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まめ知識 2019.08.15

レタス、ごぼう、春菊…知っていますか?『キク科の野菜の種類とあれこれ』

キク科の野菜と聞いて思い浮かべるものには、どんなものがありますか?「正直、春菊しか思い付かない・・・」という人が多いのではないでしょうか。キク科の植物には非常にたくさんの種類があり、全世界に広く分布しています。食卓でよく見るあの食材も、実はキク科の野菜なんですよ!

レタス-『キク科の野菜の種類とあれこれ』

サラダを作るのに欠かせない野菜、レタス。一般的な玉レタスの他に、サラダ菜、グリーンリーフ、サニーレタス(レッドリーフ)、ロメインレタス(コスレタス)など、さまざまな種類があります。色が鮮やかで使い勝手もいいため、冷蔵庫の定番野菜としている人も多いのではないでしょうか。食感やみずみずしさが特徴で、生食する人が多い野菜ですが、炒め物やスープなどにしてもおいしく食べられます。レタスはそのほとんどが水分で、非常に低カロリーな野菜です。ビタミンCやビタミンE、βカロテンなど美肌に嬉しい栄養素も含んでいますが、それほど多くはないため、それらを効率良く摂取したいときはサラダ菜やリーフレタスを利用しましょう。
ただ、緑黄色野菜に比べると淡色野菜のほうが免疫力アップの効果が高いとされているので、レタスは風邪予防などに効果を発揮してくれるでしょう。キク科の植物には除虫効果があるといわれ、アブラナ科のキャベツなどよりも虫が付きにくいという特徴があります。そのため、ベランダなどの家庭菜園でリーフレタスなどを無農薬で栽培する人も増えています。色が鮮やかで形状も可愛らしいリーフレタスの若芽は、マイクロリーフやベビーリーフとしてレストランなどでもよく利用されており、サラダをおしゃれに演出してくれる食材として重宝されています。自宅で採れたベビーリーフたっぷりの鮮やかなサラダが食卓に並べられたら素敵ですよね!
種を蒔くだけで簡単に収穫できるので、挑戦してみてはいかがですか?
『キク科の野菜の種類とあれこれ』レタスサラダ

ごぼう-『キク科の野菜の種類とあれこれ』

「ごぼうがキク科!?」と驚く人も多いのではないでしょうか。一般的に想像する菊の形と、ごぼうの形があまりにも違っているからでしょうが、そもそもごぼうの茎や葉がどのような形をしているかご存じの人は、あまり多くないでしょう。ごぼうの茎や葉の部分の形状は、実は春の味覚フキに似ています。フキというと、子どもが傘にして遊ぶことができる、あの植物です。ゴボウの葉はフキのように丸くはありませんが、1本の茎から大きな葉が1枚付いているのはフキと同じです。似ているごぼうとフキですが、それもそのはず、フキもキク科の野菜なんですよ。一般的にごぼうというと、冬に収穫されたもののうち根の部分がよく食べられています。
きんぴら、炊き込みご飯、揚げ物、煮物など、さまざまな料理で利用でき、長く保存できるため重宝する食材です。あまり知られてはいませんが、初夏に収穫される若ごぼうなら茎や葉の部分も食べることができます。根の部分よりも豊かな香りと上品なほろ苦さが特徴で、佃煮、炊き込みご飯、天ぷらなど、旬の味として楽しまれています。
しかしごぼうを好んで食べる習慣があるのは日本とその周辺のごく一部の地域のみで、欧米ではあまり好まれていないというのですから驚きです。ごぼうは食物繊維やミネラル類が豊富で、整腸や抗酸化の作用が期待できるとされている野菜なので、もったいないことですよね。ごぼうは、よく見る根の部分からは想像しづらい、アザミのような薄紫色の美しい花を咲かせます。
栽培されている様子を見る機会があれば、この花の季節に見てみるのも面白いかもしれません。
『キク科の野菜の種類とあれこれ』金平ごぼう

春菊-『キク科の野菜の種類とあれこれ』

名前にも菊の字が入っている春菊は、キク科と聞いて一番違和感のない野菜なのではないでしょうか。関西では菊菜と呼ばれることもあります。独特な味と香りが苦手という人もいる一方で、熱烈なファンを持つ春菊。冬のお鍋の定番であるだけでなく、おひたし、胡麻和え、炒め物、天ぷらなどにもよく使われる食材です。生食しやすいよう苦味がおさえられた品種も出ているため、サラダにして食べる人も増えています。
一般的に、葉の切れ込みがギザギザで細かい種類は苦みや香りが強く、逆に、葉の切れ込みが浅く丸い種類は苦みや香りがマイルドなものが多いため、購入する際には葉の形に注目すると、お好みの味に出会える確率が高くなるでしょう。
春菊にはβカロテンが多く含まれることで知られ、その量はβカロテンが多いとされているホウレンソウやカボチャを上回るともいわれています。また、さまざまなビタミンやミネラルを含む、大変栄養価の高い野菜です。食物繊維も多く含まれているので、整腸効果も期待できます。香りが苦手な人もいますが、リラックス効果、咳や痰を鎮める作用、胃腸の働きを促進する作用もあるとされているので、積極的に採っていきたい食材の一つといえます。虫が付きにくく、栽培が比較的容易な野菜なので、ベランダなどの家庭菜園でも栽培することができます。無農薬で安全に栽培してみるのも、家族の健康に役立つかもしれません。
収穫時期を過ぎた春菊には、鮮やかな黄色と白の花が咲きます。花が咲くと味が落ちてしまいますが、鑑賞用にと花が終わるまでそのまま残しておく人もいます。
『キク科の野菜の種類とあれこれ』春菊ペースト

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いかがでしたか?ハーブティーで有名なカモミールや、比較的新しく耳にするようになったチコリやアーティチョークといった野菜なども、実はすべてキク科の植物です。
スーパーなどで「これ、キク科の野菜かな?」と想像してみるのも楽しいかもしれませんね!

文/ケノコト編集部

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