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まめ知識 2017.09.25

実は栄養たっぷり食材『知って得する抹茶の成分と保存方法』

目次

中国で紀元前に発祥した抹茶を用いるお茶の文化は日本には唐の時代に伝えられたとされています。現在ではお茶をたてるのに使用されるだけでなく、スイーツ作りを代表とした様々な料理に利用されるようになりました。

抹茶の渋味を作る成分とはー『知って得する抹茶の成分と保存方法』

渋味成分となっているのがカテキンであり、ポリフェノールの一種として注目されています。強い抗酸化作用を持っていることによって、体内で常に生成している活性酸素を除去するのに役立つのが主な作用です。活性酸素によって血管を作っている脂質が酸化されたり、血液中のLSLコレステロールが酸化されたりすることが血圧の上昇や脂質異常症の発症などに影響することが知られています。広く生活習慣病の予防に寄与すると期待できるだけでなく、抗菌作用も有していることから感染症の予防効果も期待できるでしょう。
実は栄養たっぷり食材『知って得する抹茶の成分と保存方法』ー抹茶1

抹茶のほのかな甘みの理由は?ー『知って得する抹茶の成分と保存方法』

甘味成分となっているのがアミノ酸の一種であるテアニンです。テアニンにはストレスに対する耐性を発揮させてリラックスをもたらせる効果が確認されています。結果として睡眠を促したり、集中力を高めたりするのに寄与するのが特徴です。また、抹茶にはカフェインも含まれていて、テアニンと共に精神面に相乗効果を発揮することも判明しています。

実は栄養源として優れている抹茶ー『知って得する抹茶の成分と保存方法』

抹茶には有用な成分が含まれているだけでなく、栄養も豊富なのが魅力です。抹茶をそのまま食べるということはあまりありませんが、お茶をたてて飲むなどの方法で摂取すると栄養源として活用することができます。
多く含まれている代表的なものがビタミンであり、ビタミンA、ビタミンE、葉酸は特に豊富です。目の健康に欠かせないとされるビタミンAは不足すると暗いところで芽が見えにくくなる夜盲症に悩まされるようになってしまいます。目だけでなく肌などの他の組織の健康を保つためにも必須のビタミンであり、抗酸化作用も有しているビタミンです。ビタミンEも高い抗酸化作用を有するビタミンで、特に循環器系のトラブルに対する影響が大きいとされています。血液をサラサラにする効果があるとされているビタミンであり、カテキンの効果と相まって高血圧や脂質異常症などの対策に役立つでしょう。葉酸は妊婦のためのビタミンとも呼ばれ、細胞を増殖させるために欠かせないビタミンです。この他にもミネラルとして鉄やカリウムを多く含んでいるため、女性の健康維持や血圧対策にも有用と言えます。

抹茶の最適な保存方法は?ー『知って得する抹茶の成分と保存方法』

抹茶は茶葉を粉砕して細かくしたものであり、市販されているものは通常は常温で保管されています。茶葉に含まれている香り成分は揮発性が高いものが多く、密封された容器に入れておくと風味が落ちません。また、カテキンなどのように抗酸化作用を持っている成分は酸素に弱く、酸化を受けることによって味や風味が損なわれがちです。光が当たると酸素による酸化が起こりやすくなるため、冷暗所に保存するのが望ましいでしょう。温度が低いほど酸化は起こりにくくなり、成分の揮発も進行しにくくなることから常温よりは冷蔵、冷蔵よりは冷凍を選んだ方が保存性が良くなります。
抹茶を冷凍してもそのまま使用することができますが、密封容器を開けた際に吸湿してしまいやすいため、小分けにしてすぐに使い切れるようにしておくか、容器に入れたまま常温に戻してから使用するようにするのが大切です。冷凍すれば半年から一年程度はほとんど風味が落ちることはないので長期的に使用することができます。冷蔵でも一ヶ月程度は風味を保つことができるので基本は冷蔵と考えておくと良いでしょう。

スイーツだけじゃない!抹茶を料理へ使う工夫ー『知って得する抹茶の成分と保存方法』

抹茶の使い方としてお茶をたてるのは伝統を考えると標準的な方法ですが、抹茶を摂取するために必ずしもお茶をたてなければならないわけではありません。抹茶はパウダー状にして料理に使用しやすくした製品もあり、粒子を細かくしただけなので基本的に成分や栄養に変化はないでしょう。パウダー状になっていると粉を使うタイプの料理には広く使用することができます。
よく用いられているのはスイーツ作りであり、抹茶風味のケーキやクレープ、カステラなどを生地に混ぜ込むだけで簡単に作ることが可能です。お茶の風味はあまり強くはないため、風味の強い料理に混ぜ込むことによってお茶が苦手な人も摂取することができます。味噌汁や鍋物などに少量だけ混ぜてしまうと気づかないうちに抹茶を摂取することが可能です。また、逆にお茶の風味があるお茶漬けを作りたいというときに抹茶を使うと良いでしょう。乳製品との相性が良いのも抹茶の特徴であり、牛乳やヨーグルトに混ぜて食べることもできます。使う機会を増やそうとすると活用できる場面は多く、健康を促進しながら食生活を豊かにできる食材です。
実は栄養たっぷり食材『知って得する抹茶の成分と保存方法』ー抹茶アイス

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抹茶は古くから伝統文化として利用されてきましたが、カテキンやテアニンのように健康に良い成分も多く含んでいてビタミンやミネラルも豊富です。お茶をたてて飲むのは苦手でも料理に使用して摂取することを検討してみましょう。

文/ケノコト編集部

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