得するコト得するコト
まめ知識 2020.01.09

一日一枚。健康習慣を始めよう!『知って得するのりの成分と保存方法』

目次

のりは日本では飛鳥時代から作られ始め、食用として利用されてきました。現在では焼き海苔として寿司やおにぎりなどに使用されることが多くなっていますが、各地で知られている郷土料理にも広く使用されてきた海藻です。

影の実力者!のりに含まれる様々な成分ー『知って得するのりの成分と保存方法』

のりに含まれている有用成分として、EPAやタウリンはよく注目されているものです。青魚によく含まれている必須脂肪酸として知られるEPAは、血管の状態を良好にするのに働きかける力を持っています。体内ではDHAと相互に変換され、脳の機能の改善などにも寄与することが示されている成分です。特に青魚を食べる習慣が減ったことでEPAが不足している人などは、のりから摂取すると生活習慣病の予防や改善を期待することができます。
一方タウリンは、肝臓の解毒作用をサポートする働きを示すのが特徴のアミノ酸です。あまり含まれている食品が多くなく、必須の成分ではありませんが、肝臓の健康を守るために重要な役割を果たします。

料理をさらに美味しく。旨み成分もたっぷり含むのり

また、アミノ酸成分としてグルタミン酸やイノシン酸も多く含まれているものであり、これらは旨味成分として知られているものです。のりを料理に使用すると全体の旨味を増やして美味しい料理にすることができるでしょう。おにぎりや寿司などにのりを使用することで旨味を増やし、より美味しい料理としているのかもしれませんね。
のり1

栄養が豊富なのりの魅力ー『知って得するのりの成分と保存方法』

のりは大半がタンパク質と炭水化物からできている海藻です。乾燥させたのりの場合には水分もないため、わずかな量を食べても良質のタンパク質と炭水化物を摂取できます。炭水化物の大半は食物繊維であり、水溶性食物繊維が比較的多いのも特徴です。のりに含まれている水溶性食物繊維の中にはポルフィランと呼ばれる肥満抑制効果が示唆されている成分もあります。食物繊維を十分に摂取すると糖質や脂質の吸収が抑えられて太りにくくなることが示されており、のりはその効果が高い食物繊維が特に含まれていると期待できる食品です。

のりはビタミンもミネラルもバランスよくとれる便利な海藻

ビタミンについても豊富であり、目や粘膜の健康に欠かせないビタミンAや血液の凝固に関わるビタミンK、細胞を増やす上で必須の役割を果たす葉酸やビタミンB12が特に多く含まれています。ビタミンCやビタミンB群も含んでいることから、多くの種類のビタミンをバランスよく摂取するのに適しています。海産物という影響もあって少しずつとはいえほとんどの種類のミネラルを含んでいるのものりの特徴です。特にヨウ素とモリブデンは含有量が多くなっています。
おにぎり

のりは乾燥した状態での保存が重要ー『知って得するのりの成分と保存方法』

乾物として流通しているのりは、乾燥させた状態を保つことが最も重要です。湿気てしまうと食味が失われてしまうだけでなく、変質が起こってしまう原因となります。市販されているのりには乾燥剤が入れられているものが多いので、その乾燥剤と一緒に密封できる袋に入れて保存するのが基本です。ただし、乾燥剤は永遠に使えるものではないので、別途に乾燥剤を購入してときどき交換すると乾燥状態を長く保つことができますよ。また、のりは日光を嫌うので缶の中に入れて保存するのが望ましいでしょう。

のりの長期保存には冷蔵庫がおすすめ

基本的には常温保存することができますが、変質させずに長期保存をしたい場合には冷蔵保存するのが適しています。冷蔵庫の方が水分が少ないことに加えて、日光が入り込む心配もないからです。ただし、冷蔵庫から出したときにすぐに開封してしまうと湿気が入ってしまいやすくなります。必ず密封できる袋に入れたまま常温に戻してから開封するように心がけなければなりません。その一手間をかけるようにするだけで数ヶ月間は冷蔵保存で美味しく食べられるようになります。
のり2

「一日のり一枚」の習慣で健康を促進ー『知って得するのりの成分と保存方法』

のりは健康に良い成分も含み、タンパク質や食物繊維、各種ビタミンやミネラルをまとめて摂取することができる有用な食品です。そうすると、十分に栄養を摂取できるように毎日たくさんの量ののりを食べようと考えてしまいがちですが、一般的に適しているとされる一日の摂取量はのり一枚程度です。全形一枚を目安にして食べるようにするだけで、十分にビタミンやミネラルなどをサポートすることができます。二枚や三枚を一度に食べても問題が生じるわけではありませんが、水溶性のビタミンやミネラルは一度に摂取しても吸収される量には限度があるため、健康のために食べるのであればあまり意味がありません。

