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まめ知識 2017.08.22

オイルとしても使える『知って得するオリーブの成分と保存方法』

目次

地中海地方が原産とされているオリーブはヨーロッパ地方を中心として広く料理に使用されています。日本ではオリーブオイルとして流通していることが多いものの、世界的に見ると実や葉などをそのまま料理に用いることも多いのが特徴です。

独特の成分が健康に良いオリーブー『知って得するオリーブの成分と保存方法』

オリーブに含まれている成分には抗酸化作用を有しているものが多いのが特徴です。オリーブに特有の成分として知られるオレウロペインは高い抗酸化作用を有している物質であり、体内で様々な機能を示すことが研究されてきました。血圧を下げることができるという発見があったのに加え、抗酸化作用を介して血液や血管の状態を良好にする作用が示されています。特に血液中のLDLコレステロールの参加を抑制する作用が強く、動脈硬化や血管の劣化に伴う血圧の上昇を予防するのに適している成分です。また、肌にも影響を及ぼすことが知られていて、メラニン色素の合成を抑制したり、コラーゲンの生成を促したりすることで美肌効果を期待することができます。一方、オリーブにはルテオリンというフラボノイドも含まれていて抗酸化作用を発揮しているのも特徴です。ルテオリンは肝臓の解毒作用を補助すると共に、アレルギーに対する調節効果があることが示されているフラボノイドであり、炎症反応を抑制することによってアレルギー性皮膚炎や花粉症などに良い効果をもたらすと期待されています。
オイルとしても使える『知って得するオリーブの成分と保存方法』ーオリーブオイル

脂質は多くても不飽和脂肪酸が豊富ー『知って得するオリーブの成分と保存方法』

オリーブは脂質を多く含むのが特徴であり、カロリーの大半は脂質に由来しています。脂質が多いのは健康に良くないと考えてしまう人もいますが、オリーブに含まれている脂質には不飽和脂肪酸が多く含まれていて健康や美容に対して良い効果を期待することが可能です。特に多く含まれている不飽和脂肪酸がオレイン酸であり、摂取によって血液中の脂質組成に働きかけてLDLコレステロール値を下げる効果があるとされています。また、オリーブにはβフィトステロールが含まれているのも特徴であり、これによってコレステロールの吸収を妨げることができるため、オリーブによってコレステロール対策を行うのは合理的な考え方です。一方、オレイン酸は血液組成を改善することを通して心筋梗塞などの心血管疾患の予防効果を示す治験結果もあるため、健康維持のために有用な成分となります。オリーブにはビタミンEも多く含まれているのが特徴であり、抗酸化作用を通してやはり血液や血管の健康に良い効果が期待できるでしょう。ビタミンEは脂質と一緒に摂取した方が吸収が良いため、オリーブからの摂取は理に適っています。

長期保存にはオイル漬けや塩漬けが最適ー『知って得するオリーブの成分と保存方法』

オリーブの実は収穫してしまうとあまり日持ちしないため、常温や冷蔵で二日か三日の間には使い切ってしまうことが大切です。日に日に味落ちがしてしまうだけでなく、空気に含まれている酸素で酸化されて抗酸化作用のある成分も失われていってしまいます。冷凍することもできますが、酸化は防げても味落ちや食感の悪化が起こってしまうことは否めません。より適しているのはオリーブオイルに漬けて冷蔵保存する方法です。オイルによって酸素から遮断することができ、余計な水分などの混入もなくなることから保存性が飛躍的に増します。冷蔵しておくと一ヶ月から二ヶ月程度は保存できるので大量に手に入れたときの保存に良い方法です。また、塩漬けにしても一ヶ月から二ヶ月程度の保存ができるようになります。煮沸消毒した瓶に入れて密閉しておけば一年程度の保存もできるようになります。使用用途が限られてしまうのは確かですが、塩漬けにするのが最も長期保存できる方法です。この他にも酢漬けにする方法でも長期保存を行うことができるので、大量にあるときには複数の方法で漬けておくと使い勝手がよくなります。

オリーブオイルとして摂取する方法ー『知って得するオリーブの成分と保存方法』

日本ではあまりオリーブそのものが流通していないのが現状です。昔から料理に用いられてきたヨーロッパやアメリカなどとは異なり、日常的な料理としてオリーブの実や葉を使うことがあまりないことから流通量はあまり多くありません。比較的手に入りやすいのは瓶詰めのオリーブの実です。瓶詰めになっているので比較的保存性もよく、パスタに使用したり炒め物に用いたりといった形で広く利用することができます。成分や栄養に魅力があるから毎日食べたいと考えても、日常的に食べるには日本で流通しているものは高すぎるという印象を受ける場合もあるのは確かです。その場合にはオリーブから抽出された精油成分であるオリーブオイルを使用することもできます。健康や美容への効果が着目された影響があり、オリーブオイルは多くの種類が流通するようになりました。普段から使用している油をオリーブオイルに切り替えることで有用な成分を摂取する習慣を作ることができます。オレウロペインやルテオリン、ビタミンEなどは全てオイルに溶ける成分なのでオリーブオイルからでも摂取可能です。
オイルとしても使える『知って得するオリーブの成分と保存方法』ーオリーブの花

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オリーブは栽培すれば実や葉も食べることができますが日本では瓶詰めのオリーブの実が流通している程度です。オリーブオイルは広く流通しているので、オリーブの魅力的な成分を摂取する目的であればオリーブオイルを使用することもできます。

文/ケノコト編集部

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