
【女性美研究家が教える!】日々の暮らしに取り入れられる「美のコツ」
目次
「撮影会、とっても楽しかったです。撮っていただいたお写真ですが、とっても素敵で、嬉しくって。今も時々、眺めて見てワクワクしています。最高なセラピーだと思います」
「ヘアメイクにポージング、スタイリングアドバイス、撮影にいたるまで、プロの手で新たなる“私”を発見・発掘していただきました!」
そんな感想が寄せられる、女性美研究家・白河三來さん企画の撮影会。50歳を超えても肌年齢は20代前半という驚異の若さを保つ白河三來さんが、女性のために取り組んでいるイベントです。
今回はそのイベントに潜入し、美しく写真を撮っていただくポイントや、普段の生活で美しさを保つコツを伺ってきました。
「美★コンシャス撮影会」とは?
白河三來さん:「自分を客観的に観察し意識することで、女性はもっと美しくなれる…」という意味で、 “Be conscious!” をもじって、そのように名付けました。
私の実家は写真スタジオで、小さい頃から撮影されることに慣れていましたが、周囲にカメラの前だと上手く笑えない…という女性が多く、笑顔の指導をしてほしいと言われたのがきっかけです。
また「女性は男性に見つめられてこそ美しくなる」という私の持論もあり、ヘアメイク、ポージング・ディレクター、フォトグラファーと、 それぞれに魅力的な男性陣を揃え、女性が自然に笑顔になってしまうな撮影会ができたら…と思ったのがこの企画のはじまりです。
ー撮影会では、女性がより女性らしく輝けそうですね!それでは、こういったイベントに参加されない方でも普段から意識された方がいいことはありますか。
女性の手指の皮膚感覚は男性の100倍もの感度を持っていると言われます。なぜなら、子を生み育てるようにできている女性は、肌で危険を察知しなければならないから。この鋭敏な感覚を美容に活かさないのはもったいないですね。
まず、毎朝の洗顔時に洗顔料をつけないで、ぬるま湯だけでお顔を洗ってほしいのです。この時、手でお肌のコンディションを感じてください。そして、毎日お肌の状態が違うことに気づいたら、その原因を考える習慣をつけてほしいのです。皮膚は体の中から外まで一枚皮でできています。もし皮膚表面にトラブルがあれば体の中に原因があり、逆に肌がスベスベのときは体の中の調子もいいはず。原因を考えるクセがつけば、未然にトラブルを防ぐこともできます。
美と健康は表裏一体。自分を観察し「自分自身のプロ」になってほしいですね。お医者さまよりもだれよりも、自分のことは自分が知っているという自信を身につけていただきたいのです。
スタッフの皆さんにも聞いてみました。
ー日常と、(非日常の)撮影会イベントで女性の方が意識された方がいいことはありますか?
ヘアメイク 根本晋吾さん:どう見られたいかといったイメージはあるといいですね。カッコ良くや柔らかく、可愛くなど。ただ、私は、こういったイベントだからといって特別過ぎることはしません。むしろ女性の方は、普段から毎日が特別な日と思って、なりたい自分を意識することが大事だと思っています。
こういった撮影会などのイベントでは、そのセルフイメージにあったアイラインの書き方やファンデーションの塗り方、ナチュラルメイクの方法なども教えていますので、ぜひ普段の生活にも活かしてほしいですね。
ポージング 中井信之さん:こういう場って誰でも緊張しちゃいますよね。だからこそ、自然体のあなた自身を出せるようにサポートしています。
30代、40代と年齢を重ねていく程に、仕事や子育てで忙しく自分自身を見なくなる方が多くいますが、経験を重ねてきたからこそ出せる雰囲気を、普段から鏡を見て自分で感じ取ってみるのが大切です。本来は自分自身の“味”は自分が一番わかっているものです。撮影会では、その味をさらに引き出す調味料と思って私たちを使って下さい(笑)。
カメラマン 松崎正訓さん:撮影会などのイベントでは、カメラマンを信頼して任せてほしいですね。私は右から、私は左からの方が写りがいいと自分で決めつけている方もいますが、そういった思い込みがない方がいいですね。
また、普段はお友達同士でスマホのカメラで撮影することが多いと思いますが、余計なモノを背景に入れないことや、上目から撮ってもらうこと(顔がシャープに小さくなる)、露出を明るめにすること、被写界深度といって、顔の手前に花を置く、構図の奥行きを意識する、など、一工夫すると、また違った写真が撮れますよ。
参加者の方にも感想を聞いてみました。
ーどのような経緯で「美★コンシャス撮影会」にご参加されたのでしょうか?
立川ルリ子さん:実は前にもプロに撮影していただいて、こうした撮影は今回が2回目。各分野のプロの皆さんに楽しい雰囲気で撮影してもらえるので、写真館などで行う撮影とは全然違います。とにかく楽しい!
女性へのコーチングの仕事をしており、前回は柔らかいイメージで撮影してもらったのですが、今回は大人のアグレッシブなイメージでお願いしました。実際の私にお会いした方が、写真のイメージとギャップがないように、私らしい写真を撮っていただきました。そういった自分のニーズを撮影前にじっくりヒアリングしていただけるのもいいですね。
まとめ
終始和やかなムードで、白河さんと撮影スタッフの抜群のチームワークが印象的だった「美★コンシャス撮影会」。定期的に開催されているそうなので気になった方は白河さんのブログなどをぜひチェックしてみてください。
そして…「各部屋に鏡をおいて、通りかかるたびににっこり微笑む練習をしてみてください。それが習慣になればあなたの魅力がアップしますよ」という白河さんの言葉通り、日々の美に対する意識を上げることが、とっても大切だということを教わる場になりました。
取材・文/松田然 撮影/小松正樹
白河三來 (女性美研究家)
アンチエイジング・コンシェルジュ、美顔率インストラクター、健康医療コーディネーター、NPO法人日本抗加齢食普及協会理事。
2005年、オリジナルの美容法「卵白洗顔」が雑誌に掲載され、即効性のある美容法として大反響を得る。公式ブログ「奇跡の美肌」で人気ブロガーに。美容から恋愛まで「女性を体の中から美しくする」をコンセプトに各種セミナーをプロデュース。カルチャースクールやセミナー、雑誌、TVなどで活躍中。著者に「いくつになっても30代の美しさを保つ習慣」(中経出版)、「卵白洗顔 1日15円*魔法の美肌術」(双葉社)がある。
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