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まめ知識 2017.08.30

おかずにもスイーツにもなる『知って得する栗の成分と保存方法』

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栗は周囲が棘に囲まれた実が特徴の食材で、一般的食べられている部分は実の中にある種の部分になっています。その期限は縄文時代からだとされていて、平安時代から本格的に栽培されているようです。今回はそんな栗の栄養成分などについて紹介していきます。

主成分であるデンプンの特徴とはー『知って得する栗の成分と保存方法』

栗はナッツ系の食材として知られていて、その主な成分はイモ類や豆類と同じくデンプンです。また他のイモ類や豆類と比較するとデンプンの量が多いのに対して脂質が少なくなっているところも特徴となっているのですが、栗を構成しているデンプンの最大の特徴は「きめ細かい」ところにあります。栗のデンプンのきめ細やかなところはほかのイモ類や豆類と比較すると上品な味わいを生み出しているとされていて、分解されると糖質になるのですが、細やかさが優しい甘味のポイントにもなっているのです。デンプン以外に含まれている成分としてはビタミン群が豊富に含まれていて、特にチアミンと呼ばれているビタミンB1やビタミンCが多く含まれています。ほかにも便秘解消効果の高い食物繊維や高血圧の予防に強いカリウム、ポリフェノールやタンニン、現代人にとって不足している成分である亜鉛など豊富な成分が含まれているところが栗の魅力だと考えられていて、中でも渋皮の部分に含まれているポリフェノールやタンニンは女性に嬉しい強い抗酸化作用を持っているのでおすすめです。
『知って得する栗の成分と保存方法』栗1

栗は思いのほかカロリーが高いー『知って得する栗の成分と保存方法』

では栗の栄養面はどのようになっているのかですが、上記でも述べたように栗は他のイモ類や豆類と比較するとデンプンの量に対して脂質が少なくなっているところが特徴です。脂質が少ないとヘルシーだと思われがちなのですが、実はそのような状態に反して栗のカロリーは意外と高くなっています。日本栗の場合はおよそ160キロカロリーなのに対して甘栗の場合はおよそ240キロカロリーを超える場合もある、大量に食べてしまうと太ってしまう要因になるので注意が必要です。ですが逆に考えると少量でもカロリーやエネルギーを簡単に補給できる面もあるので、手軽なエネルギー補給やダイエット中の小腹を満たす目的で食べるのにはおすすめされています。また栗の栄養素の中でも特に現代人にとって重要だとされているのが亜鉛や葉酸などの成分で、亜鉛は不足してしまうと味覚障害や生殖機能の低下を起こしてしまうので栗は手軽に亜鉛を摂取できる重要な食材です。葉酸も特に妊娠中の女性にとっては必要不可欠な栄養素なので、手軽に摂取できる栗は妊娠中におすすめの食材となっています。
『知って得する栗の成分と保存方法』栗ごはん

栗の保存方法は生とゆでたもので違うー『知って得する栗の成分と保存方法』

栗は生のままの場合は常温保存でも可能で、新聞紙に皮つきのまま包んで日の当たらない涼しい場所に保管しておきます。ただこのままだと乾燥してしまうので、乾燥を予防する方法として水を張ったバケツの中に良く洗った栗を入れておきます。後は定期的に水を張り替えるだけで簡単に乾燥を予防できるので、こちらの方法もおすすめです。ただし注意点として、常温保存でそのままにしておくと虫がついていた場合は虫に食べられてしまう可能性があります。そのため常温保存でも問題はないのですが、出来る限り冷蔵庫に保存する方が良いようです。またゆでた状態の栗は季節によっては半日で腐ってしまうなど常温保存はできないようになっているので、こちらの場合はまずゆでた後に荒熱を取ってからしっかり水気を切ります。その後タッパーやジップ袋に入れて、空気に触れないように冷蔵保存しておくのが大切です。ちなみにこの状態での保存期間は3日程度で、生のままの場合は1週間ほど保存できます。そのためゆでた状態のものは、早めに消費するようにしておくのが重要になっています。
『知って得する栗の成分と保存方法』栗2

栗の豆知識アレコレー『知って得する栗の成分と保存方法』

栗は調理方法によって甘く食べられるのですが、調理する前に果物のように甘くする方法があります。その方法はいたってシンプルで、栗を冷蔵庫のチルド室で半日以上保管しておくだけです。栗は元々0度前後の気温になるとデンプンを糖質に変える働きがあると言われていて、その状態で日が経つにつれてどんどん糖質が増えていきます。これは栗が冬の間に糖を作るためにデンプンを分解しているために起きる現象で、チルド室で保管すると冬だと勘違いしてこのような状態になるのです。なので甘い栗を楽しみたい場合にはチルド室などで冷蔵保存しておくのがポイントとなっています。また元々甘みの強い栗の選び方としては、濃度が3パーセント程度の塩水の中に栗を入れます。そうすると含まれているデンプンの量が多い栗は塩水の中に沈んでいくので、沈んだ栗を選んで食べれば甘くて美味しいものを楽しめるようになっているのです。そしてその栗をチルド室で保管してやればさらに甘くなりますし、甘くなかった栗もチルド室で保管すれば甘みを増してくれるので問題なく楽しめます。
『知って得する栗の成分と保存方法』栗3

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栗はデンプンを多く含んでいる反面脂質が少なく、それでいてカロリーが高い食材として手軽なエネルギー補給食として利用できます。さらに栄養価も高く健康面や美容面に効果的な成分が多くなっているので、上手に保存したり甘みを強めて食べるのがおすすめです。

文/ケノコト編集部

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