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まめ知識 2017.08.27

生薬としても活用?!『知って得するびわの成分と保存方法』

目次

びわは江戸時代から日本でも栽培が進められ生薬として大切にされてきました。江戸後期以降は庭で育てるという文化も生まれて家庭でも親しまれるようになった果物です。現在では多様な品種が出回るようになって味や風味を楽しめるようになっています。

びわに含まれる豊富な健康成分ー『知って得するびわの成分と保存方法』

びわにはポリフェノール類やタンニンを中心として様々な健康に良い成分が含まれています。生活習慣病の対策として有用とされているのがポリフェノール類やタンニンです。コレステロール値や血圧の改善を目指したり、動脈硬化などの予防をする上で有用な果物になります。ガンの予防に対しても良いとされるのがポリフェノールやタンニンの特徴です。ガンに良いとされるアミグダリンも含まれていて、感染症に対する予防効果も示されていることからがん細胞や外敵からの攻撃に対する抵抗力を高められるでしょう。一方、びわに含まれているクロロゲン酸は特によく研究が行われていて様々な健康効果をもたらすことが判明しています。クロロゲン酸は肝臓において脂肪からエネルギーを作り出す過程を促進したり、活性酸素の除去によって老化防止をしたり、動脈硬化を予防したりすることがわかっているのが魅力です。この他にもびわには有機酸が多く含まれていてエネルギーの産生を促して疲労回復をもたらしたり、殺菌作用があって感染予防や食べ物の腐敗防止に利用したりすることができます。
『知って得するびわの成分と保存方法』びわの木

ビタミンAを摂りやすいびわー『知って得するびわの成分と保存方法』

びわに含まれている栄養として突出しているのがβカロテンとβクリプトキサンチンです。この二つはびわのオレンジ色から黄色の色合いを生み出している色素でもあります。体内では代謝を受けてビタミンAに変換され、目や皮膚、粘膜などを作り上げるのに必須の役割を果たしているのが特徴です。不足してしまうと特に目や皮膚に異常が生じてしまいやすく、夜盲症や肌荒れの原因になってしまうため、びわからβカロテンとβクリプトキサンチンを十分に摂取するのは目や肌の健康に良い対策になるでしょう。特筆して多いのはビタミンAになるこれらの成分程度ですが、ビタミンCやビタミンB群などのビタミンや、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも比較的多く含まれています。生で食べられることから損失分も少なく、ベースアップのためにびわを食べるのは合理的であり、様々な不調に対して改善効果を期待することができるでしょう。また、エネルギーとしてはタンパク質や脂質は少なく、大半が炭水化物になっていて即効性の高いエネルギー源としても有用です。
『知って得するびわの成分と保存方法』びわの木2

びわの保存は常温か冷凍ー『知って得するびわの成分と保存方法』

びわは晩春から初夏の頃に旬になってたくさん収穫することができます。保存については常温で三日から一週間程度が限度であり、冷蔵すると味落ちがかえって早くなってしまうので注意が必要です。鮮度が低下しても食べられる状態で維持したいという場合には冷蔵なら二週間程度は保存できます。みずみずしい状態で食べるには常温で三日程度、切ってしまった場合には冷蔵庫で半日から一日程度が限界です。しかし、食べ方によってはもっと長期保存することもできます。冷凍してシャーベット状にして食べるというのであれば二ヶ月程度は保存できます。適当な大きさに切って水気を十分に除いた上で冷凍すれば半解凍でシャーベットのように食べることが可能です。潰してしまって密閉容器に入れて冷凍すると本当にシャーベットにして食べることもできます。別の長期保存の方法としてシロップ煮にする方法もあり、熱湯消毒をして清潔にした瓶に密閉して保存すれば一ヶ月程度は保存可能です。ただし、雑菌が繁殖しやすいので取り出すときには清潔なスプーンやフォークなどを使わなければなりません。
『知って得するびわの成分と保存方法』びわ花

高級果物でも庭で栽培可能ー『知って得するびわの成分と保存方法』

びわは年間でも晩春から初夏の一時期しか店頭では見かけることができません。価格も高くて手を出しにくいと感じることもありますが、びわの木は比較的育ちやすいので苗を手に入れて庭に植えれば簡単に栽培することができます。時期になると一本で何十個も実がつくようになるため、びわを食べる方法としては合理的です。木についている状態であればしばらくは放置しておくことができ、熟成が進んできてしまったらすぐにシロップ煮にしたり冷凍したりしてしまえば後々までゆっくりと食べることができます。保存のための方法はジャムを作ったり、ペーストにしたりする方法もあり、いずれも冷凍すれば長期保存可能です。そのまま食べるだけでなく、お菓子作りなどにも応用できることから食生活を充実させるために栽培するのも一興でしょう。栽培するのは難しくてもたくさん食べたいという場合には旬を逃さないようにして、店頭で売り出されるようになってきたらまとめて買って保存しておくのが肝心です。品種も色々あるので食べ比べをしてみるのも楽しみ方の一つとなります。
『知って得するびわの成分と保存方法』びわ

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びわは古くから生薬として利用されてきたほどに健康にとって有用な成分や栄養が豊富です。店頭で買うと高級ですが、庭があれば苗を買って育てることが可能であり、晩春から初夏の時期にかけて新鮮なものを食べられます。

文/ケノコト編集部

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