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まめ知識 2017.05.23

身近な医療機器『気をつけたいコンタクトレンズのコト』

多くの方が愛用している、コンタクトレンズ。視力が悪くなくても、カラーコンタクトレンズなどファッションで楽しむ方も増えていますね。そんな身近な存在のコンタクトレンズも、実は高度な医療機器のひとつ。取扱いを誤ると、最悪失明してしまうこともあるのだとか。
正しくコンタクトレンズのコトを知って、上手にお付き合いしていきたいですね。

コンタクトは「高度管理医療機器」-『気をつけたいコンタクトレンズのコト』

インターネット販売もあり、今や手軽に購入、使用できるコンタクトレンズだが、実は人工透析器や心臓用ペースメーカーと同じ「高度管理医療機器」に分類されるほど、身体に影響を及ぼすものであることをご存知だろうか。
ワンデータイプを何日も付けている、保存液をきちんと取りかえていないなど、心当たりがある人は要注意だ。取り扱いや洗浄を正しく行わなかったり、眼に起きた異常を放置しておいたりすると、最悪は失明の可能性もある。装用による酸素不足と感染症、角膜(いわゆる「黒目」の部分のこと)が傷つくことがおもな問題となるが、どんな病気を招いてしまうのだろうか。

コンタクトが原因で起こる眼の病気とは?-『気をつけたいコンタクトレンズのコト』

コンタクトレンズ装用が引き起こす、代表的な疾患には、以下のようなものがある。

角膜びらん

眼の充血が起こり、角膜の上皮がはがれて内部が出てしまっている状態。コンタクト装用による酸素不足が原因となる。点眼治療すれば数日で治るが、再発性角膜上皮剥離になることがある。

角膜腫瘍

視力低下、充血、涙が出るなどの症状がある。角膜の上皮がはがれて、内部が傷ついている状態。放置すれば失明する可能性がある。コンタクトの汚れによる感染が原因で、点眼、内服薬で治療する。

角膜新生血管

充血、異物感がある。コンタクト装用による酸素不足から、角膜に酸素を送り込もうとして、本来ないはずの血管が角膜にできてしまう。進行すると、視覚障害や失明のおそれもあるが、軽症ならばコンタクトの使用を中止することで回復する。

巨大乳頭結膜炎

充血、異物感、目やになどの症状があらわれ、上まぶたの裏にブツブツしたものができる。コンタクトの汚れが原因であり、使用を中止し、点眼治療を行う。

角膜は、表面から上皮、実質、内皮の3つの層に分かれている。実質まで傷つくと傷跡が残り、明るさは認識できても、視力がほとんどない状態になるおそれがある。内皮は大切な水分調整をしている。加齢でその細胞は減っていくが、コンタクトの装用で酸素不足になると内皮の細胞がダメージを受けて変形・脱落し、減少が加速する。
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メガネと併用が基本、そして洗浄と保管をしっかりと-『気をつけたいコンタクトレンズのコト』

現代は、パソコンや冷暖房の影響でドライアイになりやすい。それに加え、コンタクトをつけていればさらに眼は酸素不足の状態に。まずはメガネで生活するのを基本にして、スポーツをするときや用途にあわせてコンタクトを使うのが理想的だ。ハード、ソフト、2週間交換、ワンデータイプなどがあるが、コンタクトを購入した際には注意事項をよく読んで必ず守ること。
使い捨て以外は、洗浄、保存をきちんとするのはもちろん、レンズケースも洗って清潔にしておこう。レンズの汚れであるタンパク質にアレルギー反応を起こすこともある。レンズケースは定期的に酵素洗浄剤や塩素系洗浄剤などを使ってタンパク除去をしておこう。また、定期的に眼科で検診することも大切だ。

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