
日常の中に音楽を〜ケミカルボリュームの過ぎてゆく春の今聞きたい一曲『OK』~
何の変哲もない日常の風景。
誰かに話すまでもないけれど、湧いては消えていくふと思い浮かぶ気持ち。
「ケミカルボリューム」の音楽は、そんな何気ない毎日の瞬間を切り取って、すこし特別なものに変えてくれる不思議な力を持っています。
とある地方都市でサラリーマンをしながら、アフター5と土日祝日で曲作りをしている、ユニークなライフスタイルの宅録ユニット、通称≪ケミボ≫。
日々を大切にしながら、その日々の中の気づきを形にし続ける彼ら。そんな彼らの手から生まれる楽曲のバックグラウンドを知ると、ケミボの本質が見えてくるかもしれません。
今回ご紹介する一曲『OK』。どんな想いからできた曲なのでしょうか。
誰も間違ってない。だから、すぐに感情で反応しない。一呼吸おこう。
人の言う事を素直に聞くのはとても難しいと思うことがあります。
自分のためを思って言ってくれたことでも、耳に痛いことを言われると抵抗したくなったり拒否したくなったり。まだまだ心が狭いなと感じながらも素直になれない自分がいたりします。そんな時、思ってもないのに嫌なことを言ってしまったり、きつく言い返したり、相手を傷つけてしまいとても後悔したことがあります。
みなさんはどうでしょうか?
「ごめんなさい」や「ありがとう」が言い辛くなって有耶無耶にしてしまうと、ずっと心に引っ掛かります。
一呼吸おくこと。昔職場の上司に教わったことです。人間関係でも仕事でも遊びでも、一呼吸置くこと。すぐに感情で反応してしまわないように、一度飲み込んでから落ち着いて行動しましょうと言われました。ようやくその意味も理解して行動できるようになってきた気がします。一呼吸置くことで想像以上に助けられてきました。
それでもやはり時々はイライラしてしまい、ついムキになってしまうこともありますが(笑)。誰かと意見がぶつかる時は、自分で話を難しくしてしまったり、難しく考えてしまうのかもしれません。後で冷静に考えたら、案外簡単だったり単純だったりということが多いと気付きました。人は周りの人によって気付かされたり助けられたり、たまに傷付けたり傷つけられたりしながら日々生きているんでしょう。あまり悩まず気楽に歩いて行けたらいいですね。それでOK。誰も間違ってなんかないよ。
OK
確かに そう 君は間違ってないよ 確かに そう 君が言う通りだったよ
きっとまだ 不安な目で 互いの距離さえ
図れないまま でも 心配はないよ
確かに そう 君は間違ってないよ 確かに そう 君が言う通りだったよ
さっきまで 不安な目で 思ってもないことを
言ったりしたけれど でも 本心じゃないよ
簡単なことだ もう考えなくていいな 簡単なことだ ほら
さっきまで 不安な目で 思ってもないことを
言ったりしたけれど でも 本心じゃないよ
簡単なことだ もう考えなくていいな 簡単なことだ ほら ねえ?
簡単なことだ もう考えなくていいな 簡単なことだ ほら
確かに そう 君は間違ってないよ 確かに そう 君は・・・
人から言われたことに過剰に反応してしまう。
そういう時は、言われたことが図星か、自分のことを自分で認め、信じられていない時。自己肯定できていない時。
だから、過剰に反応しそうになったら深呼吸しよう。ゆっくりと飲み物を入れて飲むのもいい。花の香りを嗅いだりするのもいい。
そして、そう反応しそうになった理由を探すチャンスだと思おう。きっと一皮むけたり、ステップを踏める機会になる。
そんな風に考えることができれば、思わず感情的に反応してしまいそうになる出来事も、自分のことを知れ、そして相手はそんな風に思うんだなーと思うだけでことは済むようになる。
あなたもそのままでよくて、相手がどう思うかも相手の自由なのだ。誰も間違っていない。
そんな大切なことを知った時のことをこの曲は思い出させてくれました。
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Chemical Volume / OK Short Ver/ライフスタイルミュージック
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記事・歌詞 / Chemical Volume(ケミカルボリューム)
映像 / 渡邉高章
書 / 愉咲
モットーは「自分たちの力量、環境、機材でできることしかやらない」。
地方都市でサラリーマンをしながら、アフター5と土日祝で音楽を作っている宅録ユニット。
公式ホームページ
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ケミボチャンネル(YouTube)
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BonjourMoi même randonneuse, de La Penne sur Ouvèze, depuis Mars 2012j’ai beaucoup aimé cet article..Encore de nombreuses et longues marches pour Étienne, un homme à suv3reRi0;Bonne journée à tous.