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まめ知識 2019.08.14

夏バテ防止に効果あり?!『知って得するスイカの成分と保存方法』

目次

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ウリ科のスイカは熱帯地方原産の植物です。夏になると円形や楕円形の大きな果実が付きます。日本では室町時代以降に伝わってきたもので、古くから食されています。日本の夏の代表的な食品の一つとして今も広く食されていますが、今回はそんなスイカについて色々なことをご紹介していきます。

スイカに含まれている成分ー『知って得するスイカの成分と保存方法』

スイカの主成分となっているのが水分です。100gあたりのスイカに対し、水分量は89.6gと、その果実のほとんどが水分で構成されています。スイカ独特の瑞々しさは、この大量の水分によるものです。次に多く含まれているのがカリウムです。100gあたり120mgのカリウムが含まれています。水分量と比べると少なく感じるカリウムですが、食品の中ではスイカの含有するカリウム量は決して少なくありません。その他に含まれている成分は、炭水化物、マグネシウムやリンといったミネラル類、ビタミンAやβカロチン、ビタミンCといったビタミン類が主です。それぞれの含有量は1g以下と少ないですが、糖度は高く市販されているスイカは11~13程度という高い糖度で、夏の甘味の一つとして代表的なものです。一見すると水分とカリウム以外の含有量が少なく見えるスイカですが、品種によっては成分の含有量は異なります。赤肉スイカはβカロチンとリコピンが多く、免疫系の働きのサポートや高い抗酸化作用など、健康維持に大きな期待できるとされています。
夏バテ防止に効果あり?!『知って得するスイカの成分と保存方法』ースイカ畑

スイカの栄養素ー『知って得するスイカの成分と保存方法』

スイカの栄養素で注目なのがカリウムです。カリウムはナトリウムが血圧を上げるのを抑制する働きを持ち、筋肉の働きを向上させます。また、カリウムは汗をかく夏場には欠かせない栄養素です。汗をかきやすい夏場は体内の水分と一緒にカリウムが流れてしまうことが多く、ナトリウムとのバランスが乱れがちです。カリウムを多く含むスイカは栄養補給に効率的で、更に大量の水分が含まれているので、流れてしまった体内の水分補給ができます。暑さのせいでカリウムや体内の水分が不足しがちな夏場は、両方の栄養素が一緒に摂取できるスイカで健康維持できます。また、水分の過剰摂取により起こってしまう夏バテは、カリウムの利尿作用により水分を自然な形で排出することができ、夏バテ予防にも効果が期待できます。スイカは生で食すことが主なものなので、これらの成分は損なわれずそのまま摂取できるという利点があります。他の食品の場合、加熱により栄養素がそこ慣れてしまうこともあるので、生で食べやすいスイカはカリウムなどの栄養補給に向いている食品といえます。

スイカの保存方法ー『知って得するスイカの成分と保存方法』

スイカの保存方法は、カットしてある場合と丸ごとのままの場合で異なります。まだカットしておらず、丸ごとの状態の場合、スイカは常温保存が最適です。冷やしすぎるとスイカの甘みが減ってしまい、美味しくなくなってしまいます。10℃以下になると、スイカの甘さが激減してしまうとされています。冷たいスイカを食べたいという場合は、10℃以上の温度環境に置いて、冷たくなるのを待ちましょう。ほどよく冷えた水に浸けておくと、甘みを失わず自然な冷たさで美味しく食べることができます。厚い皮に覆われているスイカですが、気温が高く直射日光を浴びたままの状態が続くと中身が腐敗してしまうので、丸ごとスイカを保存する場合は、風通しの良い涼しい場所で、直射日光が当たらないところに置いておきましょう。収穫したらどんどん味が落ちてしまうので、なるべく早く食べるようにしましょう。賞味期限の目安は、2週間から1カ月ほどです。カットしたスイカの場合は冷蔵庫で保管するようにしましょう。ただし、冷やせば冷やすほど甘みが無くなってしまうので、カットした場合は長くても3日以内に食すようにしましょう。常温保存は、水分の蒸発による身の乾燥や腐敗が進んでしまうので、カットしたらすぐに冷蔵庫に保管しましょう。
夏バテ防止に効果あり?!『知って得するスイカの成分と保存方法』ースイカ半分

スイカの縞模様についての豆知識ー『知って得するスイカの成分と保存方法』

スイカは緑と黒の縞模様が特徴的な食品です。この縞模様はただの模様ではなく、スイカがより多く広範囲に繁殖するために、スイカ自身が独自で進化した結果なのです。スイカは種子植物で、身の中にある黒い種を植えることで生えてきます。この種を鳥を始めとする野生動物に運んでもらうため、黒と緑の独特な模様で見つけやすくしているのです。原産地とされているアフリカの砂漠地帯は雨が少なく、スイカが育つのに向かない場所でした。そこで、種の保存のため、遠くまで運んでもらえる鳥に見つけてもらえるように独自の進化をし、縞模様になったと考えられています。この縞模様は、鳥に見つけてもらうだけでなく、美味しさを判断する基準にもなります。よく言われるのが、スイカを叩いた音で鮮度を判断するというものですが、叩いても音の違いは良く分からない方も多いと思います。そこで確実に美味しさを判断できるのが、スイカの模様です。黒と緑の境目がはっきりしているもので、黒の縞模様が激しく波打つ羅列模様であるものほど、美味しいとされています。黒の模様がぼやけているものや、模様が緩やかなものは甘さが弱い傾向にあります。
夏バテ防止に効果あり?!『知って得するスイカの成分と保存方法』ースイカ

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全体の約90%が水分というスイカですが、スイカに含まれているカリウムは夏バテ防止に効果が期待でき、汗で不足しがちな水分補給もできるので、日本の夏にぴったりな食品と言えます。
美味しいスイカを食べたい場合は、模様がはっきりしているものを選び、10℃以上の涼しい環境で冷やすと、ほどよい甘さと冷たさを楽しむことができます。
これからが旬になるスイカで夏を感じながら、健康維持をしてみてはいかがでしょうか。”

文/ケノコト編集部

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