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まめ知識 2021.10.15

Trick or Treat の本当の意味知ってる?『ハロウィンの由来と伝統スイーツ』

私たちの暮らしにすっかり定着した、ハロウィン。季節になると街やテーマパークがかぼちゃやオレンジと黒で賑やかな雰囲気になりますね。そんなハロウィンについて、改めて知ってみませんか?

ハロウィンの本当の由来〜10月31日は特別な日〜

ハロウィンという行事が出来たのは古代ケルト人の文化に由来します。ケルト人は11月1日を新年の始まる日として「諸聖人の日(All Hallows)」と呼んでいました。10月31日はその前夜祭「All Hallows’ Eve」と呼ばれていたのが訛って「Halloween」という名前に変化したと言われているそうですよ。

元々は夏の終わりの日である大晦日に行う、厄払いと収穫祭が合わさったローカルなお祭りでした。そのため、キリスト教とは異なる宗教由来の行事なのですが、19世紀頃にアイルランド系の人達がアメリカに移住していくに連れて「こんな行事がある」と広まって行ったのだとか。
やがてハロウィンをキャンペーンに使うお店などが出た事などから次第に一般化して、現在のような身近な存在へと変わって行きました。
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ハロウィンの決め台詞!「Trick or Treat」の意味とお菓子をあげる理由とは

現在、アメリカやヨーロッパでのハロウィンの基本スタイルは、悪霊に仮装した子供が「Trick or Treat (お菓子をくれなきゃいたずらするよ)!」と言いながらお菓子をもらい歩きます。

実はこの言葉は子供向けのイベント用にアレンジされた物で、本来は「”Treat me or I’ll trick you.”」となっています。こちらの言葉はニュアンス的に「私を歓待しなさい。さもなくばお前を惑わしてやろう」という意味合いとなります。
10月31日は超自然の力が高まって霊があの世とこの世を行き来できると考えられていたため、子供に悪霊を演じてもらってお菓子を渡し、霊を歓待した事にしてもらう、というのがお菓子を配る行事が生まれた理由の一つなのだそうですよ。

中世のハロウィン・スイーツ「ソウルケーキ」

子供にお菓子を配る行事となったもう一つの理由と考えられているのが「万聖節」です。ハロウィン自体とキリスト教は関係がないのですが、カトリック系でも11月1日は「万聖節」という祝日になっていて、9世紀頃にはキリスト教徒が各家庭を回ってその家の死者のために祈り、御供えのお菓子をもらう行事が行われていたのだとか。
そのお菓子は「ソウルケーキ」と呼ばれています。ケーキという名前ですが基本はレーズンを入れたバタークッキーに近いお菓子です。こちらはキリスト教由来のためナイフなどで十字架を象った筋を入れたり、レーズンをクロス型にあしらったりされています。

レシピには特に決まりはないそうですが、レーズンの他はオールスパイスやシナモンを入れる物が多く見られます。ヨーロッパではぶどうは貴重な水分源のワインの材料であり、レーズンは冬期の大切な食料でもありました。外国からもたらされるスパイスが手に入るようになればそれを入れている事からも、当時の人達のごちそうお菓子だったのかもしれませんね。
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ハロウィンの占いスイーツ「バームブラックとクラウディ」

ハロウィンの本場であるアイルランドにもハロウィンの伝統的スイーツがあります。
こちらはスパイスやドライフルーツを入れたパンやパウンドケーキで「バームブラック」とか「ティーブラック」という名前で呼ばれています。バームとはバウムクーヘンのバウム(木)と異なり、酒精発酵に使うお酒の名前から来ているそうですよ。

面白いのが、バームブラックには煮沸消毒した指輪、コイン、布きれを入れておみくじのような事をする風習があります。指輪は結婚運、コインは金運、布きれは貧困を意味し、これ加えて悪運の象徴であるハズレくじとしてボタンやエンドウ豆を入れる場合もあります。
霊力が高まるハロウィンの夜に占いや予言を行う風習から来ているそうですが、ハズレくじの種類の多さにびっくり!

同様の占い菓子には「クラウディ」があり、こちらは香料入りのアップルソースと泡立てた生クリームの中にバームブラックと同じく指輪やコインを入れてすくって食べるデザートです。

ご家庭でハロウィンのおみくじ遊びをしてみたいと思われた場合、指輪などは誤飲が怖いのでやわらかくしたバニラアイスなどにグミやマーブルチョコを仕込み、何色が当たったかで「お友達が増える」「カードゲームで欲しいカードが当たる」などの結果をアレンジしたおみくじはいかがでしょうか?
ハロウィンパーティーの食後のデザートにしたら盛り上がりそうですね。
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なんでかぼちゃなの?ヨーロッパではカブとりんごが主役

日本ではハロウィンの食べ物=かぼちゃのイメージが強いのですが、元々はカブをくりぬいたランタンだったのが、アメリカで手に入りやすくてくりぬきやすいかぼちゃに変わってしまったため。ヨーロッパでは「ハロウィンといえばかぼちゃ」という訳ではないんですよ。

アイルランドのハロウィン料理としてはコルカノンというケールやキャベツを入れたマッシュポテトの他に、ルタバカというスウェーデンカブのマッシュがあります。また、お菓子に使うのもかぼちゃよりりんごが多く使われます。

かぼちゃを使ったハロウィンメニューがマンネリだなと感じたら、カブのシチューとアップルケーキのようなヨーロッパ風の組み合わせもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。

記事/ケノコト編集部

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