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2017.06.30

はまる子どもも続出『プログラミングの魅力とは』

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2020年度から小学校でも「プログラミング教育」が必修化されることをご存知ですか?社会のIT化に対応した学習指導要領の改訂に伴い、プログラミングが現存の科目の一部として取り入れられることになるようです。

私はこのニュースを最初に耳にした時、とてもワクワクした気持ちになりました。なぜなら義務教育がようやく大きく変わろうとしているのだと思ったからです。私たちが子ども時代に実際に体験し、今も続いている「答えの決まった学習」だけでは、プログラミング教育は決して成り立たないと感じていました。「子どもたちが自ら考えて生み出す力を養う」ことこそがプログラミング教育であるはずだからです。

プログラミングとは何か?

改めて調べてみると、プログラミングとは「コンピューターのプログラムを作成すること。すなわち、プログラムを設計し、それをプログラム言語によって記述し、テストを行い、誤りの検出と訂正を行うことをいう。(※1)」とあります。コンピューターに何かの動作をさせたい場合、コンピューターが分かる言葉で正確に指令を与えなければなりません。例えば、今この記事を手元のスクリーンを通して読んでいるまさに今、コンピューターにはテキストの内容だけでなく、「何色の文字を、どのくらいのサイズで、どんな行間で表示する」というような細かい指令もプログラミングされており、だからこそこのように見えています。アプリにしても、ゲームにしても、全てがこの「プログラミング」で成り立っているのですね。

子ども向けプログラミング学習環境「Scratch」とそれに「はまる」理由

世界的に開発~利用されている子ども向けのプログラミング教材は、英語や記号の羅列で表現されるプログラミング言語や構文を暗記した上で進めていくものではなく、簡単なマウス操作で視覚的にプログラミングを行う「ビジュアルプログラミング」の手法が用いられています。
中でも有名なのがマサチューセッツ工科大学メディアラボで開発された「Scratch」という無料のオンラインシステムです。(https://scratch.mit.edu/
photo2 のコピー例えば、画像左側のネコを動かすために、1つずつの指令が入ったブロックを右側のスクリプトエリアにマウスでドラッグ&ドロップし、色々な指令のブロックを組み合わせることで、ネコの動きをプログラミングすることができるという仕組み。このブロックの組み合わせを様々に変えて繋げていけば、アニメーションやゲームが出来上がります。子どもたちがイマジネーションを働かせて生み出した楽しい「作品」は同じくこの「Scratch」のページにどんどん公開されていき、交流の場にもなっています。
最近ではこの「Scratch」を利用した習い事教室が人気を博しているそうですが、それは親側の「将来のために」という気持ちと、子ども側の「ゲームって自分で作れるの?!楽しい!もっとやりたい!」という遊びの延長線上の感覚が見事に合致するからなのではないでしょうか。

みなさんのプログラミングの体験シーンや感想は、学研ゼミのInstagramで「#学研ゼミ」「#プログラミング」と投稿してみてください。ほかの人が実際の体験してみた感想やそのメリット、子育ての仕方の参考になる情報が見つかるかもしれませんよ。

プログラミングで養われる力

photo3 のコピー
AI(=人工知能)が加速度的に進化している今、子ども達が大人になって迎える世界は一体どんなものになるのでしょうか?これはあくまで私の想像ですが、ひたすら教科書を暗記して高得点を積み重ね、ランクの高い大学を目指している今の学歴至上主義のシステムは、このAIの台頭によって終わりを告げるのではないかと思います。暗記力ならばAIの方が人間より何十倍も何百倍も優れているはずです。人間に求められているのは知識の詰め込みではなく、知識を繋げて物事を創造していくことです。プログラミングの根本は、「こういうことを実現したい、そのためには何が必要か?」を論理的に構築して試行錯誤していくことですから、このトレーニングを小さい時から鍛え続けることで、未来を生きる子どもたちに必要な力が自然と身についていくのではないかと思っています。

2020年からのプログラミング教育で、より時代に即した学びの姿勢が根付いていくことが楽しみですね。

※1 引用:小学館「日本大百科全書(ニッポニカ)」

記事/ここるくライター
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