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まめ知識 2017.09.14

食物繊維も豊富『知って得するあおさの成分と保存方法』

目次

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あおさは昔は青のりとしてもよく親しまれてきた海藻ですが、現在はヒトエグサやアオノリの方が主流になってしまいました。それでもなお国内では生産が続いていて、魅力的な成分が含まれていることが認識されたことで再び人気が高まってきています。

あおさに含まれるルテインなどの重要な成分ー『知って得するあおさの成分と保存方法』

あおさには様々な形で健康に寄与する成分が含まれていることが示されてきました。カロチノイドの一種として知られるルテインはあおさに含まれている色素の一つであり、目の健康にとって重要な働きをすることが知られています。ルテインは目に局在しやすく、特に黄斑部に移行しやすい性質がある色素です。常に強い光による刺激を受けている目にルテインがあることで刺激を緩和することができ、目で発生した活性酸素を除去することもできるとされています。眼病に対して有効性を示すデータもいくつも報告されるようになり、医学的にも着目されている重要な成分です。あおさにはD-システノールと呼ばれる成分も含まれています。アミノ酸の一種として水溶性が高い性質があり、血液中では血小板の凝集を抑制することを通して血液の流動性を高めて血行を改善すると期待されている成分です。この他にもあおさには水溶性食物繊維が豊富に含まれていて、便秘の改善に効果をもたらす可能性があります。特に現代の生活では水溶性食物繊維が不足している人は多いため、あおさを食べることで改善を見込めるでしょう。
あおさ1

マグネシウムが豊富なあおさー『知って得するあおさの成分と保存方法』

海藻であるあおさは海で育ってきた間に取り込んだミネラルを豊富に含んでいます。乾燥させたことによって抜け出てしまっている部分が多いですが、わずかな量から多くのミネラルをまとめて摂取することができるのが魅力です。海に由来していることから産地によってミネラル組成にも違いはありますが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを多く含んでいます。特に多く含まれているミネラルがマグネシウムであり、身体の中での代謝活動だけでなく消化管内でも重要な役割を果たしていることが知られている重要なミネラルです。酵素の構成要素として用いられることからタンパク質の合成、エネルギー産生、筋肉や神経系の活動などに広く関与しているのがマグネシウムです。消化管内では水分を引きつけて腸内で便の水分を増やして便通を改善することも知られています。体内に蓄積されている量が少ないことから頻繁に摂取する必要があるのがマグネシウムです。あおさを日常的に食べる習慣を作ることによって欠乏症の発症を防ぐことが期待できるかもしれません。

乾物の保存は冷蔵が理想的ー『知って得するあおさの成分と保存方法』

あおさは乾物として市販されていることが多く、青のりと記載されている場合もあります。基本的には原料があおさではない青のりと保存方法に大きな違いはありません。乾燥した状態で保存する必要があるため、多湿な環境を避けて密封して保存するのが基本です。市販品は常温で販売されていますが、常温で高温多湿を避けて保存した場合には一ヶ月程度は風味を落とさずに使用することができます。光にも弱いことから、缶などに入れて保存するのが望ましいでしょう。常温の方が手軽ではあるものの、冷蔵庫で保存するのが乾物の保存には適しています。冷蔵庫なら温度も湿度も低く、光に当たることもないからです。ただし、冷蔵庫から取り出してすぐに封を開けてしまうと水分が入りやすいため、常温に戻してから開けるようにしなければなりません。冷蔵保存をすれば三ヶ月程度は保存することが可能です。最近では生のあおさも流通するようになっていますが、この場合には冷蔵庫での保存が基本になります。一週間程度を目安に使い切るようにした方が変質する心配がありません。

料理に少しずつ使うのがコツー『知って得するあおさの成分と保存方法』

あおさはそのまま食べてもあまり美味しいものではなく、料理して使用するのが基本になります。生のあおさの場合にはサラダや酢の物、味噌汁などに幅広く使用することができますが、乾物の場合には粉状になっているのでサラダや酢の物といった使い方はあまり適しません。味噌汁などにたくさん入れて具にしてしまうという食べ方はあり、一度に大量に食べるのには適している方法です。風味が豊かなので料理の最後に振りかけて風味豊かな料理に仕上げたり、緑色の彩りを増やすために仕上げにかけたり混ぜ込んだりしても良いでしょう。水分を吸ってしっとりとすると粘り気がでてくるので他のものにくっつきやすくなり、炒め物や煮物などに使うと他の食材によく絡んでくれます。歯にくっついてしまうのを嫌う人もいますが、歯磨きをすれば取れるので気になる人は食後に歯磨きをしましょう。料理に混ぜて使うときにはあまり多く使うことは難しいので、少しずつ色々な料理に使うのが賢明です。色付けとして使いやすい食材なので、緑が足りないときには積極的に利用しましょう。

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あおさは乾物として流通してきた海藻ですが、生のあおさも手に入れられるようになっています。ルテインなどの健康に役立つ成分が含まれていてミネラル源としても役立つことから料理へ応用して少しずつ摂取を心がけましょう。

文/ケノコト編集部

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