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まめ知識 2017.08.27

体を内側からキレイにする『知って得するれんこんの成分と保存方法』

目次

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煮物やきんぴらなど、総菜の材料として人気のれんこん。熊本県の代表的料理、辛子れんこんもよく知られています。調理法によって見た目や食感が変わるれんこんは、栄養も豊富。ここでは、れんこんの魅力や豆知識を紹介します。

独特の食感を与える成分と期待できる効果ー『知って得するれんこんの成分と保存方法』

シャキシャキ・ホコホコ・モチモチなど、様々な食感が楽しめる、れんこん。野菜の中では比較的「炭水化物」を多く含みます。モチモチとした独特の食感を与えてくれるのが、れんこんの炭水化物の中でも大部分を占める「でん粉」。れんこんのでん粉を取り出した蓮粉(はすこ)は主に和菓子の材料として使われ、蓮粉と砂糖、水を練り合わせたれんこん餅が有名です。さらに、すりおろしたれんこんをハンバーグなどの料理に加えることでも、でん粉によるモチモチ食感が味わえます。れんこんを切った時にネバネバと糸を引くのは、粘性物質「ムチン」を含むから。胃の粘膜を潤して保護すると言われているほか、粘膜が保護されることによるアレルギー症状の予防・緩和なども期待されています。また、れんこんの皮にはポリフェノールの一種である「タンニン」も含まれることが特徴です。ポリフェノールは活性酸素を除去する抗酸化作用をはじめ、コレステロールや脂質の上昇抑制作用、抗菌・抗ウイルス作用による食中毒や虫歯の予防効果があるとされる成分。効果の持続時間は数時間程度とのことなので、コツコツと摂取したいですね。
『知って得するれんこんの成分と保存方法』れんこん1

きちんと摂りたいビタミンCと食物繊維ー『知って得するれんこんの成分と保存方法』

ビタミンCと言えばレモンやイチゴなどの果物をイメージする人も多いかもしれませんが、実はれんこんにも豊富に含まれています。しかも、れんこんのビタミンCは豊富なでん粉に守られ、加熱による損失が少ないことも特徴。より効率良く摂取するためには、短時間でさっと調理することがポイントです。ビタミンCは人間の身体を正常に機能させるために不可欠な存在ですが、水溶性のため尿と一緒に排出されやすいことがデメリット。体内に蓄積しておくことができないため、定期的にきちんと摂ることが大切です。紫外線対策やシミ・シワを気にする女性など、美肌対策の観点からも注目されています。また、食物繊維が摂取できることも、れんこんの嬉しい点。特に水に溶けない不溶性食物繊維が豊富です。不溶性食物繊維は腸を刺激することで排便を促すと言われており、便秘を気にする人は積極的に摂取したいもの。味や香りにクセの少ないれんこんは様々な味付けに馴染みやすいため、和食はもちろん、カレーやシチューなど洋食の材料としても取り入れてみると良いかもしれません。
『知って得するれんこんの成分と保存方法』れんこん葉

個性的なれんこんの保存方法ー『知って得するれんこんの成分と保存方法』

野菜の中では珍しく、水中の泥に埋まって育つれんこん。個性的な育ち方をするれんこんは、保存方法もちょっとした工夫が必要です。
丸ごとのれんこんを購入した場合には、濡れた新聞紙で包み、さらにビニール袋に入れて冷蔵庫で保存するのが最適。泥が付いている場合には、洗い落とさず、そのまま保存した方が傷みにくくなります。カットして売られているれんこん、あるいは家庭で使いかけのれんこんは、切り口をしっかりラップで包んで冷蔵保存しましょう。切り口が表に出ていると酸化して傷みやすくなるため、しっかり包むことが大切です。また、水や酢水に浸した状態で冷蔵保存する方法もありますが、水を1~2日に1回交換しなくてはいけないこと、そしてビタミンCが流出する可能性があるなどのデメリットもあります。それぞれのライフスタイルに合った保存方法を選択することで、れんこんを最後までおいしく食べられるでしょう。なお、11月から2月頃が旬のれんこんですが、6月から9月頃に見かける新れんこんはより傷みやすいため、早めに使い切ることもポイントです。
『知って得するれんこんの成分と保存方法』れんこん2

れんこんにまつわる豆知識ー『知って得するれんこんの成分と保存方法』

れんこんは輪切りにすると、花びらのようにも見える大小の穴が特徴的です。この穴は中心に1つ、周りに9つ程度開いており、葉柄の穴とつながって通気孔の役割をしています。れんこんは端から端まで真っ直ぐに穴が開いていることから、「見通しが良い」という意味で縁起物としても利用されている食材。正月のおせち料理や祝いの席で、ピンク色に染められたれんこんを目にしたことがある人もいるでしょう。れんこんの原産地は中国をはじめ、エジプトやインドなど諸説あります。日本でも古くから存在していたようで、過去には千葉県検見川町の遺跡から、推定2000年前の蓮の実が発掘されたこともありました。現在は出荷量全国1位の茨城県をはじめ、徳島県や愛知県でも栽培されています。ちなみにれんこんが一般的に食されるのは、日本や中国など一部の国のみ。また、日本では食材としてだけではなく、民間療法でも重宝されている野菜です。のどの痛みやたん・せき止めとしてれんこんのおろし汁を湯に溶いて飲むほか、手軽に使用できるパウダーや飴なども販売されています。
『知って得するれんこんの成分と保存方法』れんこん花

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日常食としてはもちろん、縁起物としても大切にされてきたれんこん。その個性的な食感や形状は、これからも愛され続けていくでしょう。栄養も豊富なれんこんを食事に取り入れ、彩りにあふれる食卓を楽しみたいですね。

文/ケノコト編集部

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