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まめ知識 2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

目次

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ナス科にはいろいろな野菜があります。基本的に暑さに強く寒さに弱い野菜が多いため、その大半が夏に旬を迎えます。ナス科の野菜と聞くとなすやトマトをイメージしますが、実は意外な野菜が仲間だったりもするのです。

なす-『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

さまざまな調理方法で食べられているなす。その成分の大半は水分で、長く栄養価の低い野菜だと言われていました。しかしビタミンB群やビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維といった栄養を幅広く含んでいる上、最近はナスニンなどのポリフェノールの働きにも注目が集まっています。

昔からなすには、体を冷やす効果があると言われていました。これはカリウムの含有量が多く利尿作用があるので、熱と水分を一緒に排出することができるからだと言われています。「秋なすは嫁に食わすな」ということわざは、「嫁に美味しいものを食べさせない」という嫁いびりの側面と同時に、「嫁の体を冷やして子どもができにくくなったら困る」という意味合いもあるのだそうですよ。
実はあの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』なす

トマト-『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

夏野菜の代表格でもあるトマト。種類が多く、最近では甘いフルーツトマトなどの品種も登場しています。サラダやお弁当の彩としても人気のミニトマトは育てるのが簡単なので、園芸初心者でも挑戦しやすい野菜です。

トマトの赤い色はリコピンと呼ばれる成分によるものです。カルテノイドの1つであるこのリコピン、最近になって強い抗酸化作用があることが分かり、にわかに注目を集めるようになりました。まだまだ全てが解明されている訳ではないので、今後ますます注目されるであろう成分ですね。
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ピーマン-『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

ピーマンは唐辛子の仲間で、中南米で誕生した野菜です。コロンブスによってヨーロッパに持ち込まれ、日本には16世紀、ポルトガルから伝来しました。独特の苦みがあるので、子供の頃は食べられなかったという人も多いのではないでしょうか。最近のピーマンは品種改良が進んでいるので、昔よりクセが少なくなっています。「大人になって食べられるようになった」と言う人は、味覚が大人になったのはもちろん、品種改良のお陰かもしれませんね。

ピーマンにはビタミンA、C、Eが豊富に含まれています。特に注目すべきはビタミンC、なんとレモンの2倍もの含有量を誇っているのです。更に完熟した赤ピーマンは、緑ピーマンに比べると栄養価が2~3倍にアップするのだとか。
実はあの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』トマト

ししとう-『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

ししとうという名前は、先端部分が獅子の頭に似ていることから付けられたと言われています。10個に1個くらいの割合で辛いものが混じっているのは、先祖がトウガラシだからです。気候や風土が変わることで辛味をなくしたししとうですが、中には先祖がえりをして辛くなるものも現れるという訳です。辛いものを外から見分けるのは非常に難しいので、油断して大当たりを引いてしまった経験が誰にでもあるのではないでしょうか。

ししとうにはビタミンCが豊富に含まれています。美肌効果で知られるビタミンCですが、実は免疫力向上や疲労回復にも効果があります。ししとうの旬は7月から9月の夏。夏バテ対策にはぴったりの食材と言えます。
また、トウガラシと同様カプサイシンも含んでいるので、ダイエット効果も期待できるのだとか。
実はあの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』ししとう

じゃがいも-『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

意外なことに、じゃがいももナス科の野菜です。南米で誕生したじゃがいもは、スペイン人によってヨーロッパに持ち込まれ、その後全国へと広がって行きました。日本で本格的に栽培され始めたのは明治から大正にかけてなのだそうですよ。
その味に加えいろいろな料理に使える使い勝手の良さから、日本だけではなく世界中で食べられている食材です。

じゃがいもには豊富な糖質が含まれています。糖質は体内に入った後、半分がエネルギーとして使われ、半分が体脂肪として体に蓄えられます。また、ビタミンCやビタミンB1、カリウムやマグネシウムなどもバランス良く含んでいる野菜です。
実はあの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』じゃがいも

唐辛子-『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

辛い野菜の代表と言っても過言ではない唐辛子。唐辛子の辛さはカプサイシンと呼ばれる辛味成分によるものです。カプサイシンを摂取すると、内臓の感覚神経に働きかけます。するとアドレナリンの分泌が活発になり、発汗や強心作用を引き起こすのです。また、唐辛子の辛さは胃腸を刺激することにもなります。すると消火液の分泌が活発になるため、食欲が増進するのです。暑い夏に辛いものが大流行するのは、こういった働きによるものなのです。

また、唐辛子は辛さだけではなく、ビタミンCも豊富に含まれています。疲労回復に効果があるので、まさに夏を乗り切るためにうってつけの野菜なのです。
加えて、カプサイシンには体を血流を良くして体を温める効果もあります。そのため、体が冷えやすい人や肩こりの人にとっても非常にありがたい野菜なのです。

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ナス科の野菜は個性豊かな面々が揃います。普段は意識していなくても、そう言われてみると形が似ている、なんてこともあったのではないでしょうか。食卓に並べるときは、その野菜の仲間についても考えてみると、意外なつながりが見えてくるかもしれませんね。

文/ケノコト編集部

 

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