
~保存食のある暮らし~ぴりりほろ苦がたまらない美味しさ『葉唐辛子の佃煮』
目次
秋に出回る葉唐辛子は実はうれしい栄養がたっぷり。
意外と食べやすいので見つけたら炒め物やパスタ、煮物などにぜひ利用してみましょう。
今回はおにぎりの具に、ご飯おともに便利な佃煮をご紹介します。
『葉唐辛子の佃煮』の材料
葉唐辛子 200g
醤油 大さじ1
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ2
ごま油 小さじ1
白煎りごま 大さじ1
『葉唐辛子の佃煮』の作り方
1.葉唐辛子は洗って、太い茎は取り除き、唐辛子の実と葉の部分に分ける。葉は水に浸しアク抜きをして包丁でざく切りにする。
2.唐辛子の実はお好みの量を刻み、残りは味噌漬けなどに利用する。唐辛子の実を入れる量で辛みの調節をする。
3.フライパンに1.の葉と刻んだ唐辛子、白煎りごま以外の材料を入れて水気がなくなるまで炒め煮する。
4.水気がなくなったら白煎りごまを加えてさっと混ぜて火を止める。
5.器に盛り付けて。お酒のおつまみにも。
調理のポイント
・必ず唐辛子と葉の部分を分けてください。唐辛子の実が多すぎると辛すぎることがあります。
・煮るとかさがかなり減るので、倍量で作っても良いです。
保存期間
冷蔵庫で2週間
葉唐辛子の栄養
葉唐辛子とは、唐辛子の若葉のことで、小さい唐辛子の鞘をつけたまま、葉ごと出荷されます。夏から秋の収穫時期、特に秋の収穫終わりに多く出荷されます。唐辛子の葉は辛みが少ないので、佃煮にしたり、油で炒めたりすると美味しくいただけます。お肉料理とも相性が良いので、風味の似ているピーマンの代わりに使っても良いでしょう。また、ピーマンの若葉も同様に食すことができますので、自家栽培されている方はぜひご利用ください。
唐辛子にはダイエットなどに効果のあるとされているカプサイシンが含まれますが、実は辛くてたくさんは食べられないのですが、葉唐辛子なら意外と多くの量を食べることができます。
また、葉唐辛子には、鞘の部分に含まれていない、ビタミンCやミネラル分(鉄・カリウム・カルシウム)が多く含まれています。もちろん緑黄色野菜なので、β―カロテンも多く含まれます。
ビタミンCは免疫力アップ、美肌に働き、β―カロテンは夜盲症の改善、粘膜の保護、美肌等に働くので、季節の変わり目の風邪予防、肌荒れ対策にぴったりの食材です。
ライタープロフィール
レシピ/栄養士 菊池律
栄養士、調理師、製菓衛生士、パン職人、雑穀エキスパート。
オーガニックレストランでの調理、パン職人、オーダーメイド菓子職人、料理教室講師を経て栄養士に。
麹を使った発酵食、自家製天然酵母パン教室-講師。
産科クリニックでの勤務経験と自身の子育ての経験を活かして子育てサイトの記事監修等を行う。
現在は病院に栄養士として勤務し、ライフステージに応じた栄養サポートを行っています。
季節に寄り添う保存食のある暮らしの提案、日常のなにげない日々を大切にしています。
Instagram
https://www.instagram.com/kogomir/
その他おすすめ記事
やっぱり栗は旬の時期に!栗をたっぷり使った『栗バター』
痺れるピリ辛が美味しい!!『口水鶏(よだれ鶏)』
揚げずにさっぱりおいしい常備菜『なすとおくらのゆで浸し』
保存食のある暮らし~鉄分たっぷり!栄養効果抜群な『レバーときのこのパテ』
このカテゴリの記事

簡単‼砂糖不使用!ほろ苦い大人味の『コンポートの豆乳ティラミス』

『時短・簡単!砂ぎもの和風サラダ』~家で作りたい和風レシピ~

一度はチャレンジ!ジューシー『自家製ソーセージ』

季節のやさしいおやつ『りんごヨーグルトケーキ』
関連記事

揚げたてをつまみ食いしたくなる『簡単ふわふわ手作りがんも』

作り置きができるおかずの準備をしませんか?『中華風ピクルス』

おにぎり、お弁当にもおすすめ!栄養価バツグン『生姜と桜えびのそばの実ごはん』

ゆでて和えるだけ!ごま油のきいた『ごぼうと人参の中華風マヨサラダ』

小学生の自由研究におすすめ!一日で出来る『貝殻を使ったハーバリウム』

コメント