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まめ知識 2017.08.16

緑黄色野菜の代表『知って得するにんじんの成分と保存方法』

目次

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きれいなオレンジ色、そして独特の苦みや甘みのあるにんじん。にんじんは日本に16世紀ごろ入ってきた、今では誰もが知る緑黄色野菜です。一般に食べられているのは根の部分であることは有名です。そんなにんじんの栄養成分や保存方法などを見ていきましょう。

にんじんの成分についてー『知って得するにんじんの成分と保存方法』

にんじんの可食部分100gあたりに含まれている各種成分を見ていくと、一番多い割合を占めているのは水分で89.7gです。三大成分では、炭水化物が8.7gでそのうち食物繊維が2.4g含まれています。食物繊維の内訳は、水溶性食物繊維が0.6gで不溶性食物繊維が1.8gです。野菜類の多くは脂肪が少ないですが、にんんじんも0.1gと少ないです。野菜の中でも特に少ない部類に入ります。さらにたんぱく質は0.8gです。にんじんといえばビタミンですが、その中でも有名なビタミンAはやはり一番多く含まれていてビタミン全体の86%、そのうちβカロテンが約6割を占めています。また、ビタミンBも豊富で、B6やB5が中でも多いです。また、ビタミンの中ではAの次に多いのがビタミンKです。また、ミネラルではカリウム、リン、カルシウム、マグネシウムの順に多く、鉄分や亜鉛なども微量ながら含まれています。脂肪分が少ないので、100g食べてもカロリーが36キロカロリーほどしかなく、ヘルシーでしかも、非常に栄養成分の豊富な野菜といえるのです。
『知って得するにんじんの成分と保存方法』にんじんナムル

にんじんの栄養分についてー『知って得するにんじんの成分と保存方法』

にんじんの栄養分として最も知られているのがβカロテンです。アンチエイジング効果が高いと人気の成分です。体内の酸化を防いでくれるのでがん予防にもなりますし、ほかにも風邪予防、疲労回復、貧血改善、便秘解消、血圧効果、美肌効果など体の内側も外側も実に様々な効果が期待できます。カロテンは、女性の悩みに多いむくみや冷え性などにも効果があります。カロテンは、皮に多く含まれているので、皮も含めて食べたほうが効果が上がります。また、カロテンはゆでたり生で食べたりするよりも油と一緒に炒めたほうが吸収率が上がります。また、カリウムは、体内の余分な塩分の排出の手助けをしてくれます。そのために、血圧を安定させてくれ、また、食物繊維は便秘の解消になります。代謝が良くなったり、不要物の排出をスムーズに行えるようになるので体内の発がん物質なども流してくれます。

実はにんじんの葉にも栄養は詰まっているー『知って得するにんじんの成分と保存方法』

普段、食べている部分は根ですが、実は葉にも栄養分がたくさん詰まっていて、特にカルシウムは根の5倍も含まれています。骨粗しょう症の改善や体のつくりを丈夫にする効果があり、できれば葉の部分も一緒に食べたいところです。
『知って得するにんじんの成分と保存方法』にんじん煮物

にんじんの保存方法についてー『知って得するにんじんの成分と保存方法』

にんじんは、真夏の時期でなければ基本的には常温でも保存可能ですが、そもそも土の中で育つ野菜ですから、冷暗所での保存が好ましいです。冷蔵庫では、土中で埋まっているときと同じ態勢で保存してあげると余計なエネルギーを使わなくて済むので、比較的長持ちします。ペットボトルの上半分を切ってその中に立てかけて保存すると便利です。できるだけ、育った通りに保存してあげるのが良いので、土がついている場合にはその土もついたまま保存するのが良いです。袋に入っている場合には、袋の上を少し開けましょう。にんじんは水分が多いので、そのままだと袋の中で発酵状態になってしまい菌が繁殖してしまうからです。しかし、乾燥にも非常に弱いので、新聞紙にくるんだりするとよいです。新聞紙は、外の湿気を吸い取ってくれるので非常に便利です。また、カットしたにんじんもすぐに乾燥してしまうので、切り口にはしっかりとラップをして乾燥を防ぎましょう。冷蔵だと2週間ぐらい持ちます。また、にんじんは冷凍保存も可能です。冷凍だと2か月ほどもちます。適度な大きさにカットして、少しゆでます。そして、小分けにしてラップに包んだりジップロックに入れたりして保存します。再び使うときには解凍してから使うようにしましょう。
『知って得するにんじんの成分と保存方法』にんじん

にんじんの豆知識ー『知って得するにんじんの成分と保存方法』

にんじんの原産地は東洋のアフガニスタン辺りです。ここから、東と西に分かれて世界中に普及したと言われています。ですので、ヨーロッパに渡った東洋系にんじんと中国方面に伝えられた西洋系にんじんの2種類があります。大きな特徴としては東洋系は長くて細く、西洋系は日本でもよく見かける太くて短く丸っこいにんじんです。京野菜としても知られている金時にんじんは東洋系にんじんの一つです。甘みが多くて、和食に合いますが、栽培するのが難しく、日本では一般には西洋系にんじんが出回ってるのです。日本ではほかに沖縄の島にんじんチデークニーが東洋系にんじんです。一方で西洋系にんじんは江戸時代に日本に入ってきました。一年中出回っているにんじんはこのきれいなオレンジ色をしている西洋系にんじんです。栄養成分であるカロチンが非常に豊富で、注目されていますが、入ってきた当時はにんじん独特の苦みが強く苦手な人も多かったそうです。その後、品種改良が進み食べやすくなり、臭いも薄くなってポピュラーな野菜となりました。一年中出回っているにんじんですが、実は旬は9月から冬場にかけてです。
『知って得するにんじんの成分と保存方法』にんじん千切り

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冷蔵庫に常備されている家庭も多く、子どもから大人まで、大好きなにんじん。気軽に食べられて、しかも、栄養満点の万能野菜です。生で、ソテーにして、ピクルスにして、カレーに入れて、ハンバーグの付け合わせになどいろいろな調理で楽しく食べたいものですね。

文/ケノコト編集部

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