得するコト得するコト
まめ知識 2017.10.08

独特の香りなハーブ『知って得するパクチー・コリアンダーの成分と保存方法』

目次

コリアンダー、パクチー、シラントロなどとも呼ばれ、日本でも香菜という名前で流通するようになっているハーブ。最近ではパクチー人気が高まり、様々なお店で食べられるようになりましたね。世界的に薬用として利用されてきた歴史を持つパクチーには健康を促す作用があることがわかってきています。

パクチーの独特の香りの理由は?ー『知って得するパクチーの成分と保存方法』

パクチーには独特の香りがあるため好き嫌いが大きく分かれることが知られています。その香りは複数の成分が組み合わさって生じているものであり、主要なものとして知られているのがカプリアルデヒドやコリアンドロールといった成分です。主要な香り成分であるカプリアルデヒドには消臭作用があることから、口臭や体臭の予防に役立つとされています。コリアンドロールは対象的に甘い芳香を持つ成分であり、精神的なリラックスをもたらすとされているのが特徴です。
コリアンダー花

パクチーに含まれる健康にうれしい成分ー『知って得するパクチーの成分と保存方法』

コリアンドリンには脂質代謝を促す効果があるということが示唆されていて、コレステロール値や中性脂肪値を下げるのに役立つと期待されている成分です。パクチーにはこの他にもシトロネラールなどの様々な芳香成分が含まれていて、防虫作用や防腐作用、抗菌作用などを持っています。防虫作用があるとされているのはこのような芳香成分が外敵を遠ざけるのに役立つからです。そして、胃の健康にも寄与して食欲を増進させることも知られています。

実はビタミンやミネラルが豊富なパクチーー『知って得するパクチーの成分と保存方法』

植物であるパクチーには葉や茎の部分に多くの栄養が含まれています。大半が水分なのでタンパク質や脂質、炭水化物はあまり多くありませんが、ビタミンやミネラルは豊富です。βカロテンとして含まれているビタミンAは特に多く、目や皮膚、粘膜などの健康を助けてくれるでしょう。ビタミンAは過剰症が知られていますが、βカロテンで摂取すると過剰にビタミンAがあるときにはビタミンAに変換されずに排泄されるため、安心して摂取することができます。また、エネルギー産生に必要になるビタミンB1やビタミンB2も含有量が多いビタミンです。ビタミンCもたくさん入っているので心身の健康を促すのに適している食材でしょう。
一方、ミネラルではカリウム、カルシウム、鉄が多く含まれています。体内のミネラルバランスを整えるのに役立つカリウムは、不足すると高血圧になりやすいことが知られていて、特にナトリウムを摂りすぎたときには十分に摂取することが大切です。カルシウムは骨の形成に欠かせず、鉄は血液中にある赤血球を作るために必要になっています。

生?ドライ?香りを楽しむために異なる保存方法ー『知って得するパクチーの成分と保存方法』

パクチーは新鮮な状態のハーブとして販売されている場合には一般的な葉物野菜と同じ方法で保存することができます。葉先が傷んでしまいやすく、乾燥状態になるのを苦手とするのでキッチンペーパーや新聞紙などで包んでビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのが基本です。できれば自然に土から生えているのと同じように立てて保存すると長持ちします。香りが抜けてしまいやすいので三日前後で食べるのが理想的ですが、一週間程度であれば食べることは可能です。冷凍保存には向きませんが、茹でてしまえば冷凍可能であり、自然解凍で食べたりそのまま料理に使用したりすることができます。
一方、乾燥させた状態で手に入るパクチーの場合には常温で保存することが可能です。ドライパクチーとしてよく販売されているパクチーは独特の香りが薄まるので香りが苦手な人でも食べることができる場合があります。この場合には湿気を避けて冷暗所で袋に入れて保存すれば問題ありません。虫がついたり香りが抜けたりしてしまわないように密封しておくことが大切です。

料理に使うときには工夫が大切ー『知って得するパクチーの成分と保存方法』

パクチーは香菜として日本でもよく流通するようになりました。健康に対する効果がよく知られるようになって国内でも生産が進められるようになったからだそうですよ。ベトナム料理やタイ料理など、東南アジア地域の料理では頻繁に利用されているハーブですが、日本ではあまり馴染みのないものでした。香りの好き嫌いがあるので料理に使うときには工夫が必要になる場合があります。
独特の香りが好きという場合には香りを生かせるように生のまま使用するのが適した方法です。サラダとして使用したり、麺類やスープのトッピングに使用するのがおすすめ。一方、香りを少し抑えたいというときには味付けを濃くした炒め物に使用するのも良い方法です。あまり香りが得意ではないけれど健康のために食べたいというのなら、カレーに入れるのも世界的にはスタンダードな方法となのだそうですよ。カレーのスパイスとしてパクチーの葉や茎だけでなく種子もよく用いられていて、他のスパイスとのバランスで独特の風味を生かすことが可能です。加熱した方が香りは薄まるので苦手な人は茹でたり炒めたりするようにしてみましょう。
パクチー

