
100人100色ー自分の感性を大切に、場所や時間に縛られず自由に生きる。アクセサリーデザイナーー照井窓日さんのお話
目次
- 1 −−照井さんのお住まいはどちらですか?
- 2 −−これまでのキャリアについて教えてください。
- 3 −−これまでで一番忘れられない仕事のエピソードをお聞かせください。
- 4 −−これまでにぶつかった壁はありますか?
- 5 −−あなたにとって「働くこと」とはどういうことですか?
- 6 −−働いている時のあなたを「色」にたとえると?
- 7 −−これからチャレンジしたいことは何ですか?
- 8 −−日課や習慣にしていることはありますか?
- 9 −−あなたなりの息抜きやストレス発散の方法を教えてください。
- 10 −−あなたの生活の中でのこだわりや、お気に入りは何ですか?
- 11 −−幸せだと思う時間や瞬間はどんなときですか?
- 12 −−自分の人生で一番大切にしていることはなんですか?
- 13 −−今後、あなたが「こうありたい」と思う姿について教えてください。
それぞれの立場、個々の考え方によって「働く」ことへのスタンスは異なります。正解なんてありません。
「100人100色」では、100人の「働く女性」に登場いただき、等身大の姿を語っていただきます。
年齢、環境、キャリア全ての背景が異なる人たちの100とおりの『想いや生き方』の中に、きっとあなた自身にとってのヒントが見えてくるはずです。
今回ご紹介するのは、東京都新宿区在住の照井窓日さん(30)です。IT系企業勤務を経て、現在はアクセサリーデザイナーとして活躍する照井さん。趣味で制作していたアクセサリーがインスタグラムを通じて人気となり、オーダーを受けるようになりました。アクセサリーデザインのほか、ビジューアクセサリーのハンドメイド教室を主宰する照井さんの、仕事に対する想いとライフスタイルについて伺いました。
−−照井さんのお住まいはどちらですか?
新宿区に住んでいます。オーダーアクセサリーの打ち合わせやレッスンの開催で出かけることが多いので、活動しやすいこの場所が気に入っています。
−−これまでのキャリアについて教えてください。
デザイナーとしての活動をスタートする前はITの提案営業系の会社に勤めていました。大学を出てから新卒で入った会社で、営業や新卒採用担当、販促担当など様々な職種を経験しました。やりたいと思ったことは積極的に経験させてくれる会社だったので、約6年半在職した中で本当にたくさんチャレンジし、自分の幅を広げることができた時間だったなと感じます。
企業に勤めながら趣味でスタートしたアクセサリー作りでしたが、作品をインスタグラムで発信していたところ注文をいただけるようになり、だんだんと仕事になっていきました。現在はアクセサリーのデザイン製作と、レッスンを開催しています。
−−これまでで一番忘れられない仕事のエピソードをお聞かせください。
プロポーズに渡すためのアクセサリーをオーダーいただいたことです。
エンゲージリングは一緒に探したいので、プロポーズ時に想いのこもったアクセサリーを用意したいとのご依頼でご相談をいただきました。その相手はなんと前職で採用担当をしていた際に出会った取引先の方だったことも、とても嬉しかったです。彼女への今の想い、数年後の二人への想いをじっくり聞かせていただき、その想いに感動しながらデザインを起こしていきました。
−−これまでにぶつかった壁はありますか?
アクセサリーのデザインをする上で、全くアイディアが浮かばなくなった時期がありました。そのときはもがいて無理やりにでも作ろうとしましたが、全く可愛いものが作れずにとても落ち込みました……その時に思い切って全てをストップし、大好きな場所であるハワイに向かいました。
明るいお日様の下、綺麗な海や緑を見て、優しい笑顔の人たちに囲まれて……そんな毎日を過ごすうちに忘れてかけていた自分の感性が戻ってきたようで、強制でも焦りでもなく、「作りたい」という思いが自然に戻ってきて、今に至ります。
−−あなたにとって「働くこと」とはどういうことですか?
