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まめ知識 2017.08.19

コリコリ食感が楽しい『知って得するエリンギの成分と保存方法』

目次

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エリンギは、地中海周辺から中央アジア地域までを原産とした食用きのこです。日本では1993年に愛知県で栽培され始め、一本がシメジやシイタケなどに比べて大きくて太いのが特徴です。そのものには香りがあまりないので個性が強すぎず、また、和洋折衷の料理に合うので調理の仕方も幅広く便利に使える人気食材です。

エリンギの成分についてー『知って得するエリンギの成分と保存方法』

破棄部分がほぼないエリンギの成分を100gあたりで見てみると、成分の約9割が水分です。次に多いのが、炭水化物です。炭水化物は6.0g含まれていて、そのうち約半分の3.4gが食物繊維となっています。その内訳は、不溶性食物繊維が3.2gで水溶性食物繊維が0.2gです。ほかのきのこ類と同じように、脂肪分は0.4gとほとんどなく、飽和脂肪酸に比べて不飽和脂肪酸がやや多いです。たんぱく質は2.8g含まれています。また、ビタミンDやビタミンB6、葉酸などの一般によく知られるビタミン類も多種含まれています。ビタミン類で一番多くを占める成分は、ビタミンB3のナイアシンでビタミン全体の40%、また、ビタミンB5のパントテン酸が23%含まれています。地アミンというビタミンB1やリボフラビンというB2もわずかですが含まれています。さらに、ミネラルも含まれています。ミネラルの中では、リンが最も多くを占めています。カリウムやマグネシウム、ナトリウム、わずかですが亜鉛や鉄分も含まれています。このようにエリンギには多くの成分が含まれているのです。
『知って得するエリンギの成分と保存方法』エリンギ1

エリンギの栄養分についてー『知って得するエリンギの成分と保存方法』

エリンギの栄養成分としてうれしいものとして、まず挙げられるのが食物繊維です。その多くが不溶性食物繊維なので、体内で溶けずに腸まで運ばれます。そのために、便秘が改善したり予防になったりと便秘に悩む女性は特に効果が期待できます。また、不溶性食物繊維の含まれている食材は胃で水分を大量に吸収して膨れるので、満腹感を得ることができ、暴食のストッパーにもなります。その点ではダイエットにも向いている食材です。また、食物繊維には、有害物質の排出の手助けもしてくれます。次に、カリウムは、体内に蓄積している余計なナトリウムの排出を促します。このため、高血圧を抑制し、動脈硬化や心筋梗塞の予防になります。また、ナイアシンは血行を促進して、血流を良くしてくれます。女性に多い冷え性の方には高い効果が期待できます。エリンギは、しめじやしいたけなどに比べて食物繊維やカリウムなどの栄養分が多く含まれているので、大病の予防になる食材といえるのです。また、便秘や冷え性などの女性に多くあらわれる症状の改善にも効果の得られる栄養成分が多く含まれています。
『知って得するエリンギの成分と保存方法』エリンギオイル漬け

エリンギの保存方法についてー『知って得するエリンギの成分と保存方法』

エリンギは、他のキノコ類に比べて水分を多く含んでいるので、湿気にとても弱い食材です。安いからとたくさん買い込んでしまうと使う前に傷んでしまうおそれがあるので、気を付けなければなりません。特に、夏場は冷蔵保存が必須ですが、それでも3~4日程度で使いきるようにします。冷蔵保存の場合には、湿気から全体を守るようにクッキングペーパーなどに1本ずつくるんで保存したり、比較的湿気の少ない野菜室で袋を開いたまま保存したりすると長持ちします。水分量の多い野菜は袋を閉じた状態で保存すると袋の中で発酵状態になってしまうからです。エリンギは冷凍での保存も可能です。冷凍庫で保存するときには食べやすいサイズに切ったりさいたりした状態にしてから、ジップロックなどに入れたりラップにくるんだりして密閉してしまいます。使うときには解凍する必要はなく、冷凍された状態のまま炒めたり焼いたりすればよいので小分けにしておくと便利です。解凍してしまうと、閉じ込めた水分が出てきてしまってぐずぐずになってしまうので注意しましょう。冷凍であれば1ヶ月くらいはもつので、長期保存におすすめです。
『知って得するエリンギの成分と保存方法』エリンギ2

エリンギの豆知識ー『知って得するエリンギの成分と保存方法』

エリンギは、ヨーロッパや中央アジアなどが原産のきのこです。ですから、「しいたけ」や「まつたけ」のように和名がありません。日本に入ってきた当時は「かおりひらたけ」や「しろあわびだけ」など業者が様々に名前を付けて販売していました。名前の由来はエリンギウム・カンペストレという植物です。この植物が枯れた後の根に自生することが分かってから、それにちなんでカタカナの「エリンギ」という名で普及し始めました。日本で初めてエリンギが栽培されたのは1993年に愛知県の栽培場でした。そもそもきのこ類が日本に入ってきたのは台湾からと言われていますが、そこから日本でもきのこを人工に栽培できるように研究を進め、今日の盛んなエリンギ栽培につながっているのです。現在、エリンギの主な出荷県は長野県と新潟県です。栽培が始まった当初と比べると現在は、約20倍以上の生産量があります。ちなみに、一般の家庭に普及したきっかけはサザンオールスターズのボーカルである桑田佳祐が某音楽番組でエリンギ好きを公言したことによるというのが一説にあるようです。
『知って得するエリンギの成分と保存方法』エリンギスープ

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カロリーが低く食物繊維を多く含んでいることで人気のきのこ類の中でも、最近じわじわと人気の上がっているエリンギ。季節を問わずスーパーに並び、和洋折衷どんな料理にも合うので、いろいろな調理法でおいしく食べたいものです。

文/ケノコト編集部

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