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料理 2020.10.21

白、赤、あやめ色…『彩り豊かなかぶでワインパーティーを盛り上げよう』

もうすぐ11月。11月といえば、ボジョレーヌーボーの季節ですね。近年では輸入ワインのみならず、国産ワインにも注目が集まっています。授乳中や妊娠中のママ、お酒はあまり強くないけれどギャザリング(仲良しの集まり、カジュアルなパーティー)を楽しみたい方向けに、ワインと同じブドウを使った濃厚なジュースなども流通しています。

ワインには白、赤、ロゼ、スパークリングなどがありますが、同様に、様々な色と種類を見かけることができるのが「かぶ」。白いかぶには大きな聖護院かぶから小かぶまでありますし、赤いかぶにも、形の異なる真っ赤なものから、根元は白く、葉に近づくにつれて赤くなる日野菜かぶ、また最近では鮮やかな藤色をしたあやめかぶなども多くみられるようになりました。

和風だしで煮ものにしたり、シチューに入れたり、とろとろに煮込んでスープにしたり、はたまた千枚漬やお正月の菊花かぶまで、煮込み系にもお漬物にもぴったりなかぶですが、今回はワインに合う簡単レシピをご紹介します。
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かぶは大きくわけて2種類

「かぶ」と聞いて、皆さんはどんな形のものを想像しましたか?小かぶといわれる白くて小型のものでしょうか。それとも、手のひらより大きいもの?その違いは、皆さんが生まれ育った、もしくは現在住んでいる場所に関係しているかもしれません。

日本に伝来したかぶは、アジア系とヨーロッパ系にわかれています。このアジア系、ヨーロッパ系というのは、原産地によって分類されたものです。

アジア系は中型から大型のもので、西日本で多く栽培・流通されています。京都の千枚漬の原料となる聖護院かぶが代表的な例ですね。もともと中央アジアから西アジアにかけての地域が原産地と言われています。それに対してヨーロッパ系は耐寒性があり、やや小ぶりのもの。地中海が原産地と言われており、東日本で多く栽培・流通されています。

昔から日本人が食べていた「かぶ」

春の七草を思い出してみてください。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ・・・このうち「スズナ」がかぶを指しています。かぶの旬は3~5月の春物と、10~11月の秋物があり、春物はやわらかく、秋物は甘みが強くなります。また、胃腸の働きを活発にする酵素が豊富に含まれ、葉にもビタミンなどの栄養素が多く含まれるため、春の七草として滋養によい食事とされています。

日本に渡来した時期の明確な記録はありませんが、奈良時代には既に食べられていたといわれています。「日本書紀」や「正倉院文書」にもかぶを指す文字が登場するとか。その後、江戸時代には全国で様々な種類のかぶが栽培されるようになり、「天王寺かぶ(大阪)」「金沢青かぶ(金沢)」のようにその土地の名前がつけられた地域野菜として親しまれています。ちなみに「金沢青かぶ」は、石川県の郷土料理「かぶら寿司」にも使われる地域野菜です。現在では約80種類以上のかぶが日本で栽培・流通されているそうですよ。

かぶを使ったワインに合うレシピ

今回は、かぶを使って簡単に作れて、かつ、パーティーにもぴったりのメニューをご紹介します。
甘みが強くなる秋物のかぶを使って、ぜひ作ってみてくださいね。
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『かぶのソテー ゴルゴンゾーラソース』材料

かぶ

小3個(大1個)

オリーブオイル

大匙1

にんにく

1かけ

ゴルゴンゾーラチーズ

50g

ブラックペッパー

適量

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『かぶのソテー ゴルゴンゾーラソース』作り方

1.にんにくは薄切りに、かぶは皮付きのままくし形の12等分にします。葉の部分は5mm程度に細かくカットします。
2.オリーブオイルと薄切りにんにくをフライパンに入れ、弱火で香りがたつまで炒めます。
3.2のフライパンにかぶを入れ、焼き目をつけていきます。
4
4.かぶに焼き目がついたら、葉の部分とゴルゴンゾーラを入れ、やさしく混ぜながらからめます。
5.ゴルゴンゾーラがとけたら、うつわに盛り付け、仕上げにブラックペッパーをちらします。

ブラックペッパーとあわせて、はちみつをかけてもおいしいですよ。
チーズの風味が残り、冷めても味がはっきりとしているため、お弁当のおかずや常備菜にも使ってくださいね。

次はさっぱり食べられる前菜をご紹介します。
甘みが強い秋物のかぶと、旬の柿をあわせてマリネはいかがでしょう。
もう一品ほしい、という際にさっと作れるので、パーティー以外の普段使いにもどうぞ。

『かぶと柿のマリネ』材料

かぶ

小2個

1個

少々

ワインビネガー(米酢でも可)

小さじ1

はちみつ

小さじ1

オリーブオイル

少々

ブラックペッパー

5

『かぶと柿のマリネ』作り方

1.かぶと柿は皮をむき、それぞれ12等分のくし切りにしてから、塩をまぶし10分ほどおいておく。
6
2.ビネガー、はちみつ、オリーブオイルを混ぜておき、1のかぶと柿から出た水分を取り除いて和える。
3.うつわに盛り付け、ブラックペッパー、好みでハーブなどを散らして完成。
7

サラダでも、漬物でも、煮物でも。かぶをおいしく食べよう

くせがなく、どんな味付けにも合うかぶ。お子さんたちも様々な調理法や味付けで楽しむことができるのではないでしょうか。今回紹介したレシピは簡単なものばかりです。旬の野菜の話をしながら、ぜひお子さんと一緒に料理を楽しんでみてください。

文/一門真由美
記事/ママトコタイム
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