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まめ知識 2017.10.25

発芽することで増える栄養とは?『知って得する発芽玄米の成分と保存方法』

目次

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発芽玄米は玄米を発芽させたものであり、近年になって栄養効果の高さから着目されるようになりました。主食として利用されるようになった歴史は浅く、戦後に起こった有田水害が発祥とされているそうですよ。そんな発芽玄米について、改めて知ってみましょ。

玄米からさらに発芽することによって増える嬉しい成分ー『知って得する発芽玄米の成分と保存方法』

玄米にはもともと有用な成分が豊富に含まれていますが、その大半がさらに発芽によって増えることが知られています。発芽玄米に含まれている健康にとって有用な成分としてGABA、ガンマオリザノール、イノシトール、フェルラ酸などがよく知られているものです。
GABAはアミノ酸の一種であり、身体を構成するアミノ酸とは異なりますが、神経伝達物質として神経活動の調節をするのに役立ちます。精神を安定させたり、ストレスを軽減させたりするのが特徴であり、その他にも血圧の上昇を抑える、コレステロール値を下げる、アレルギーを予防するといった効果も確認されているのだそうですよ。ガンマオリザノールは血管の状態を改善することを経て血液循環の改善が期待できるのだとか。イノシトールは脂肪肝の予防、フェルラ酸は主に抗酸化物質として活性酸素の除去に寄与する成分です。この他にもガンの予防に役立つとされるフィチン酸や腸内環境の改善に欠かせない役割を果たす食物繊維も豊富に含んでいます。特にGABAやガンマオリザノールの含有量が多いことが発芽玄米が注目される理由の一つです。

ビタミンミネラルたっぷり!発芽玄米は主食として最適ー『知って得する発芽玄米の成分と保存方法』

発芽玄米はエネルギー源としては大半が炭水化物になっていますが、タンパク質や脂質も含んでいます。主食として食べる穀物の中では特に栄養面が優れているのが、発芽玄米の魅力です。発芽玄米にはビタミンやミネラルが比較的多く含まれているため、主食にすると多くの必須ビタミンや必須ミネラルをカバーすることができそうですよ。
ビタミンではビタミンB1やビタミンEが特に豊富です。ビタミンB1は糖質や脂質を代謝してエネルギーに変換するために必須のビタミンであり、疲労回復や新陳代謝の促進に役立ちます。ビタミンEは抗酸化作用を発揮することで臓器や器官を守ることができるビタミンです。特に心臓や血管などの健康に寄与することが知られていて、血液をサラサラにするのに必要ともされています。毛細血管の血行も改善することから肌や髪の毛にも良い効果を与えると期待できるビタミンです。一方、ミネラルではカリウムやカルシウム、マグネシウムや亜鉛が豊富に含まれています。高血圧予防や丈夫な骨の形成、正常な代謝活動の促進に欠かせないミネラルをバランスよく取り入れられそうですね。

市販品の発芽玄米の保存方法ー『知って得する発芽玄米の成分と保存方法』

発芽玄米は現在では乾燥させたものが市販されています。市販の発芽玄米の場合には保存方法は通常の白米とあまり違いはありません。高い湿気も乾燥も嫌い、虫がつきやすい性質があるので密閉容器に入れて保存することが重要です。一ヶ月程度であれば米びつで保存してもあまり味落ちはしませんが、梅雨や夏の湿度が高い時期には二週間程度で味落ちしたり、虫がついてしまったりも…。より適した保存方法は密閉容器に入れて冷蔵保存する方法であり、温度が低すぎるとやはり劣化してしまうことから、野菜室か冷蔵室のドアに保存すると良いかもしれませんね。
発芽玄米2

手作りの発芽玄米の保存は?ー『知って得する発芽玄米の成分と保存方法』

玄米を購入して作った手作りの発芽玄米の場合には同じように保存するには十分に乾燥させなければなりません。数日間天日干しにするか、食品乾燥機を利用して乾燥させなければならないので手間がかかりますが、発芽させてからそのまま冷凍し、使用するときには自然解凍させても問題はありません。あるいは炊いてしまった発芽玄米を小分けして冷凍保存することもできます。手作りした場合には冷蔵でも一日から二日程度しか保存できないので注意が必要ですよ。

発芽させると栄養が増えるわけは?ー『知って得する発芽玄米の成分と保存方法』

玄米を発芽させることによって作れる発芽玄米は、水を与えたこと以外は基本的には玄米と違いません。それだけなのに成分や栄養に変化があるのを疑問に思う人もいますが、玄米は発芽させて成長しようとする生命力を持っています。人が食べ物を食べて消化吸収し、代謝や活動に利用するように、玄米の中に蓄えられている様々な栄養を使って発芽させて成長しようとすることができるのが玄米の特徴です。その過程で貯蔵用になっていた成分が、分解されてよりエネルギーとして利用したり、芽を作り出すのに適したりしている形に代謝されています。多糖類は分解されてオリゴ糖や単糖になり、タンパク質はアミノ酸に代謝されていくのです。
このような過程を経て甘味や旨味も増え、糠の部分のくさみが抜けて柔らかくなり、食味の良いものに変化します。そして、本来は消化して吸収しなければならない栄養も、既に分解されているので吸収しやすくなるのだそうですよ。発芽をさせ、成長させるために必要な成分も代謝によって作られ、摂取すると身体に取って良い効果を示すものが多くなってくれるのだそうです。

アレンジに使ってみよう!発芽玄米を使ったおすすめレシピ

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発芽玄米は玄米を発芽させたことにより吸収されやすい栄養が増えています。健康に効果的な成分も増加している魅力があり、白米と同じようにして炊けるようになることからも、普段のご飯として取り入れていきたいですね。

文/ケノコト編集部

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