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まめ知識 2017.10.13

辛いだけじゃない?二日酔いにも効き目あり!『知って得するターメリックの成分と保存方法』

目次

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辛みと同時に良い香りで食欲をそそるスパイス、インドカレーに欠かせないターメリック。実はターメリックはショウガ科ウコン属の多年草・ウコンの根茎を乾燥してパウダー状にしたものなんですよ。今回は、辛み・色づけだけでなく、美容や健康にも効果があるターメリックの魅力に迫ります。

二日酔いにも美容にも効き目あり?ターメリックに含まれるクルクミンー『知って得するターメリックの成分と保存方法』

ウコンにはいくつかの種類があります。ターメリックが作られるのは秋ウコン。もともとの風味が良いためターメリックに使用されています。ポリフェノールの一種である「クルクミン」がたっぷり含まれていることが特徴です。食用には向かず主に薬用として使用される「春ウコン」と比較して、クルクミンは約5〜10倍も多く含まれているんだそうですよ。
この聞き慣れない成分・クルクミンは、肝機能を向上させたり老化防止を図る抗酸化作用、胆汁の分泌を促進する効果が期待できます。内臓系の機能・力を高める他にも、胃の健康状態を維持したり消化器官の炎症の痛みをおさえたり、解毒作用があるなど胃腸・消化器系の働きも助けます。ウコンと言えば二日酔いに効くイメージがありますが、まさにこのクルクミンによって作用しているものであり、肝機能を向上させて胃の働きを整えることにより二日酔いの症状の軽減が期待できるのだそうです。また、クルクミンの持つ抗酸化作用は活性酸素の発生を抑制するものであり、アンチエイジングにも一役買っています。免疫機能が改善されるためターンオーバーも正常になり、最近では美容面でも注目を浴びています。
ターメリック1

実は栄養の宝庫!ターメリックに含まれる栄養価ー『知って得するターメリックの成分と保存方法』

ターメリックは、さまざまな役割を果たすクルクミンの他にも栄養素を豊富に持っています。まず糖質や脂質、タンパク質の代謝に役立ちエネルギーの元となるマンガンをたくさん含みます。疲労回復効果や骨粗鬆症の予防、記憶力を高めたりストレスを和らげる効果が期待できるのだとか。マンガンと同じく、貧血や食欲不振を解消する効果のある鉄分も多く含んでいます。そして、腸内環境を整えて蠕動運動を活発にし身体全体を調整する食物繊維も含まれています。
また、体内のホモシステインの濃度を減らす働きを持つ、ビタミンB6も豊富に含んでいます。ホモシステインの濃度が高まると、血管の壁に損傷を与えたり、冠状動脈内にプラークの蓄積を招き最終的には心臓病を発症するなど非常に危険ですが、ビタミンB6はホモシステインの濃度をおさえ循環器疾患や脳卒中を未然に防ぐという大事な役割を果たしてくれるんだそうですよ。この他にも、マグネシウム・カリウムなどのミネラル成分やビタミンCを含むなど、万能食材として重宝されています。さらに、コレステロールやナトリウムが少ないことも健康に良い影響を与えてくれそうですね。

気になるターメリックの保存方法とはー『知って得するターメリックの成分と保存方法』

カレーのスパイスとしてだけでなく、身体にさまざまな良い作用を及ぼし美容効果もあるターメリックですが、保存方法はどうすれば良いのでしょうか?先述の通り、ターメリックは秋ウコンを乾燥させて粉末状にしたものなので、基本的にはウコンと保存方法は同じです。ウコンは全般的に、粉末状態のものであれば1〜2年は持ちます。ただし、それには未開封であることが条件として挙げられるので、開封したらできるだけ早めに使用するようにしましょう。開封前は温度が低く乾燥した冷暗所に置いておくと良いです。開封したら、冷暗所に置くかキッチンに近い場所に置くならば冷蔵庫に入れて保存すると良いでしょう。

美味しく保存するためには湿度に注意!ー『知って得するターメリックの成分と保存方法』

注意したいのは十分に密閉できる容器に入れることで、さらにジップ付きの袋に入れて保管すると万全です。冷蔵庫に保存して使用する時に気をつけたいのは、使ったあとは出しっ放しにせずすぐに冷蔵庫にしまうということです。冷蔵庫内は乾燥していますが、温度差によって結露したり、熱がこもるキッチン内の空気に触れて容器の中の湿度が一気に上がってしまったりします。風味・香りが落ちてしまうので、使ったらすぐに冷蔵庫に入れましょう。

はるか昔からインドで愛されていた香辛料ー『知って得するターメリックの成分と保存方法』

インドで生まれたターメリック。その起源は紀元前にまでさかのぼります。5000年の歴史を誇る、インドの伝統的な医術である「アーユルヴェーダ」の中でも触れられている通り、古くから人々はその薬効・効能の恩恵を受けていました。また、粉末にすると見事な黄金色になり絹や木綿を染めるのにも適していることから、神聖な植物として扱われ儀式や冠婚葬祭で着る衣服を染める習慣があったのだとか。
紀元前10世紀頃、メソポタミアからパレスチナへと伝わります。そののち、7世紀頃に中国へとわたり医薬品の原料として漢方薬に用いられます。その中で現代のように調味料としても使用されていくこととなりました。
日本では室町時代から栽培が始まったとされています。中国からターメリックの元である秋ウコンが伝わったのは本州ではなく、沖縄・琉球王国でした。当時は王朝の薬草園で厳重な監視のもと栽培・管理されていたことから、いかに当時は貴重であったかが分かりますね。琉球王朝から江戸幕府にも伝わり、徳川八代将軍の吉宗主導により、幕府の薬草園でも栽培されることとなったのだそうですよ。

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ターメリックはカレーの風味・辛みをプラスするスパイスとしてだけでなく、肝機能を向上させたり胃腸を整える効果があったりと薬用効果も期待できる食材です。普段の食卓にもぜひ取り入れてみませんか?

文/ケノコト編集部

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