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美容・健康 2017.07.22

若くても油断は禁物『更年期障害の基本のキ』

40代、50代、歳を重ねるとほとんどの人が経験する更年期障害の症状。身体がほてったり、イライラしがちだったり、大きな病気ではなくとも、暮らしの中で不便なことも増えてきますね。どうして「更年期障害」は起きるのでしょうか?その原因や気をつけたいことについてのお話です。

更年期障害の基本のキ

加齢と更年期障害は切っても切り離せない関係だ。症状に個人差はあっても、年齢を重ねるうち、ほとんどの人が経験する通過儀礼といっても過言ではない。ただ、対策を講じれば症状が軽くて済むこともあり、更年期にさしかかる前に更年期障害の症状や、予防法、対処法をよく知っておきたい。
更年期とは、年齢45~55歳ごろの、ちょうど生殖機能が低下しはじめるころを指す。この時期に起こってくる更年期障害は、女性の病気だと思われがちだが、男女ともに罹る疾患だ。のぼせ、ほてりなど自律神経系の症状と、イライラ、うつ病などの精神的な症状とが複合して発症する場合が多い。病名が特定できない不調を「不定愁訴」と呼ぶが、更年期障害は、この不定愁訴が日常生活に困難を来すほどのものをいう。

更年期症状が起こるメカニズム、原因とは?

女性の場合は、一般的に閉経を迎える50歳を境に、前後5年で起こるホルモン分泌の低下が、更年期障害のおもな原因だ。もちろん、閉経やホルモンバランスには個人差があるため、なかには30代で更年期障害になる人もいる。
卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンが、30代のピークを経て減少していく。しかし、そこで脳の視床下部にある下垂体が「もっとエストロゲンを出せ」と命令しても、卵巣が衰えているために分泌することができない状態になる。このとき、脳が興奮して自律神経の調節ができなくなることが、さまざまな更年期障害の症状につながるのだ。
また男性の場合も、男性ホルモンのテストステロンの減少が影響している。テストステロンの分泌のピークは20代だが、やはり個人差が大きい。テストステロンが減ると、筋肉量の低下や、メタボ、うつ症状を招く。女性の更年期障害は10年ほどで症状が落ち着くのに対し、閉経というはっきりとした時期がない男性は長引くこともある。
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更年期障害を予防するために、普段の生活で、気をつけることは?

女性は食生活の乱れや身体を冷やしていると、月経不順や婦人科系疾患、自律神経の乱れから、30代でも更年期障害に悩まされることになる。男女ともに若いからといって油断は禁物。食生活の見直しと、ストレスをためず運動や筋トレ、睡眠時間の確保を第一に考えよう。更年期障害の疑いがある場合には、女性は婦人科を、男性は泌尿器科受診をして、血液ホルモン検査をすることをおすすめする。
また、不定愁訴があらわれたからといって、「更年期だから仕方がない」と自己判断するのは危険だ。甲状腺や循環器などの内科系、脳神経や精神疾患の病気になっていることもあるので、正しい診断を受けてほしい。
またすでに更年期障害に悩まされている人は、不規則な生活や睡眠不足、油ものや甘いものばかり食べて自律神経を乱れさせるのは避けて、この時期を乗り切ってほしい。さらに、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を習慣にして、ストレスをためないことも大切だ。

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