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まめ知識 2017.08.17

秋の味覚代表『知って得するさつまいもの成分と保存方法』

目次

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さつまいもは、別名甘藷(かんしょ)とも呼ばれており、1605年(慶長10年)頃に中国福建省から日本の薩摩(鹿児島)に伝わってきたといわれています。今回は、焼いてよし、煮てよし、ふかしてよしの、ホクホク甘いさつまいもについてご紹介しましょう。

皮には栄養がたっぷり!さつまいもの紫色のヒミツー『知って得するさつまいもの成分と保存方法』

焼き芋を食べるとき、大学芋を作るとき、ちょっと固いから、色が悪くなるからと、さつまいもの皮を剥いてしまっていませんか?そうだとしたら、それはもったいないことかもしれません。さつまいもの皮には、身にも負けず劣らず栄養がたっぷり含まれているんです。まず、さつまいもの皮が特徴的な紫色をしているのは、赤ワインに使われるブドウやナスなどにも含まれるポリフェノールの一種である、「アントシアニン」と「クロロゲン酸」が含まれるためです。これらの成分には、他のポリフェノールと同じようにコレステロール値を下げたり、動脈硬化を防いだりする働きがあると言われています。活性酸素を分解する働きもあるので、アンチエイジングにも一役買ってくれます。ちなみに、紫イモにはこのアントシアニンが身にも含まれているので、普通のさつまいもよりポリフェノール含有量が多いとされています。
また、皮のすぐ裏に多く含まれる「ヤラピン」という成分は消化酵素の一種で、体内で食物を消化する際の助けになるため、さつまいもを食べたときにお腹の中でガスが発生するのを和らげる働きがあることが知られています。さらに、このヤラピンは便秘に効果があると言われており、昔は緩下剤として用いられていたこともあります。
『知って得するさつまいもの成分と保存方法』焼きいも

実はダイエットの味方!?さつまいもの栄養価ー『知って得するさつまいもの成分と保存方法』

さつまいもは、イモ類のホクホクした食感と、その甘い味からか、炭水化物と糖分ばかりで食べると太りそうな野菜というイメージがある人もいるかもしれません。けれど実際には、カリウム、カルシウム、ビタミンC、ビタミンEやビタミンB6、葉酸やパントテン酸などの栄養が豊富に含まれています。特に、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られていて加熱に強く、調理しても壊れにくいので、効率よくビタミンCを摂取することが可能です。炭水化物も含まれていますが、さつまいもは全体の6割以上が水分でカロリーも低く、実は太りにくい食材といわれています。白米100gとさつまいも100gのカロリーを比較してみると、白米のカロリーが168kcalなのに対し、さつまいものカロリーは132kcalと少なめな上、さつまいもには食物繊維が多く含まれているので、実際のカロリーよりもさらに太りにくいといえます。
また、さつまいもはどのように調理したかで血糖値の上がりやすさが変わることがわかっています。そこで、もしも血糖値の上昇が気になるなら、茹でるか蒸す調理法にすることで、GI値(血糖値の上がりやすさ)を低くすることができるのでおすすめです。
『知って得するさつまいもの成分と保存方法』さつまいも煮る

冷蔵庫や水洗いはNG!?さつまいもの上手な保存方法ー『知って得するさつまいもの成分と保存方法』

さつまいもを保存するときは、冷蔵庫に入れておくよりも、常温保存する方が良いとされています。というのも、さつまいもは元々温暖な気候で栽培される野菜で寒さに弱いため、気温が5℃以下の場所に保存すると、寒さで低温障害を起こしたり、傷みが早まったりする原因になってしまいます。また、さつまいもは湿気にも弱いため、通気性の良い場所に保存するのもポイントです。おすすめの保存方法としては、さつまいもを新聞紙で包むかダンボールに入れ、家の廊下や床下収納などの風通しの良い場所に保存すると、風味を落とさずに長持ちさせることができるでしょう。
ちなみに、まだ土が付いた状態のさつまいもを保存する際は、すぐに使うのでなければ水洗いはしない方が良いでしょう。なぜなら、さつまいもは水に当たると腐りやすくなってしまうからです。どうしても土が気になる場合は、さつまいもを雨や直射日光の当たらない軒下などに並べて3~4日間程度干しておきます。すると土が乾燥するので、綺麗に払い落とせるようになります。
畑から掘ったばかりで土の付いたさつまいもは、お店で売っているものとは違って事前に水洗いされていないため、長期保存に適しており、上手に保存すると三ヶ月以上もつと言われています。さつまいもをたくさん獲ったりもらったりして、一度に食べきれないときは、この方法を実践してみると良いかもしれませんね。
『知って得するさつまいもの成分と保存方法』さつまいも堀り

知ってた?美味しいさつまいもの見分け方ー『知って得するさつまいもの成分と保存方法』

さつまいもを選ぶ際に、どれが美味しいさつまいもなのか、見分けがつかないと思ったことはありませんか?実は、さつまいもは美味しいものをその見た目からある程度判断することが可能なんです。次は、美味しいさつまいもがどれなのか、その見分け方をご紹介しましょう。
まず注意したいポイントは、形とツヤです。ぱっと見たときに、適度に太くて真ん中付近に膨らみのある、紡錘形に近い形のものを選びましょう。また、ゴツゴツと凹凸があるものより、表面が滑らかで、且つシワがなくツヤのあるものの方が、甘みの強いさつまいもの可能性大です。次に注意したいポイントは、重さです。美味しいさつまいもは、密度が高くずっしりと重みがあります。よくわからないという人は、同じくらいの大きさのさつまいもを手に持ってみましょう。その時により重いと感じた方が、美味しいさつまいもの可能性が高いです。
ちなみに、さつまいもの中には切り口から茶色い液が出ているものがあります。これは実は汚れではなく、さつまいも内部の糖が結晶化して漏れ出た蜜で、甘いさつまいもであるという証拠なんです。これらのポイントに気をつけてさつまいもを選べば、ハズレを引くことはぐっと減るかもしれません。
『知って得するさつまいもの成分と保存方法』さつまいも

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秋の味覚の一つであるさつまいもは、ただ甘くて美味しいだけでなく、実は栄養たっぷりのヘルシー食材です。もし甘いものが食べたくなったときは、お菓子を食べる代わりにさつまいもを取り入れてみても良いかもしれませんね。

文/ケノコト編集部

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