
女性の味方「わかめ」をたっぷりいただく『わかめ玄米ごはん』
目次
オーガニック料理で春におススメの海藻といえば【わかめ】
わかめは11月頃に発芽し、3月~5月に収穫できる、春が旬の海藻です。収穫されたわかめは、天日で乾燥させたり、塩漬けにして保存しておけば、一年を通して食べることができる、とても便利な食材ですね。
女性の味方【わかめ】
わかめの約80%の成分はアルギン酸と呼ばれる水溶性食物繊維で、残りの約20%がセルロースと呼ばれる不溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は、腸内で水に溶けて毒素を包み込み、体外に排出する効果のあるので、デトックス効果抜群!こんなにたっぷり水溶性食物繊維が含まれている食材は、なかなかありませんので、お腹の中からスッキリしたい方には、特におススメです。
他にも
フコキサンチン ⇒ 強い抗酸化力のあるカロテノイドの一種
フコイダン ⇒ 免疫力を高めたり、ウィルスの増殖を抑える働きがある
ビタミンB群
ビタミンA
ビタミンC
豊富な栄養成分があり、中でも海藻特有のフコキサンチンとフコイダンの力で、美肌をつくる効果が期待できるそうなのです。
旬のわかめを手軽にタップリと食べたい方におススメの方法は、ごはんに混ぜること!そこで今日は、ご飯が炊けてたらたった1分で出来上がる、わかめごはんのレシピをご紹介しますね♪
『わかめ玄米ごはん』材料 (4人前)
・オーガニック玄米 400㏄
・乾燥わかめ 8g
・水 玄米の1.25~1.3倍
・自然海塩 玄米1合に対してひとつまみ
『わかめ玄米ごはん』作り方
1.オーガニック玄米は軽く1~3回洗って、6時間以上浸水しておく。乾燥わかめは適当な大きさにちぎっておく
2.圧力鍋に浸水させた玄米を入れ炊く寸前に塩を加え、蓋をして強火にかける
3.圧が上がって1分位して圧が安定したら弱火にし、20分~23分炊く
4.炊き上がったら20秒程強火にかけ、コンロから降ろし圧力が落ちるまで放置しておく
5.圧力が落ちたら蓋を開けて、わかめを加えたら天地返をする
6.再び蓋をして1分置き、わかめがふやけたら出来上がり!
美味しく炊けたわかめごはんをさらに美味しくいただくために、白ゴマ塩を作りましょう。
『胡麻塩~春バージョン』作り方(1回分)
・自然海塩 大さじ1/2
・白煎りごま 大さじ9
『胡麻塩~春バージョン』作り方
1.塩大さじは、中火で水分がなくなるまで乾煎りする
2.1をすり鉢に入れてよく擂る
3.胡麻大さじ9(8)を、中火でいい香りがしてくるまで乾煎りする
4.2に胡麻を加えて混ぜる。このとき胡麻は8分目位まで擂る
オーガニック料理ソムリエが教える「ごま塩」と美味しく付き合う方法
ごまは擂りきってしまうと油がでて、傷みが早くなってしまうので、8分目までくらいまで止めておくことで日持ちがよくなりますが、1週間をめどに食べきってくださいね。また、出来上がったゴマはガラスの容器にいれて、冷蔵庫で保存しておくことをオススします。
それから、ごま塩の比率は季節によって変えると、ご飯とのバランスがグーンとよくなりますよ。
春夏 ⇒ (塩)1 :(胡麻)18
秋冬 ⇒ (塩)1 :(胡麻)16
気温が高い春夏は塩味が薄めにつくり、気温が低い秋冬は塩味の効いたごま塩を召し上げってみてくださいね。
記事・レシピ/オーガニック料理教室G-veggie はりまや 佳子
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ライタープロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。 2006年3月に大田区にてオーガニック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。2012年キレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年本オーガニックライフ協会を設立。
『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ
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