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まめ知識 2017.10.30

もちもち食感が魅力の雑穀『知って得するきびの成分と保存方法』

きびはアジアを発祥として生産が進められてきたイネ科の雑穀で、生命力が高くて育ちやすいことから古くから主食としても食べられてきました。炊くともちもちとした食感になり、その食感を生かした料理が楽しまれています。

便秘に嬉しい!きびに含まれる食物繊維ー『知って得するきびの成分と保存方法』

きびは穀物なので炭水化物が主要な成分ですが、100g中に1.7g程度の食物繊維を含んでいます。雑穀の中でも比較的含有量が多く、不溶性食物繊維を主として水溶性食物繊維も含まれているのが特徴です。食物繊維は糖質を吸着することで消化吸収を緩やかにすることができる成分なんですよ。また、それ自体は吸収されずに便の一部として排泄されます。不溶性食物繊維は便のかさを大きくし、水溶性食物繊維は水分を吸着して便を柔らかくして排泄しやすくするのが特徴です。
きびにはビタミンB群が多く含まれていて、特にビタミンB1が多めになっています。ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変換するのに欠かせないビタミンであり、きびを食べると摂取した炭水化物を効率的にエネルギーに変えてくれるのだそうですよ。

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タンパク質とミネラルも豊富なきびの魅力ー『知って得するきびの成分と保存方法』

きびの栄養は炭水化物が基本でビタミンB群も多く含まれていますが、他にもタンパク質やミネラルも豊富なのが特徴です。他の雑穀に比べてもタンパク質の含有量は多く、100g中の10g以上がタンパク質になっています。アミノ酸も多いことからタンパク質を十分に摂取するための穀物としても優れているのがきびです。
一方ミネラルの豊富さもきびの魅力であり、特にマグネシウム、亜鉛、鉄、銅の含有量が多くなっています。マグネシウムは代謝に関わる酵素の成分として欠かせず、不足による欠乏症も知られているミネラルです。鉄や銅は血液を作るために大切なミネラルであり、貧血に悩まされている人にとって重要な摂取源になります。また、カリウムも比較的多く含まれていることから、血圧が高めの人にとっても良い穀物かもしれませんね。高タンパク質でビタミンやミネラルも摂取できるきびは、普段の主食からぜひ取り入れたい穀物です。

きびを美味しく保存するには?ー『知って得するきびの成分と保存方法』

乾燥させて販売されているきびは常温でも保存することができます。一般的な穀物と同様に湿気があるとカビが生えたり虫がついたりしてしまいやすいため、乾いた状態で密閉しておくことが大切です。
密封できる袋に入れておけば問題ありませんが、長期保存をするときには冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。きびはそのまま冷凍保存することもできますが、冷凍庫の臭いがついてしまいやすいので、それも密封度の高い袋に入れておかなければなりません。長期保存をすると食味が変わってしまいやすいので基本的には長期保存には冷蔵の方が向いていますよ。

炊いたきびを保存する時の注意点-『知って得するきびの成分と保存方法』

炊いたきびについては保存性はあまり高くはなく、冷蔵庫に入れておいても数日の間に味落ちしてしまうので注意が必要です。小分けして冷凍して保存することも可能であり、凍っている状態から電子レンジで解凍すれば食べることができます。保存期間は一週間から二週間程度が目安なので長期的な保存はあまりおすすめできません。

もちもち食感を楽しもう!ー『知って得するきびの成分と保存方法』

独特のもちもちとした食感があるのは炊いたきびの特徴です。きびにはもちきびとうるちきびの二種類があります。よく料理に用いられていてもちもちとした状態に変化するのはもちきびの方です。
鍋で煮たり、電子レンジを使ったりすることで簡単に炊くことができるため、栄養価が高いことも影響して最近になって注目されてきています。
きび大福は和菓子として古くから親しまれているものですが、大福の生地としてもちきびを炊いたものを使用しているのが特徴です。お菓子やパンの生地の中に入れることで独特の食感を生かすレシピも多くなっているようですよ。また、別の応用方法としてスープの仕上げに入れてとろみをつけつつ具として楽しむというものも見られるようになりました。
一方、雑穀米として白米や他の雑穀と混ぜて炊飯するのも主要な食べ方です。この場合にはうるちきびもよく用いられ、プチプチとした食感を楽しめるご飯になります。もちきびを使うともち米を使ったときのように粘りが強いご飯になるため、その違いを楽しんで雑穀ごはんを炊くのも楽しいですよ。

きびを使ったおすすめレシピ

卵を使わずに簡単に作れる『もちきびのオムライス』

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モチモチ美味しい『もちきびのニラ卵炒め』

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冷めても美味しい『もちきび入り豚キムチ』

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材料3つ10分で作れる『もちきび入りタルト・ソレイユ』

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つぶつぶが美味しい『もちきびドレッシングの新玉ねぎサラダ』

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雑穀でボリュームアップ!冷めても美味しい『もちきび入り卵焼き』

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きびは昔から環境に強くて生産しやすい穀物として作られてきたため、豊富な数のレシピがあります。さらに最近ではその栄養たっぷりなところやもちもち食感で注目されてきています。炊くのも気軽にできるきびで、普段の食卓から雑穀を取り入れてみませんか?

文/ケノコト編集部

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