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まめ知識 2017.09.12

わかめ、ひじき、昆布、もずく…食物繊維が豊富『海藻(褐藻類)の種類とあれこれ』

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海藻の中でも大型で1メートルを越えるものも多い褐藻類。そんな褐藻類にはわかめや昆布、ひじきなど和食で定番の食材が多くあります。そこで今回はそんな褐藻類の様々な食材の特徴や成分などについてご紹介しましょう。

わかめ-『海藻(褐藻類)の種類とあれこれ』

わかめは日本海側や太平洋側の沿岸に幅広く生息しており、古くから日本人に親しまれてきた海藻です。生のわかめは日持ちがしないので、多くの場合干しわかめや塩蔵わかめに加工されて流通しています。わかめに多く含まれる成分として代表的なものは食物繊維やアルギン酸、フコイダンなどです。アルギン酸は体内で食物中のナトリウムと化合することで一部がアルギン酸ナトリウムに変化します。このことによって体内へのナトリウム吸収量が抑制され、結果的に血圧を下げる効果があるとされています。またコレステロールを吸着して体外に排出する作用もあるため、コレステロール値を下げる効果もあると言われています。それ以外にも微量に含まれているフコキサンチンには肥満予防効果があることが分かっており、ダイエット食品の定番食材でもあります。そのほかわかめの生殖機能が詰まった根元の部分はめかぶと呼ばれており、近年ガンを抑制する効果があるとして大きな注目を集めている食材です。
わかめ

ひじき-『海藻(褐藻類)の種類とあれこれ』

ひじきは日本近海の波が荒い海岸近くの岩場に多く生息している海藻です。主な栄養成分は、ミネラル、食物繊維、カルシウム、鉄分などです。カルシウムは牛乳の12~13倍も含まれており、体内への吸収率がよいのも特徴です。貧血予防に効果的な鉄分も海藻類の中で最も多く含まれています。ひじきは漢字では「鹿尾菜」と書きます。これはその見た目が黒くて短い鹿のしっぽによく似ていることからきていると言われています。また栄養価が高いことは昔から知られており、「ひじきを食べると長生きする」と古くから言われている食材です。そのため敬老の日である9月15日はひじきの日とされています。
ひじき

昆布-『海藻(褐藻類)の種類とあれこれ』

昆布は日本では主に東北から北海道沿岸にかけて生息しており、14属、45種類の昆布が知られています。主なものとしてはコンブ属のマコンブやリシリコンブ、トロロコンブ属のトロロコンブなどが挙げられます。昆布には鉄分やカルシウムが多く含まれており、また欧米では「海の野菜」と言われているほどビタミンなどが豊富です。さらに低カロリーなので成人病予防にも効果的だとされています。昆布の語源は中国だと言われていますが、詳しいことは分かっていません。797年に編纂された「続日本紀」や同時期に編纂されたと言われている「万葉集」に昆布という言葉が出てくるので、その頃には一般的に使われていたと考えられます。保存した昆布の代表格である塩昆布も平安時代には既に製造されていたと言われており、日本人の昆布好きはこの頃から続いているようです。
昆布

もずく-『海藻(褐藻類)の種類とあれこれ』

もずくはナガマツモ目モズク科の海藻で、別名をイトモズクとも言います。漢字で書くと「藻付」です。これは他の海藻に付着することが由来です。本州中南部から四国、九州の沿岸に生息しており、冬から初夏にかけて繁茂します。ぬめりがあるのが特徴でぬめり成分であるフコイダンやアルギン酸のほか、カロテノイドやアラキドン酸などが含まれています。フコイダンはピロリ菌が胃の粘膜に付着しないように保護して除去する作用があるため、胃潰瘍に効果があると言われています。またアルギン酸には血中コレステロールを低下させる働きや便秘の解消、大腸がんの予防作用があるとされています。食酢で和えた「もずく酢」が主流の食べ方です。
もずく

ホンダワラ-『海藻(褐藻類)の種類とあれこれ』

ホンダワラは馬尾藻や神馬藻の名称で知られ、ヒジキなどと同じ種目の海藻です。神功皇后が三韓征伐のために九州から渡航する際、馬の餌としたことが「馬尾藻」という名前の由来です。お正月の蓬莱飾りに飾られるもののひとつとしても知られています。ホンダワラは主に本州太平洋沿岸や九州、新潟より南の日本海に分布しており、水深1~3mの岩盤に多く生息しています。形は1メートルを超えるヒモ状の茎から、陸上植物のように枝葉が出ています。食物繊維やマグネシウムが豊富に含まれており、整腸やコレステロール値の低下、丈夫な歯の形成などに効果があるとされています。そのほかナトリウムの含有量がわかめや昆布、ひじきなどの他の海藻類に比べると少ないのが特徴です。

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四方を海に囲まれていることから、日本人は古来から海藻類という海からの恵みを食べ続けてきました。そんな海藻類はカルシウムなどのミネラルやビタミン、食物繊維など栄養が豊富に含まれているだけでなく、低カロリーなので男性にも女性にもおすすめの食材です。また果物には少ないカルシウムが多く含まれているのも嬉しいポイントと言えるでしょう。スーパーなどで海藻類を選ぶときのポイントは、色つやの良さと厚みです。また水で戻した後に保存するときは湿気と高温を避けたため、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

文/ケノコト編集部

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