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美容・健康 2017.07.30

不調の原因になっているかも『知っておきたい銀歯のコト』

子供の頃、虫歯になると「銀歯」で治療したよ、という方多いのではないでしょうか?もし今、「だるい」「肌荒れする」などの原因不明の身体の不調があれば、それは銀歯が関係しているかもしれません。そんな銀歯について、詳しく見てみてみましょう。

銀歯の素材であるアマルガムに含まれる有害金属とは?

「なんとなく不調が続いている」「だるい」「肌荒れが治らない」「イライラする」などに心当たりがある人は、銀歯から溶け出す有害金属が悪さをしているのかもしれない。
銀歯に使われているアマルガムの成分は、水銀、銀、スズ、銅、亜鉛で、有害金属を含む合金だ。有害金属とは、有害ミネラルとも呼ばれる、人体に害のあるミネラルのことで、水銀、鉛、アルミニウム、カドミウム、ヒ素などに含まれている。大量に水銀を摂ると神経に障害をきたす水俣病に、カドミウムの場合は全身に痛みが生じるイタイイタイ病を発症してしまうなどの例がある。
銀歯に限らず、有害金属は土中や海水に含まれるため、食べ物から身体に摂り込んではいるが、便や尿、汗から排出している。しかし、出し切れずに肝臓や腎臓に蓄積されれば、身体の不調を招くことがわかっている。
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銀歯が金属アレルギーや不快な症状の原因になっている

咀嚼による摩擦や劣化によって銀歯が腐食し、有害金属が体内に吸収されている可能性がある。唾液が電解液の役割を果たし、金属がイオン化して体内のタンパク質と結びついて蓄積されると、金属アレルギーを引き起こす原因になる。アレルギーの検査は、肌に数種類の金属をつけて反応をみるパッチテストがあり、皮膚科や大学病院、一部の歯科で受診が可能だ。
ほかにも、銀歯はひどい口内炎、口唇炎、歯肉炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という、手のひらや足裏にできる水泡状の湿疹や皮膚炎などにも関係している。また、不定愁訴とよばれる肩こり、頭痛、不眠、めまい、原因の分からない痛みなどの、不快な症状の出どころが銀歯だという説もある。
いずれにしても、時間をかけて銀歯の金属が体内に蓄積されていくことで症状が現れるので、少しでも早い段階で、銀歯を安全な金属や、金属以外の素材に変更することを検討したい。

セラミックやジルコニア。銀歯以外の虫歯治療方法とは?

かつては、保険診療内で虫歯を治療しようとすると、ほとんどが銀歯になった。30代以上では、銀歯を持っている人も少なくないだろう。しかし今は、金属以外を使う虫歯治療もあるので紹介しよう。
保険診療だと、コンポジットレジンというプラスチックで虫歯を埋める方法がある。保険が3割負担の場合で、小さな虫歯1本につき2,000円程度。難点は、噛みあわせが強くなりすぎる、欠けやすい、着色によって4~5年で黄色化してしまうことだ。
自費診療であれば、セラミックを使っての治療がある。セラミックは強度も高く、一生変色の心配はなく、見た目も綺麗で自分の歯になじみやすい。治療費は、医療施設によっても差があるが、内容により30,000円~120,000円程度だ。最近ではさらに強度が高く、審美性にも優れているジルコニアなども出てきている。自費診療は高額になるケースもあるので、健康面や審美面などの側面から、自分に最適な治療を選んでほしい。
銀歯がアレルギーや不調の原因だとは、なかなか気づきにくい。しかし、知らぬ間に症状が出ていたというようなことは避けたいものだ。原因不明の不調、金属アレルギーを起こしている、口のなかや身体に膿疱や炎症のトラブルがある、銀歯の下で虫歯が広がっているなどの症状があれば、銀歯の再治療を考えてみてよいだろう。

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