
安心・安全!30分で作れる『自家製ハンドクリーム』
目次
ペンキやニスといったものから、ボンドや木材、布など、様々な素材を扱うDIY。素材によっては肌と合わず、手荒れを招くことも。
そんなときに欠かせないのが、肌の潤いを保つハンドクリームです。せっかくDIYが好きなら、ハンドクリームも天然素材で自作してみませんか?DIYでも活躍する蜜蝋と、家にあるオリーブオイルを使えば、とっても簡単&短時間で作ることができるんです。
『自家製ハンドクリーム』の材料と道具
■蜜蝋…2g
■植物オイル…10ml(今回は食用オリーブオイルを使用)
■はかり
■耐熱容器
■フライパン
■マドラー
■クリームジャー
ちなみに蜜蝋とは、はちみつを採取したあとのハチの巣から作られた蝋のこと。ミツバチが作った天然素材の蝋です。同じ蝋でも、100円均一などで売っているロウソクの原料は、パラフィンワックスと言い、石油が原料。全く素材が違うので、間違えずに蜜蝋を使ってくださいね。
『自家製ハンドクリーム』の作り方
STEP.01 材料を量る
こまめに目盛りを見つつ、およそ2gになるところで手を止めます。
次はオリーブオイルを投入します。慎重に、目盛りを確認しながら加えていきましょう。全体でおよそ12gになったところで、計量完了です。
今回のアイテムは、ぴったりの数値で計量しなくても大丈夫。ちょっと多すぎたり少なすぎたりしても、ハンドクリームは完成するので安心してください。ちなみに蜜蝋が多いと固いクリームになります。もし固すぎたときは、オイルを足してやり直してみましょう。
STEP.02 材料を湯煎にかける
フライパンに水を入れて沸騰させます。沸騰したら、火傷しないように気を付けつつ、材料を湯煎にかけます。慌てずゆっくり溶かしていきましょう。ポイントは、オイルと蜜蝋をなじませるように意識することです。
ちなみに蜜蝋の融点はおそよ65~70度。しばらくすると、すうーっと蜜蝋が減り始めます。オイル自体の色も、徐々に蜜蝋色に近づいていきますよ。慌てて引きあげず、最後まで蜜蝋とオイルをなじませながら、溶かしきりましょう。
完全に液体になれば完成です。オリーブオイルだけより、ちょっと色が濃くなりましたね。少ない分量だからか、5分程度で出来てしまいました!
STEP.03 クリームジャーに移す
あとは、クリームジャーに中身を移せば完成です。早速、溶かした液体をクリームジャーにポタポタ……。
15分ほど冷まして、完全に固まったら、蜜蝋×オリーブオイルの自家製ハンドクリームの完成です!
クリームジャーをシールやペンでデコれば、贈り物にもよさそうですね。好みの香りのエッセンシャルオイルを加えて、お気に入りの香りにアレンジすることもできますよ。
『自家製ハンドクリーム』使い心地はどうかな?
見た目がどれだけよくても、実際にハンドクリームとして機能しなければ意味がありませんね。
使い心地は、市販のハンドクリームより、ややしっかりとした素材感。やわらかめがお好みの方は、オイルを少し多めにして作ってみてくださいね。
こちらのレシピだと、通常よりもしっかりと刷り込む必要があるので、手の血行促進にもよさそうと感じました。指先が冷えていたのですが、これを使い続ければ、温かい手になれそう。ということで、ちょっと固いけど、あえてこのまま使おうかなと思っています。
好みにアレンジして、『自家製ハンドクリーム』を自由に楽しみましょう
自分のためにも、贈り物にもぴったりな自家製ハンドクリーム。例えばオリーブオイルをマカダミアナッツオイルなどにしたら香ばしい香りに変化しそうですし、アロマオイルをプラスすれば、癒やしアイテムに。クリームジャーもいろいろカスタマイズできそうなので、手作り好きにはたまらないアイテムです。
慣れれば30分もかからずに作れると思うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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いいクリームができたらプレゼントしたくなるのでしょうが、
自家製ハンドクリームを贈り物にすることは医薬品医療機器等法(旧 薬事法)で禁じられています。
お気をつけください。