
こまめなお手入れで畳のある暮らしを心地よく『< 基本&しみ抜き >畳のお手入れ方法』
目次
日本の暮らしに馴染む、畳。特にこれからの蒸し暑い季節には、素足で触れると気持ち良く、涼やかな気分になりますね。でも、畳ってお手入れが大変そう…と心配な方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな畳の日々のお手入れ方法についてお話します。実は、畳のお手入れはいたってシンプルなんですよ。こまめなお手入れで、快適に畳のある暮らしを営みましょう。
『畳の基本のお手入れ』【乾拭き】
畳は濡れた雑巾が苦手です。畳がにじむような余計な水分は、カビの原因になってしまいます。日々のお手入れは、こまめな掃除機がけと雑巾での乾拭きが基本。乾拭きには、綿の雑巾がおすすめです。また、お天気のいい日には、窓を開けて風を通しましょう。これからの湿度の高い季節には、窓を開けずエアコンなどの除湿機能を上手く使っていただくといいかもしれませんね。
他にも、ぎゅっとしぼった茶殻をまいてほうきで掃く、昔ながらのお手入れ方法もありますよ。ぜひ試してみてくださいね。
詳しくはこちら
日本の風土にあった天然素材『素足で過ごしたい畳のある生活とお手入れ法』
種類別『畳のしみ抜き法』
日々暮らしていく中で、食べ物や飲み物、化粧品や文房具など、いろいろな物が畳の上にこぼれます。こぼしてしまった物の種類によりますが、お手入れ可能な汚れもたくさんありますよ。今回は、おうちの中にあるこぼしてしまいがちなモノのしみ抜き法をご紹介します。いざという時に覚えておくと便利かも。参考にしてみてくださいね。
コ-ヒー、お茶、お酒、ジュース、醤油、ソース
こぼしてしまったらすぐに、タオルやティッシュで畳にしみ込まないうちに扱い取り、食塩をかけます。かけた食塩が湿ってきたら、使用済みの歯ブラシ等で畳の目に沿ってこすり、その後に掃除機をかけてください。
クレヨン、化粧品
畳に使用できる住宅用洗剤を、使用済みの歯ブラシ等に付けて、畳の目に沿ってこすリ落してください。その後、硬く絞った雑巾で水拭き、乾拭きを丁寧にしてください。
水溶性インク
ティッシュやペーパーなどで水分を吸い取り、牛乳を布に浸して拭き取ってください。その後、十分に硬く絞った雑巾で水拭き、乾拭きを繰り返してください。
こまめなお手入れで快適な畳生活を
「い草」という天然素材で作られている畳ですが、日々のお手入れはとっても簡単です。さらに、畳を敷いて数年程ですと、「裏返し」という方法で、畳縁のみ新しいものに交換しリフレッシュすることができます。また、5~7年ほど愛用したら、「表替え(おもてがえ)」という方法で畳表・畳縁を新しく交換すると、新しい畳に仕立てたようなすがすがしい気持ちで、また使い続けられますよ。これらのような長期間に一度の畳のリフレッシュも大切ですが、やはり重要なことは日々のお手入れ。丁寧なお手入れをすることで、畳床(畳の芯の部分)はなんと40~50年は使い続けられるのだとか。
畳だけに限らず、身近なモノを大切に使うことで、自然と心地よく丁寧な暮らしが育まれそう。あなたも、改めて暮らしに寄り添うモノたちのお手入れを、見つめ直してみませんか?
文/株式会社 モノフィールド
ホームページ
私達は株式会社モノフィールドを、本当に良いモノやサービスを提供できる会社に育てていきたいと考えております。
この情報が溢れている現代社会に “価値あるものに正当な評価を” 得れるようにして行くことが使命であると考えています。
これからも沢山の方々と交流を持ちながら、発展して行きたいと思います。
その他のおすすめ記事
改めて見直したい『日本の暮らしに寄り添うい草のコト』
ECOな暮らしを続けたい『畳からはじめる丁寧で自然な暮らし方』
子どもの健やかな成長を足から支える『七島い草草履で裸足生活』
このカテゴリの記事

すらっとした女性らしい指に!『ほっそり指やせ?見せ方上手のコツ』

ジューシーでふっくら!ホッケのおいしい焼き方とは?

安いステーキ肉を柔らかくする下ごしらえの方法とは?

『子どもと楽しむバーベキュー』で季節を味わおう!
関連記事

語り継ぎたい日本の食『”金のいぶき”からはじめるぷちぷち玄米生活』

【2月28日開催!】東京マラソンはこう走る!その1

心と身体を整える『ヨガと食養とマクロビオティックのコト』

発達・育児相談室から『「運動会がイヤ」そう言われたら』

「こ食」のコト知っていますか?食卓からコミュニケーションを

コメント