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まめ知識 2017.11.06

食物繊維たっぷり!ヘルシー食材『知って得する天草の成分と保存方法』

目次

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天草はところてんや寒天の原料として古くから用いられてきた海藻です。海藻の健康効果が着目されるようになって、さらに注目を集めている食材です。

食物繊維たっぷり!の天草ー『知って得する天草の成分と保存方法』

天草に含まれる成分として主要なのが食物繊維です。水分を吸って大きく膨らみ、ゲル状になる性質を持っているアガロースやアガロペクチンが主要な食物繊維として含まれています。これらの食物繊維は水溶性食物繊維に分類され、特に現代的な食生活を送っている人たちでは不足が懸念されている成分なのだとか。
食物繊維は人の持っている消化酵素では消化することができず、便の一部としてそのまま排泄されます。しかし、その際に糖質や脂質などを吸着して吸収を抑制する効果があり、血糖値の上昇を妨げたり、脂質やコレステロールなどの排泄を促したりしてくれるのだそうですよ。また、そのまま便の一部となることにより便を排泄しやすくすることも知られています。特に水溶性食物繊維は便を柔らかくして排泄しやすくする特性があるため、便秘に悩まされている人にとって嬉しい成分です。

ビタミンKとマグネシウムが豊富な天草ー『知って得する天草の成分と保存方法』

天草は炭水化物とタンパク質が主な栄養成分となっているため、タンパク質源としても有用性があります。一方、ビタミンやミネラルについても広く少しずつ含まれているため、全体的なビタミンやミネラルをとるための食材としても活用することができます。
ビタミンではビタミンKが豊富であり、脂溶性ビタミンであることから脂質を多く含む食品と一緒に食べるようにすると良いでしょう。ビタミンKは骨形成を促すのにも役立つことから骨の成長を促す目的や、骨粗鬆症の対策や改善の目的でも重要になります。
ミネラルで特別に多く含まれているのはマグネシウムです。マグネシウムは体内で行われている様々な代謝に関与しています。神経活動から新陳代謝まで広く必要とされることからマグネシウムを十分に摂取できる天草を食べるようにすると心身の健康を促すことが可能です。

乾燥された天草は長期保存可能ー『知って得する天草の成分と保存方法』

天草は主に乾燥されたものが乾物屋などで販売されています。海辺に自然の天草が打ち上げられている場合もあり、手に入れたものを繰り返し天日干しにすることで乾物にすることが可能です。乾燥された天草は保存性が高く、常温でも長期保存ができます。保存性の高さがあることで古い時代から利用されてきていたという面もあるようですよ。
天日干しにするという観点から直射日光を嫌うこともなく、風にさらしても特に問題はありません。しかし、長期的に保存するには冷暗所に保存するのが好ましいでしょう。湿気を嫌うことから高温多湿の環境は避けた方がおすすめです。

ところてんや寒天にしたら早めに食べよう!ー『知って得する天草の成分と保存方法』

ところてんや寒天に加工して使用することが多いですが、加工後はあまり日持ちはしないので注意しましょう。冷蔵で一週間程度が目安ですが、寒天の場合には乾燥させれば常温でも長期保存が可能ですよ。

天草を加工することによって起こる変化を知っておこうー『知って得する天草の成分と保存方法』

天草は古くからところてんや寒天に加工されてから食べられていました。それ自体では味もなく、食材としては直接利用されてこなかったのです。食物繊維が豊富であることに加えてタンパク質やビタミン、ミネラルも豊富であることから、天草を食べる習慣を作るのは良いことですが、加工されてできたところてんや寒天は乾物の天草とは栄養面で違いがあります。製造の過程でほとんどのタンパク質、ビタミン、ミネラルは失われてしまい、ところてんや寒天に含まれている成分は食物繊維が主なものになっているのだとか。でも、水溶性食物繊維を中心とした食物繊維が豊富に含まれている点は維持されていますので、便秘にお悩みの方などは積極的に食べたいですね。
乾燥された天草を手に入れると自分でも簡単にところてんや寒天は作ることができます。作り方によって食感にも違いが生じるので、それを楽しむのも天草との良い付き合い方かもしれませんね。
ところてん1

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古くから活用されてきた天草。豊富な食物繊維を美味しくいただくために、普段の食卓に取り入れてみませんか?

文/ケノコト編集部

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