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教育・子育て 2020.04.05

自然と触れ合おう『体験学習から気がつくまなび』

昔の中国の『荀⼦』にこんな⾔葉があり、『荀⼦(じゅんし)』(藤堂明保・監修「中国の古典」/学研)によれば、以下のような意味だそうです

「聞かざるは之(これ)を聞くに若(し)かず。
之を聞くは之を⾒るに若かず。
之を⾒るは之を知るに若かず。
之を知るは之を⾏うに若かず。
学(がく)は之を⾏うに⾄りて⽌(や)む。」

 

意味:
「聞かないことは、聞くことに及ばない。
しかし、聞くことは見ることには及ばない。
⾒ることは、その意味を知ることに及ばない。
しかし、その意味を知ることは、これを実践することには及ばないのだ。
学問とは、知見を実践することによって完成する。」

これに似た言葉で「聞いたことは10%くらいしか記憶残らないが、自分でやったことは90%くらい残る」というような言葉を聞いたことがあります。調べた限りこれに関する調査結果などがあるわけではないようですが、この言葉を聞いた時、感覚的に妙に納得するものがありました。

誰かの意見や経験を聞くことは、知識や見聞を増やすためには有効ですが、本当に「役に立つ」「身に付いた」と感じる知識というのは、自分自身でやったこと、特にやったことによって失敗したり苦労した「体験」で得た知識である、と感じます。大人にとってもそうなのですから、子どもたちには、なるべく小さいうちから、自分で体験することを通じて、たくさんの「濃い学び」の機会を持たせてあげたいと日頃から思います。

一口に「体験学習」と言っても、色々あります

「体験学習」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか。

<プログラミング&ロボット系>

ここ数年人気があるのは、子ども向けのプログラミング。子ども向けのものは、プログラミングの技術を習得する、というよりも、論理的に考える思考を身につけたり、ものづくりの基礎を理解するのに役立つといいます。我が家の息子も小学校一年生の時に体験してみましたが、まだタイピングできなくても、スクラッチという子ども向けプログラミング言語のツールでマウスで操作して簡単なゲームを作り、大好きなゲームはこういう原理で動いているんだと初めて知って驚いた様子でした。実際に手を動かしてみないと、「説明」だけではわからないことかもしれませんね。子どもにもよると思いますが、アルファベットに親しんだ年齢(高学年くらい)になると、さらにより効果的に学べるのではないでしょうか。
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<職業体験系>

キッザニアのような職業体験施設も最近ではいくつかありますが、企業や様々な団体も、工場や空港、仕事現場での見学・体験教室など、プログラムを提供しています。これからの季節、ゴールデンウィークや夏休みにはよりたくさん開催されることでしょう。子供たちに将来どんな職業に就きたいかを聞くと、憧れ系(プロスポーツ選手やアイドルなど)を除くと、親や身近な人がついている職業をあげる場合が多いそうで、やはり仕事の現場や具体的なそこで働く人物像に接していないと、候補に上がりにくいのではないかと思います。なるべくたくさんの職業の現場に行き、体験したり、そこにいる人に会うことが、将来の選択肢を広げていくことにつながるのではないでしょうか。
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<自然に触れ合う系>

長野県や山梨県など、首都圏からアクセスの良い自然豊かな地域では、虫取りや川遊び、山歩き、探検など様々な体験学習教室がたくさん行われています。春〜秋には農作業体験、冬にはスキーも自然の中での体験学習のひとつですね。内閣府の調査によると、小中学生時代の体験が豊富な大人ほど、意欲・関心や規範意識が高い人が多く、学力の面では、自然の中で遊んだことや自然観察をしたことがある小中学生のほうが「全国学力・学習状況調査」での理科の平均正答率が高いそうです。(出典:平成25年版 子ども・若者白書(内閣府)
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子どもはもともと自然の中で遊ぶことが好きですから、それが「体験学習」であることを伝えなくても、教室の外で体を使って色々な体験をすることで、自然の現象やその地域の生き物・食べ物・地形・文化など、様々なものに興味を持ち、それらを学ぶ楽しさと必要性に気づくことでしょう。学習意欲は、教室の中ではなく、教室の外で芽生えて、持ち帰るものなのかもしれないと感じます。

さまざまな体験学習の情報を集めよう

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こういった体験学習の機会は、学研ゼミの「保護者向けニュース&コラム」の中で多数紹介されています。プログラミング、職業体験、自然体験など、幅広い種類の体験学習を経験することで、子どもたちの将来の選択肢を広げていきたいですね。これからは屋外での活動に最適な季節。特に自然の中の体験で、子どもの中の学習意欲を刺激したいですね!

記事/ママトコライター
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