
~保存食のある暮らし~旬のそら豆を使って『自家製豆板醤』
目次
旬のそら豆を使って自家製の豆板醤を作ってみませんか?
自家製の豆板醤は豆の旨みや風味が格別で熟成発酵させることでまろやかに仕上がります。いつもの麻婆豆腐や麻婆茄子も一味違った出来上がりになりますよ。
材料はとってもシンプル。
今回は手に入りやすい米麹を使って簡単にできる作り方をご紹介します。
『自家製豆板醤』の材料
そら豆(茹でて皮をむいた状態で)
300g
米麹
20g
塩
40g
中挽き唐辛子
20g
『自家製豆板醤』の作り方
1.そら豆はさやから取り出して塩ゆでし、ざるに上げる。
2.皮をむいて中身を取り出す。
3.フードプロセッサーでそら豆をすりつぶし、ボウルに入れる。
4.3.のボウルに米麹、塩、中挽き唐辛子を加えて混ぜ合わせる。
5.殺菌処理した瓶に空気が入らないように詰めて、ふちにカビ防止の塩(分量外)を乗せて、上にラップをぴったりと貼り付けて冷暗所で熟成させる。
熟成3か月以降からが食べごろです。
『自家製豆板醤』のポイント
・唐辛子はできれば中国四川産のものを。韓国産の場合は辛味が足らないので、国産の唐辛子をブレンドすると良いでしょう。
国産のものだけで作る場合は辛味が強いので量を控えめにして下さい。
そら豆の栄養
そら豆には豊富な植物性たんぱく質をはじめ、炭水化物をエネルギーに変える働きのあるビタミンB1や、脂質やたんぱく質をエネルギーに変えるビタミンB2が含まれています。ビタミンB1には、疲労物質である乳酸が体に溜まるのを防ぐ働きもあるため、そら豆は疲労回復に適した食材です。
そら豆に含まれるビタミンCには、ストレスを和らげ抵抗力を高める作用があります。
ライタープロフィール
レシピ/栄養士 菊池律
栄養士、調理師、製菓衛生士、パン職人、雑穀エキスパート。
オーガニックレストランでの調理、パン職人、オーダーメイド菓子職人、料理教室講師を経て栄養士に。
麹を使った発酵食、自家製天然酵母パン教室-講師。
産科クリニックでの勤務経験と自身の子育ての経験を活かして子育てサイトの記事監修等を行う。
現在は病院に栄養士として勤務し、ライフステージに応じた栄養サポートを行っています。
季節に寄り添う保存食のある暮らしの提案、日常のなにげない日々を大切にしています。
Instagram
https://www.instagram.com/kogomir/
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