得するコト得するコト
まめ知識 2017.05.01

書き出してみると見えてくる『やりたいコトを引き寄せるコツ』

皆さんはやりたいコトはありますか?仕事や育児、家事など毎日を忙しく過ごしていると、自分は何がやりたいのか忘れがち。そんな時は、書き出してみるといいのかも。そうすることで、何かが始まるかもしれませんよ。

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親業インストラクターになる、講座や講演会をする、本を書く、家を建てる、フランスに行く、年に一度は家族旅行をする、世界一周旅行をする――。
これは私が数年前に作った、10年間でやりたいことのリストだ。一見するとどれもかなえるのが難しそうに思えるけれど、最後の一つ以外はもう実現してしまった。2人の子どもを育てながら仕事もしているから、それほどたくさん時間があるわけでもない。それでもかなえられたのは、幸運もあるけれど、私なりのコツもあったと思う。

書くことのメリット―『やりたいコトを引き寄せるコツ』

皆さんは自分のやりたいことがどんなことでいくつかあるのか、はっきりしているだろうか。

自分自身のことだから、わかっていて当たり前と思うかもしれない。でも、何かをやりたいとぼんやり浮かぶことがあっても、毎日の生活にまぎれてしまうことも実は多い。それに小さい子どもがいたり、おカネや時間のかかったりすることだと、最初から無理だと無意識に切り捨ててしまう場合もある。

それではもったいない。小さなチャンスは意外とたくさんあって、それが積み重なって夢は実現に近づいていく。でも自分のやりたいことがぼんやりしていると、そのチャンスに気付くことさえできなくなってしまう。

「やりたいことリスト」を書くコト―『やりたいコトを引き寄せるコツ』

私は「親業インストラクター」として活動している。「親業」とは親としての役割のこと。講座や講演会を開いて、子育てに悩む人たちにコミュニケーションのコツを伝えるのが私たちインストラクターの仕事だ。冒頭のリストは、私自身が親業の講座を受けていた時に課題として作ったものだった。

リストを作ろうとペンを片手にノートに向かっても、最初はなかなか進まなかった。「妻としての役割もあるし、子どももいる。それに二女の真心には『福山型筋ジストロフィー』という先天性の病気がある。日常生活のすべてに誰かの手助けが必要で、進行性だからこれからどんな生活になるかわからない。そう考えると、自分の夢なんてとても無理」と躊躇してしまったのだ。でもそうしたことをいったん横に置いて自由に思い浮かべてみたら、次々とやりたいことが出てきて、最終的にリストの7つにまとまった。

もちろん現実的には、誰でもいろいろな事情を抱えているから、まったくの自由というわけにはいかない。でも書き出すことで、自分にはこんな夢があったのかと気付くこともあるし、文字にすると忘れなくなる。それに書くときは、「~する!」と断言する書き方にすると、自分の中での覚悟になって行動にもつながる。それはきっと、実現のチャンスを引き寄せる役に立つはずだ。

計画を立てすぎない―『やりたいコトを引き寄せるコツ』

やりたいことがはっきりしたら、あとはそれをかなえるだけ。しっかりした計画を立ててコツコツと努力していくという方法もあるけれど、「いつどうやって実現させるか」を“決め付けない”ことも意外と大切だ。
書き出してみると見えてくる『やりたいコトを引き寄せるコツ』葉
Photo by MARIA
5つめに挙げた「フランスに行く」という夢は、思いがけない形で実現した。フランスに行くにはおカネもかかるし、旅行の間に子どもたちをどうするかという問題もある。子育て中のお母さんである私にはハードルが高く、「いつかかなったらいいなぁ」というくらいの夢だった。

ところが数年前、そのチャンスが突然やってきた。経営学修士の資格を取るために大学院生活を送った夫は、プログラムを修了したときに「1年間好きにさせてくれたから、恩返しをしたい」と、フランスへ行くという夢をかなえるサポートをしてくれることになったのだ。

家族4人分の余裕はないから行くのは私1人だけにして、旅費は夫が「お小遣い」をくれた。そして旅行中の子どもたちの世話は、近くに住む姉も協力してくれることになった。こうしておカネと子どもたちという問題がうまく解消して、私は無事にフランスへと旅立つことができた。
書き出してみると見えてくる『やりたいコトを引き寄せるコツ』飛行機
Photo by MARIA

もし私が、「フランスに行くのはこの時期」で「おカネを貯めて自力で行く」と決め付けていたら、チャンスを逃していたかもしれない。人生はいつ何が起こるかわからない。時には計画を立てないことが、実現につながることもある。

それに時にはほかの人の力を借りてもいいと思う。夢の実現に向けて一人でコツコツ頑張ることも必要だけれど、自分の力だけでは限界がある。気が引けるという人もいるかもしれないけれど、自分も相手のやりたいことに協力すればいいのだ。

ちなみに、今のわが家の夢は、家族でディズニークルーズに行くこと。周りに言ったりメールに書き添えたりしていたら、いろいろな情報が集まって現実味が出てきた。実現する日も近いかもしれない。

文/加藤 さくら
記事/ハレタル
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