
ぶどうの種からできる油のヒミツごと『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
目次
- 1 グレープシードオイルは油は油でも太らない?ー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
- 2 グレープシードオイルに含まれる、意識して取りたい体に嬉しい栄養成分とはー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
- 3 美肌にもいいかも?他にも含まれる嬉しい成分ー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
- 4 グレープシードオイルの最適な保存方法は?ー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
- 5 美容でも注目!グレープシードオイルを使ってみようー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
- 6 グレープシードオイルでも美味しい!オイルを使ったおすすめレシピー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
- 7 その他のおすすめ記事
グレープシードオイルはナポレオン時代のフランスのころに生産が始まったといわれる油です。歴史のあるオイルですが、ぶどうの種に含有されている油分が少なく、健康にも良いということからアメリカでブームになり、最近では世界中で作られるようになりました。
グレープシードオイルは油は油でも太らない?ー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
グレープシードオイルの主成分は必須脂肪酸であるリノール酸です。この必須脂肪酸というのは、体に必要である成分にもかかわらず、体内で作ることができない成分の1つです。人間にはこうした成分が他にもあり、同じようなものとして必須アミノ酸があります。そして、グレープシードオイルの構成成分はリノール酸が7割程度も占めます。他の成分としてはオレイン酸が2割程度で、α-リノレン酸やプロトアントシアニンなども含まれています。
主成分がほとんど脂肪酸ということなので、太って体重が増えやすくなるのではないかと懸念されることがありますが、実際にはそのようなことはないそうです。それは、グレ-プの種にそもそも油分がほとんど入っていないので、コレステロールがゼロなのだとか!しかも、コレステロールがないばかりか、体内に蓄積されている悪玉コレステロールの数まで減らしてくれる効能も持っているようですよ。こうした成分が主成分として構成されているので、グレープシードオイルは普段の料理用の油にとてもおすすめですよ。
グレープシードオイルに含まれる、意識して取りたい体に嬉しい栄養成分とはー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
グレープシードオイルは大さじ1杯あたりで約150キロカロリーです。不飽和脂肪酸がたくさん含まれており、不飽和脂肪酸の中でもオメガ6に分類されるリノール酸が主成分です。悪玉コレステロールの数を減らすことや、血中コレステロールを下げることが期待できますので、生活習慣病対策としても有用な成分ですね。また、リノール酸不足になると体の成長に影響が出る可能性がありますので、しっかりと意識して摂取してみてもいいかもしれませんね。
美肌にもいいかも?他にも含まれる嬉しい成分ー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
1つはオレイン酸です。リノール酸と同じ働きがありますが、必須脂肪酸ではないので、体内でも生成されている成分です。もう1つはα-リノレン酸です。これは必須脂肪酸です。高血圧を抑制することや、血液の流れを改善するなどの効能があります。さらに、プロトアントシアニンです。これはあまり聞きなじみのない言葉かもしれませんね。緑茶やコーヒーなどに含まれているポリフェノールの1種です。強い抗酸化作用を持っていて、活性酸素を除去して美肌効果を期待することができます。他にも、花粉症などのアレルギー症状の改善作用もあるようですよ。
グレープシードオイルの最適な保存方法は?ー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
グレープシードオイルはどのように保存するのがいいのでしょうか?グレープシードオイルは加熱されると栄養成分が崩れてしまう可能性を持っているオイルです。そのため、保存方法をきちんと把握して保管しましょう。グレープシードオイルを保存する場所としては直射日光の当たらない場所や、暖房などの熱が届かない場所に置くことが適切です。熱さえ到達しなければ冷蔵庫に入れる必要はなく、常温で保存しても問題ありません。ただし、夏場の暑い時期に関しては風通しの良い部屋などに場所を移す必要があります。
どこに保管するかということも大事ですが、実は蓋を開けて使用した後2週間を目安にして使い切ることも重要です。使用する際に変な臭いを発していたら酸化している可能性があるので、注意しましょう。グレープシードオイルは、未開封であっても賞味期限が意外に早いのです。2年程度しかもちませんので、他の食用油よりも繊細なオイルです。ちなみに、食用としてではなくスキンケアとしてお風呂で使う場合はお風呂場に放置していると酸化が急速に早まりすぐに使えなくなってしまいます。注意して楽しんでくださいね。
美容でも注目!グレープシードオイルを使ってみようー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
グレープシードオイルはビタミンEがオリーブオイルの2倍以上含まれているので、美容目的でも使用されています。美容目的で使用する場合は肌に直接塗布することがいいのだとか。オイルは酸化しやすいイメージがありますが、グレープシードオイルにはビタミンEが多く含有されているので、強い抗酸化作用があります。肌に存在する活性酸素を取り除いて、保湿効果が発揮されて肌の乾燥化を防止してくれるそうですよ。肌に潤いが出るようになって若々しくなるかも。粘性が低いので使用した後でもサラリとした感触です。
また、その保湿効果を利用して抜け毛や薄毛防止としての利用も注目されているようです。抜け毛が気になる人は、頭皮や髪の毛に直接塗布してみても。また、抜け毛が気にならなくても髪のパサつきも改善することができますので、気になる人は試してみてはいかがでしょうか?
グレープシードオイルでも美味しい!オイルを使ったおすすめレシピー『知って得するグレープシードオイルの成分と保存方法』
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グレープシードオイルは様々な栄養成分や美容効果が期待できる油です。まだまだ馴染みの少ない油ですが、普段の食事から積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
文/ケノコト編集部
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