「人生を謳歌すること」そのものです。心からワクワクすることをそのまま行動にし、そこに人が集まり、心を通わせて一緒に幸せを感じる。そのプロセスと結果が、周囲からは仕事になって見えている。そんな感覚です。
−−働いている時のあなたを「色」にたとえると?
黄色。とってもエネルギーが溢れてくるからです。眩しい色ではなく、一緒にいてくれる方はほっこり暖かい気持ちになってしまうような……そんな色で仕事ができていたらいいなと思います。
−−これからチャレンジしたいことは何ですか?
作ったアクセサリーを、もっとたくさんの方に届けたいです。カラフルでキラキラしたアクセサリーは見ているだけでも元気が出てくるので、自分を大切にすることをしばらく忘れてしまっている方にももっと届けていきたいと思っています。また、アクセサリーのレッスンを東京以外の場所や、海外でも開催したいです!
−−日課や習慣にしていることはありますか?
朝起きたら、コーヒーを飲みながら心地よい音楽を聞くことです。朝起きたてのまだぼーっとしている時に、「世界は楽しくて幸せな場所だ」と思い出すための時間を持っています。
−−あなたなりの息抜きやストレス発散の方法を教えてください。
息抜きはコスメを見に行ったり、美容鍼を受けたり、美容院に行ったり……あとはファッションも好きなのでお洋服を見にいくのも大好きです。きっと、綺麗になるためのアクションやそのために存在しているグッズの存在が心から好きなのだと思います。
−−あなたの生活の中でのこだわりや、お気に入りは何ですか?
心地よいと感じる場所に身を置くことです。代官山の雰囲気が大好きで、シェアオフィスを代官山TENOHAに借りています。そこに集まる人たちはみんな穏やかに毎日を楽しんでいて、風が抜けて木が揺れる音がして……そんな空間に身を置いていると、自然とアイディアが湧いてきます。
−−幸せだと思う時間や瞬間はどんなときですか?
朝起きて青空を見ながらコーヒーを飲む時間と、大切な人と語りながらゆっくりとご飯を食べる時間です。大切な友だちも多いので、みんなで同じテーブルを囲む時間もとても大好きです。
−−自分の人生で一番大切にしていることはなんですか?
心地よさをきちんと求めること。自分の才能で生きること。大切なものや人をしっかりと行動で大切にすること。全てにおいて制約を設けないこと。
−−今後、あなたが「こうありたい」と思う姿について教えてください。
場所にも時間にも縛られない毎日を過ごしたいなと思っています。東京もとっても素敵な場所ですが、心が踊る場所は世界中にたくさんあるので、心がおもむくままに色々な場所に出向いて毎日を過ごしていきたいです。その中でもハワイは心から大好きな場所なので、行き来する生活が理想です。ハワイでもアクセサリーデザインやレッスンの仕事ができたら最高ですね。受けるインスピレーションを日々新鮮なものにしていきたいです。
このライフスタイルを実現するためには、自分自身に発信力とコンテンツ力を持つことが大切だと思っています。不得意なことでチャレンジするつもりは無く、好きなこと、ワクワクすることをいかに自分の専門分野として確立していけるか、それを発信していくルートを創り出すかが最重要だと思っています。
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自然体のライフスタイルを大切に生きる照井さん。「時間や場所に縛られない毎日を過ごしたい」と語りますが、仕事に対する姿勢には、「アクセサリーデザイナーとしての専門性を確立する」という芯の通った意志を感じました。自由を得るために、自分の得意分野を高めて発信していくという照井さんの仕事観やバランス感覚は、ライフスタイルを考える上で大いに参考になるのではないでしょうか。
取材・記事/
いろんな女性の働く・暮らすを知ること 『100人100色』は、SAISON CHIENOWAとケノコトの共同記事です。
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「新しい働き方と暮らし」をコンセプトにしたキュレーションメディアです。
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