健康のためでものりをたくさん食べるのは注意が必要

一方、のりに多く含まれているヨウ素やモリブデンは過剰摂取のリスクがあることが知られています。一枚でも、一食で摂取すると良いとされる目安量に達してしまうため、何枚も毎食食べていると過剰になってしまう可能性があるでしょう。ミネラルは排泄されるので大量に食べ続けなければ問題はありませんが、健康のためにと思ってむやみに食べてしまう場合があるので注意が必要です。
のり巻き

のりを使ったおすすめレシピ

2種類の調味料でできるごはんのお供『自家製のりの佃煮』

2種類の調味料でできるごはんのお供『自家製のりの佃煮』

真夏の助っ人そうめんを残暑も活用してみませんか?『もずくとラー油のピリ辛冷し素麺』

真夏の助っ人そうめんを残暑も活用してみませんか?『もずくとラー油のピリ辛冷し素麺』

栄養満点!食べごたえ抜群『金のいぶきプルコギおにぎらず』

栄養満点!食べごたえ抜群『金のいぶきプルコギおにぎらず』

玄米を韓国風に『金のいぶき玄米キンパ』

玄米を韓国風に『金のいぶき玄米キンパ』

ゆず塩麹たまごをアレンジ『ツナたま海苔丼』

ゆず塩麹たまごをアレンジ『ツナたま海苔丼』

サラダ感覚でさっぱりと頂く『洋風ちらし寿司』

サラダ感覚でさっぱりと頂く『洋風ちらし寿司』

のりは古くから利用されてきた海藻由来の食材です。最近では、栄養が豊富に含まれていることに着目されるようになりました。一日一枚を食べるだけで心身の健康をサポートすることができるので、食卓に常備して食べる習慣を作ると良いでしょう。

文/ケノコト編集部

その他のおすすめ記事

冷え性にも効く『知って得するニラの成分と保存方法』

冷え性にも効く『知って得するニラの成分と保存方法』

栄養価が高い『知って得するパセリの成分と保存方法』

栄養価が高い『知って得するパセリの成分と保存方法』

香り高くからだに嬉しい『知って得するりんごの成分と保存方法』

香り高くからだに嬉しい『知って得するりんごの成分と保存方法』

ぬめりが特徴的『知って得するなめこの成分と保存方法』

ぬめりが特徴的『知って得するなめこの成分と保存方法』

イライラを抑える香り成分『知って得するセロリの成分と保存方法』

イライラを抑える香り成分『知って得するセロリの成分と保存方法』

健康に良い栄養素がたっぷり『知って得するパパイヤの成分と保存方法』

健康に良い栄養素がたっぷり『知って得するパパイヤの成分と保存方法』

コメント

コメント欄


人気の記事

2020.07.03

家飲み・おつまみに最適!まるでレバーのような味わいの『黒豆と納豆のペースト』

2020.07.03

栄養がかたよりがちなトースト『納豆マヨチーズトースト』

2020.07.02

下茹でなし!!香ばしい香りの『バター醤油焼きとうもろこし』

2020.07.01

あんこのカップケーキ!?簡単和菓子の『浮き島』を作ろう

2020.06.30

夏野菜と香味野菜がたっぷり『山形の郷土料理「だし」をつくってみよう』

2020.06.28

まろやかな辛さがクセになる 毎日食べたい『アボカドとキムチの韓国風納豆ごはん』

2020.06.28

包丁をつかわずにできる 『人参とツナのさっぱりサラダ』

2020.06.25

ワインに合わせたいおばんざい『ザワークラウト』

2020.06.24

爽やかにデトックス!!ハーブたっぷり『小松菜とキウイのグリーンサラダ』

2020.06.23

ケノコトおすすめ!おうちで作りたい手作りドレッシングまとめ

編集部おすすめ記事

2020.07.04

栄養たっぷり!旬のおかひじきを使った『おかひじきと豆腐のチャンプルー』

2020.07.03

家飲み・おつまみに最適!まるでレバーのような味わいの『黒豆と納豆のペースト』

2020.07.03

毎朝すっきりの秘訣とは? 1杯のお水で美腸ケア

2020.07.01

梅雨時期が一番美味しい!旬のイワシを召し上がれ『入梅鰯のクルクル揚げ』

2020.06.30

ごはんに合うおばんざい『ふっくら肉団子の甘酢あん』

2020.06.28

健胃、ダイエットにも!『キャベツとグレープフルーツのビューティージュース』

2020.06.26

ママは嬉しい!子どもは楽しい!『家事に巻き込み育児のすすめ』

2020.06.26

美脚を目指す!むくみとさよなら『ふくらはぎのセルフマッサージ』

2020.06.22

食べる手が止まらない!台湾の煮込みお肉ご飯『ルーローハン』

2020.06.18

やさしい暮らしのヒント『栄養のコト』1.梅雨でもからだの中は快適!を叶えてくれるたべもの。

月間人気記事

2020.06.17

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2020.06.16

スマホの動作が重い・熱いときは?『原因と改善方法でサクサクに』(iPhone/Android)その2

2020.06.04

季節の手仕事『自家製キウイシロップ観察日記』

2020.06.13

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「オクラ」の常備菜』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2020.06.15

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2020.06.17

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』