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まめ知識 2021.06.12

初夏に旬を迎える『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』

目次

海ぶどうは沖縄地方を原産として沖縄料理に広く用いられてきた海藻の一種です。今では全国的に流通するようになりましたが、通常の海藻と比べると特殊な性質を持っています。初めて手に入れるときには性質をよく理解しておくことが肝心です。

ダイエットにも!ゼロカロリーで食物繊維が豊富ー『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』

海ぶどうはほとんどが水分からできているのが特徴です。三大栄養素とされる炭水化物、タンパク質、脂質のどれもが含有量が少ないものの、成分として炭水化物のうちでも食物繊維はよく含まれています。100g中に1g弱程度しか含まれていませんが、それでも十分に食物繊維の補給には役に立つでしょう。水溶性食物繊維が比較的多く、不溶性食物繊維も含んでいるのは海ぶどうの特徴です。
現代の食生活では食物繊維が不足していることが多く、それによって便秘に悩まされている人も少なくありません。また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが悪いことで腸の状態が優れず、それが様々な体調不良の原因になっていることもあります。海ぶどうによって水溶性食物繊維を主とする食物繊維を補給するようにすると腸内環境が改善されると期待できそうです。腹持ちも良いことからダイエット食としてもよく用いられるようになっていますが、その主な役割を果たしている成分が食物繊維です。特に水溶性食物繊維は水分を吸って膨らみやすいことからダイエットのための成分として適しています。
初夏に旬を迎える『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』ー海ぶどう1

ミネラルが豊富に含まれる海ぶどうー『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』

海ぶどうに含まれている栄養としてカロリーになるものはほとんどありませんが、ミネラルについては広く含まれています。特に海に由来するミネラルを多く保持しているのは海ぶどうの魅力です。食品として市場に出回るまでに失われてしまっている部分もありますが、生息していた海に由来するミネラルは豊富に摂取することができます。ナトリウムが多いのは海に由来している理由ですが、カリウムやカルシウム、マグネシウムも同様に多く含んでいるのが一般的です。生産された海域によって多少の影響を受けますが、どのミネラルの摂取源としても適しています。健康を維持するためのミネラルの摂取源になるでしょう。

適量をとりたいヨウ素も含まれる海ぶどうー『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』

ヨウ素は甲状腺ホルモンを作るのに必須のミネラルであり、基礎代謝の維持や向上に欠かせません。過剰症も知られているのであまり大量に摂取しないようにすることは大切ですが、不足していると低体温などが発生しやすいことから必要量を維持できるように海ぶどうを食べるようにするのは良い対策でしょう。

海ぶどうの保存は常温が基本!ー『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』

日本では様々な海藻を食べる習慣がありますが、そのほとんどは生の場合には冷蔵保存するようになっています。常温では腐ってしまいやすく、冷凍すると食味が失われてしまうからです。しかし、海ぶどうの場合には常温保存が基本であり、他の方法では保存が難しくなっています。
海ぶどうは冷蔵すると水分を失ってしぼんでしまい、独特のぷちぷちとした食感が失われてしまうのです。冷凍すると破裂してしまって食味が全て失われることになります。温かい海域で生育している海藻であるため、涼しい場所に置いておくだけでもしぼんでしまうことは珍しくありません。適温として知られているのが15度以上であり、30度程度まで上がってしまっても大丈夫です。しかし、直射日光に当たり続けると変色してしまうことが多いため、光にはできるだけ当たらないようにして保存するのが望ましいでしょう。自然の光に当たるには問題はありませんが、光を通さない袋や箱などに入れて保管するようにするのが適切です。海ぶどうは生のままでも一週間程度は常温保存することができます。
初夏に旬を迎える『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』ー海ぶどうサラダ

旬の時だけ楽しめる新鮮な海ぶどうー『知って得する海ぶどうの成分と保存方法』

独特のぷちぷちとした食感が楽しい海ぶどう。全国的に食べられるようになってきましたが、海ぶどうはシーズンにしかほとんど流通しません。沖縄が原産ということから夏をイメージしがちですが、旬の時期は夏ではありません。本土では10月頃の秋と5月頃の春が旬になっています。沖縄の場合には10月頃から冬を通して5月頃まで生産されています。保存性が高くないことからシーズンにしか食べることができないため、夏の沖縄に行っても新鮮なものはあまり多くは流通していません。本土でも生産が始められたため、全国的に手に入れられるようになっているものの、冬に食べたいと考えたら沖縄に行くか沖縄から取り寄せなければならないのが現状です。
しかし、塩漬けにして保存する方法が昔からよく行われています。夏の沖縄に行ったり、本土で行われる沖縄フェアなどに行ったりすると海ぶどうが手に入るのは、春先までに採取した海ぶどうを塩漬けにしているからです。塩漬けでは状態が良ければ半年程度は美味しく食べることができるため、今でもよく保存方法として活用されています。

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海ぶどうは沖縄地方で生産されている海藻の一種であり、生のものは常温でしか保存することができないので注意が必要です。食物繊維やミネラルの摂取に役立つ食品ですが、シーズンにしか新鮮なものは手に入りません。

文/ケノコト編集部

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