
大人も子どもも空中散歩!『非日常の木登り「ツリーイング」とは』
目次
最近はフェスなどでもちょっとずつ見かけるようになったツリーイング。一体どんなアクティビティなのかをご紹介します!
ツリーイングってなに?
樹木に身をゆだね、新しい森のアクティビティとして近年注目されているのが、「ツリーイング」というロープを使った新感覚の木登りです。誰でも安全に高い木の上にのぼることができ、木の上の世界を楽しむアウトドアレジャーの1つです。
今回は、広島県でツリーイングをはじめとした自然体験活動を行うフォレステラさん協力のもと、5歳~9歳の仲良し5人組が挑戦してくれました。元気いっぱいに木登りを楽しむ様子をお届けします。
ツリーイングってどうやるの?
まずは木登り道具の装着をします。
ヘルメット・軍手・専用のハーネス(安全ベルト)を、スタッフの話をよく聞いて正しく装着します。専用のギアを着けるだけで気持ちが盛り上がりますよ。
そして、いよいよツリーイングの説明からスタート。
ロープは枝の間から輪っかのように結ばれ、さらにパイプの中を通しているので樹木とロープが直接触れることはありません。これにより樹木にダメージを与えることがなく自然にも優しいアクティビティなんです。
誰でも安全に木登りを楽しめる秘密は、インストラクターが施す特殊なロープワークにあります。コツさえつかめば子どもでも簡単に・安全に登ることができるよう随所に工夫されています。
日常ではありえない、空中散歩に感激
説明と木の上での約束をしっかり聞いたら、いよいよツリーイングに挑戦です。子ども達が少しずつ自分のチカラで登っていきます。木の下では両親は見守ることしかできません。
嬉しそうに登っていく子供達の姿に
「がんばってー!」
「景色はどう?」
と、かける声も自然に大きくなっていきます。
木の上から見る景色は今までに感じたことのない異空間。
子ども達はその不思議な景色と、大きな樹木に身も心もゆだねて笑顔であふれています。
最初は「高い所は怖いかも」と話していた子も、「大きな木だから安心だよ!」と両親にたくさん手を振ります。
いつもとは違う景色、木の上に座って空を見上げてお友達とおしゃべりしたり、木に住む虫や植物を間近で観察したりと楽しみ方は自由です。
木から降りてふと見上げるとさっき登っていた場所の高さと、改めて自分の力で登ったことを実感します。
ついさっきまであの場所にいたことがまるで嘘のように、森の樹木は何も変わらない様子で子ども達を見守ってくれているようです。
漢字の「休」は人が木に体をゆだねていますね。心も体も木に預けて楽しめるツリーイングをぜひ一度楽しんでみてください。
ツリーイングに込められた3つの意味
Tree+ing(ツリーイング)の+ingには、3つの意味が込められています。
・木に登る~Climbing………安全で楽しい木登りの技術を伝えます。
・木から学ぶ~Learning………木と人との関わりを学びます。
・お互いに共有する~Sharing……自然とのつながりを感じます。
非日常の空中散歩、3つのingと樹木を通して、子どもも大人も楽しみながら自然と人、身近な命を体感してもらうことにツリーイングの目的があります。一緒に体験することで自然について親子で話すきっかけになれば嬉しいです。
記事/.HYAKKEI
.HYAKKEIは「自然を楽しもう!」をコンセプトに、暮らしと自然を楽しむ自然指向のライフスタイルプラットフォームです。日常の暮らしから休日のアウトドアまで、自然に触れる楽しさをお届けします。
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