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まめ知識 2017.10.20

栄養満点!馴染み深い昆布のヒミツ『知って得する昆布の成分と保存方法』

目次

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昆布は縄文時代から、塩分が補給できる貴重な食材として食べられていたのだとか。また戦国時代には陣中食として兵糧にもなっていたのだそうですよ。現代では昆布の旨味成分の高い栄養価にも注目されていますよね。そんな昆布の栄養成分や効能、保存方法などについて紹介します。

食物繊維や旨味成分をたっぷり含む昆布ー『知って得する昆布の成分と保存方法』

昆布は水溶性食物繊維やミネラル、いろいろな旨味成分が含まれています。まず主要な水溶性食物繊維としては、アルギン酸やフコイダンが挙げられます。ヨウ素の含有量は食材の中でも非常に豊富で、100gにつき24万μgも。そのほかに、ラミナリンと呼ばれる多糖類も含んでいます。ミネラルでは、昆布100gにつきカルシウムが約710mg、カリウムは6100mgという値です。そのほかにもマグネシウムやリン・鉄やマンガンといった成分も含んでおりミネラル豊かな食材と言えます。
ビタミン類においては、ビタミンAやビタミンB群、さらにナイアシンや葉酸なども含んでいます。100g中、ナイアシンは1.4mg、葉酸は260μgです。ビタミンCは25mg、ビタミンkも90μg含有しています。また昆布はだしの素として使われることが多いですが、それは昆布にたくさんの旨味成分が含まれているからです。旨味成分としては、グルタミン酸やマンニトールなどが豊富です。さらに色素成分であるフコキサンチンも、昆布の大切な栄養成分です。
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糖尿病、高血圧、便秘・・・さまざまな病気の予防にも役立つ昆布ー『知って得する昆布の成分と保存方法』

栄養成分が凝縮されている昆布は、健康にも美容にもさまざまな効能を発揮してくれそう。まず色素成分であるフコキサンチンは抗酸化作用が高く、体内の活性化酸素を抑制して血液をサラサラにするほか免疫力の向上にもつながります。フコキサンチンは血糖値も下げる効果があるので、糖尿病の予防にもなるでしょう。アルギニン酸やフコイダンは、疲労回復や滋養強壮に良いとされます。特にフコイダンは、体内の悪い菌を攻撃してくれる「ナチュラルキラー細胞」の活性化を促進する働きがあることが期待されています。アレルギーにも対抗する作用がありますし、胃炎の原因になるピロリ菌の増殖も防いでくれるでしょう。
さらに昆布に含まれるラミナリンは、腸内環境を整えて便秘を防いでくれるのでダイエット中の人にもおすすめです。ラミナリンは血圧を安定させる栄養成分でもあるので、高血圧症の人は昆布を食べると良いかもしれませんね。昆布はヨウ素が豊富なので、代謝アップ効果も得ることができます。ヨウ素には子供の発育を促進させる働きもあるとされているのだそうですよ。

乾燥昆布を美味しく保存するには?ー『知って得する昆布の成分と保存方法』

昆布は鍋や煮物などのだしに使うほかにも、イワシなどの魚を包んで昆布巻きにしたり佃煮にして食べたりしますよね。上手に保存することで調理の際にも使いやすいですし、鮮度も保つことができて栄養価も落ちません。スーパーなどで販売されている大きな乾燥昆布は、使いやすい大きさにカットしてタッパやチャック付きの保存袋など密閉した状態で、冷蔵庫に入れて保存するようにします。寒い時期は常温保存も可能ですが、昆布は湿気に弱いので冷蔵庫に入れておくと安心ですよ。梅雨や夏場など湿気が多い時期は、冷凍庫に入れて保存することが望ましいでしょう。乾燥昆布の場合、湿気のない場所であれば約1年は保存が可能です。高温多湿の場所ではカビが生えてしまうこともあるので、注意しましょう。
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生の昆布の保存のポイントはよく洗うこと!-『知って得する昆布の成分と保存方法』

生の昆布の場合は、保存する前によく洗うことがポイントです。しっかり洗った後、食べやすい大きさに切ってから、密閉容器に入れます。そして生昆布は冷蔵庫ではなく冷凍保存するようにしましょう。生昆布を冷凍庫で保存できる期限は、約1ヶ月ほどです。

11月15日は昆布の日?!その理由は?-『知って得する昆布の成分と保存方法』

11月15日は昆布の日だとされていますが、どういう理由からなのでしょうか?11月15日といえば七五三で子供たちがお宮参りをする日でもありますが、実は「育ち盛りの子供たちにこれからもすくすくと育つために、栄養たっぷりの昆布を食べましょう」という意味があるのです。それだけ昆布は栄養価が高いということですね。また漁港ではこの時期に、収穫した昆布を市場に出し始めるので、「今年もたくさん昆布が獲れたことを海に感謝する日」でもあるのだそうですよ。
平安時代には昆布はお供え物としても欠かせないものでした。その後もどんどん栄養が認められていき、健康に良い食べ物として重宝されています。11月15日はそんな昆布に対する感謝の気持ちを再確認する日とも言えるでしょう。
ところで昆布といえばだしを取る際に欠かせない食材ですが、海の中ではだしは出ないのか気になる人もいるのではないでしょうか?昆布のだしの旨味成分であるグルタミン酸は、実は昆布が死なないと外へ出ないのです。海の中では昆布は生きているので、だしが出ないのだそうです。
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昆布はたくさんの栄養成分でできており、その効能も優れたものであることが改めて分かりましたね。昆布はだしを取るだけでなく、昆布茶やおしゃぶりこんぶ、とろろ昆布などおやつなどとして食べやすいものもあります。上手に摂取して、美容と健康に役立てたいものですね。

文/ケノコト編集部

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