
おいしい手間のすすめ「1カ月で出来る味噌をつくろう~手づくり味噌の会~」開催レポート
前回開催された「お出汁の会」でリクエストの多かったお味噌づくり。そのリクエストにお応えして、今回は“手づくり味噌の会”を開催しました。
みなさんは、味噌づくりと聞くとどんなイメージをしますか?
冬の寒い時期に仕込み(いわゆる寒仕込)をして、夏場はカビに注意しながら天地返しを繰り返し、仕込んでから8~10か月後にようやくおいしいお味噌が出来上がる。
一般的に、味噌づくりにはこのくらいの期間がかかります。
今回、「1カ月で出来る」味噌のつくり方を教えて頂いたのは、From Kitchen主宰の福島利香先生。
1カ月で出来るからカビも発生しにくい上に、ジップロックでつくれるかんたんレシピです。
ふだんの生活の中で、時間があいた時にさっと仕込める気軽さがうれしいですね。
はじめに塩切り麹をつくります。
ビニール袋に麹をくずして入れて、塩を加えてよく混ぜ合わせます。
「どこまで混ぜたらいいの?」「手がしっとりしてきた!」
お母さんと一緒に参加してくれた小学生の男の子、元気な声でたくさん質問をして、場を盛り上げてくれました。
やわらかく茹でた大豆を熱いうちにジップロックに入れて口をとじ、綿棒で大豆をつぶします。「ストレス発散になる~(笑)」と女性のみなさん。
大豆がつぶれたら麹と大豆を合わせてよく混ぜ、平らにならします。この時、汁気がないようなら大豆の煮汁を少し加えて。
空気を抜きながらジップロックの口を閉めたら、あっという間に仕込みが完了。
日が当たらない、風通しのよい場所で保存をし、最初の2週間は毎日、少ししっとりしてきたら4~5日おきに袋の上からよくもんでなじませる・・・を繰り返すこと約1カ月。
熟成されて、ほど良い甘みのあるおいしいお味噌の出来上がりです。クセがないので、お味噌汁はもちろんのこと、色々な料理に使えてバリエーションが拡がりそうです。
ふだんの日常にそっと寄り添い、食卓と家族をつなぐ手づくりの調味料。
ぜひ、ご家庭でつくってみて下さいね。
講師紹介
家庭料理家
株式会社olive&olive代表取締役
From Kitchen主宰
雑誌、食品メーカーなどでフードスタイリングを経験し、専業主婦となる。
その後、大手企業向けの料理教室、料理イベント企画会社で働き、独立し「食」に関する会社を興す。
現在は家電メーカー、キッチンメーカー、菓子食品メーカーなどの企業向け料理教室、料理イベントの企画運営、監修、フードスタイリング、料理撮影、レシピ提案などを行う。
『From Kitchen』Facebook
『From Kitchen』ホームページ
『From Kitchen』ブログ
olive&oliveホームページ
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