パクチー・コリアンダーを使ったおすすめレシピ

スパイシーにかんたんアレンジ『カレーにんじんしりしり』

スパイシーにかんたんアレンジ『カレーにんじんしりしり』

グルテンフリー♪30分で出来る爽やかな『レモンチキンカレー』

グルテンフリー♪30分で出来る爽やかな『レモンチキンカレー』

パクチーたっぷり『チキンの冷製パクチージェノベーゼ』

パクチーたっぷり『チキンの冷製パクチージェノベーゼ』

保存食のある暮らし~爽やかな初夏の香りの『セロリとかぶのさっぱり漬け』

保存食のある暮らし~爽やかな初夏の香りの『セロリとかぶのさっぱり漬け』

ピーラーを活用!野菜もおめかし『アスパラのリボンサラダ』

ピーラーを活用!野菜もおめかし『アスパラのリボンサラダ』

フレッシュな香りがたまらない!『手作りカッテージチーズのハーブチーズボール』

フレッシュな香りがたまらない!『手作りカッテージチーズのハーブチーズボール』

パクチーは薬用として世界的に利用されてきたハーブであり、最近では日本でも手軽に手に入るようになってきましたね。独特の香り成分に加えて脂質代謝に関与するとされる成分も含まれているので、香りとうまく付き合えるように料理を楽しみましょう。

文/ケノコト編集部

その他のおすすめ記事

健康や美容に幅広い効果がある『知って得するルイボスティーの成分と保存方法』

健康や美容に幅広い効果がある『知って得するルイボスティーの成分と保存方法』

煮込み料理の名脇役『知って得するローリエの成分と保存方法』

煮込み料理の名脇役『知って得するローリエの成分と保存方法』

スパイシーな香りが暮らしに役立つ『知って得するシナモンの成分と保存方法』

スパイシーな香りが暮らしに役立つ『知って得するシナモンの成分と保存方法』

ドイツに学ぶ『メディカルハーブのある暮らし』

ドイツに学ぶ『メディカルハーブのある暮らし』

コメント

コメント欄


人気の記事

2020.05.29

麹を使いこなすとカラダもおいしい朝ごはんのできあがり『塩麹と枝豆のコーントースト』

2020.05.28

植物性100%!砂糖・卵・生クリームもつかわない『濃厚ミルキーなアイスクリーム』

2020.05.28

さっぱりと魚料理をいただける『イワシの梅煮』

2020.05.27

ビールが飲みたくなる簡単おつまみ 『玉ねぎの枝豆和え』

2020.05.26

簡単!自家製『レモネードの素』の作り方。

2020.05.26

さっぱり素材でコクのあるごちそう『新玉ねぎ入り豆腐の揚げ浸し』

2020.05.24

子どもと食べたいやさしいおやつ『基本の蒸しパン』

2020.05.23

料理のトッピングにブルーベリーが映える『ブルーベリーとレタスのサラダ』

2020.05.22

材料4つ!味見が止まらない『失敗知らずのレモンカード』

2020.05.20

甘くて美味しい!栄養満点、旬のアスパラを美味しく味わおう。

編集部おすすめ記事

2020.05.29

ネバネバ補充で食べすぎたおなかをすっきり『オクラしらす冷やしうどん』

2020.05.26

ビールやワインのお供に。『カツオのエスニックサラダ』

2020.05.26

さっぱり素材でコクのあるごちそう『新玉ねぎ入り豆腐の揚げ浸し』

2020.05.25

覚えておきたいおやつレシピ『とろ〜り塩ガトーショコラ』

2020.05.23

旬の時期に仕込めば一年中パクチーが楽しめる!アレンジ自在「パクチーペースト」

2020.05.22

味付けはなし!いつもの炒め物に飽きたなら『白セロリとベーコンの炒め物』

2020.05.22

我が家の常備菜『スマッシュドポテト』朝から晩まで大活躍のサイドディッシュ

2020.05.21

だしいらず!ゆでずにさっと調味できる『さやえんどうのごちそう煮浸し』

2020.05.21

自然の万能薬!『くるみが持つ18の効果効能とくるみ味噌』

2020.05.20

昔と今では意味が違う、「五月晴れ」ってどんな晴れ?

月間人気記事

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2019.08.15

レタス、ごぼう、春菊…知っていますか?『キク科の野菜の種類とあれこれ』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2018.03.31

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2020.05.18

ダイエットにも有用な成分が?!『知って得するそら豆の成分と保存方法』

2020.02.12

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2017.09.14

指先のカサカサを直したい!『指先の乾燥の原因とケア方法』