンマイ探しに山へでかけよう!」とすぐにでも子どもを連れて山に出られたらよいのですが、何せ都会暮らしの山菜初心者。山菜採りには、食べて良いモノと悪いモノの見分け方、生えているポイントなど、知らなければならないことが沢山あり、やはりその道に詳しい方の同伴がなければ気軽に山に分け入るのは危険でもあります。

さてどうしようか?
子どもでも申し込める山菜採りイベントに目を光らせながら、身近な山菜マスター探しの聞き込み調査はやってみるとして、気持ちが盛り上がっている今は、娘と一緒に山菜の下調べをしてみることにしました。我が家の手軽で強力な助っ人、学研ゼミのオンライン辞書「学研ニューワイド学習百科事典」の登場です!まずは実際食べた「ゼンマイ」から。調べてみると、写真付きでの解説が掲載されていました。
キャプチャ1 のコピー

次に「ワラビ」です。食べる時は、地中から芽をだしてすぐの状態で山から採ってきたものを食べることを伝えたのですが、ここで娘は「ゼンマイと葉っぱが同じに見えない?!」と大興奮。食べる時の姿しか記憶になかった食い意地ばかりの私にとっては、新たな発見になりました(笑)
キャプチャ2 のコピー

春の芽吹きと食育と

「いただきます!」
と言って子どもたちが目にする食材のひとつひとつが、人間と同じように生命を持ち、生まれ、育ち、子孫を増やし、そして枯れていきます。
春の芽吹きの季節は、まさに我が子がこの世に誕生して産声を上げ始めた時と同じように、植物たちにとっても生命のパワーが満ち溢れる時。
ぜひ皆さんのご家庭でも、「生命を頂くことの大切さ」をお子さまに伝えてあげてくださいね。

記事/ここるくライター
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