
子どもが五感をフル活用して創る「おいしいサマースクール」を開催しました
子供たちが四季の実りを通じて文化・伝統を知り、五感をフル活用して料理を創作する人気の料理教室“Heartful Kitchen”。
「子供たちに、野菜や魚や肉などの食材がどこから来るのか、もともとどういう形をしていて旬はいつなのかを知ってもらいながら料理をすることで、食べることの有難さや楽しさを感じてほしい。そして、大人になって子供ができた時に、自分の子供にも同じように伝えて、ごはんを作ってもらえたら嬉しい」
そんな中原麻衣子先生の想いがこめられたレッスンの様子を、取材してきました。
マナーのお勉強
「みんな、いつもどうやってお茶碗もってる?」
中原先生の一声で、みんな目の前に置かれたお茶碗を普段通りに持ち上げます。
子供によってお茶碗の持ち方ひとつでも様々。一人ひとりを見て回り、最後に正しい持ち方を教わります。
そして、体に必要な栄養がバランス良く摂れる日本の食卓“一汁三菜”の意味を学んだら、次は野菜の産地のお勉強。
お野菜クイズ
野菜の勉強をする前に、一人ひとり「料理を習ってどうなりたいか」目標を決めます。
「料理が上手になりたい」「パプリカが食べられるようになりたい」などなど・・・思い思いの目標をオリジナルレシピノートに書いたら、いよいよお野菜クイズ。
「お野菜はどこで作られていますか?」「農家―!」
そう、お野菜は日本全国、色々なところで生産されていますね。
中原先生が、今回使う食材をひとつずつ手に持ち、「これなーんだ?」と問いかけます。
「ショウガ!」「ミニトマト!」と元気に答える子供たち。
みんなで今回使う野菜の産地を、色鉛筆を使って日本地図を塗りつぶしていきます。
いよいよお料理スタート
最初に、レシピを切り取ってそれぞれのオリジナルレシピノートに貼り付けたら材料と作り方をみんなで読み上げます。
今回のメニューは「野菜ジューシー餃子」
さっき勉強したばかりのニラ、キャベツ、ショウガを包丁でみじん切りにしていきます。
小学生のお姉さん達が、保育園生チームをしっかりサポート。包丁遣いもお手の物です。
お料理の最中も、箸を落としたら「洗いにいく」、扉を開けたら「ちゃんと閉める」、ひとつひとつがお勉強。
「いただきます」
みんなで頑張って作った餃子がいい匂いで焼き上がりました。
食べる時にはマナーのおさらい。
「みんな、最初に習ったお茶碗の持ち方に気をつけて食べてみましょうね」
「いただきまーす!」
・・・・・お腹ぺこぺこの子供たち、お茶碗の持ち方をすっかり忘れて勢いよく食べ始めるのはご愛敬(笑)
ベテランの子も入ったばかりの子もすぐに仲良くなって、お互いにサポートし合いながらとても楽しそうにお料理している姿が印象的でした。
子供たちの「やりたい欲」を存分に発揮しながら、日本の文化や食材を学べる子供たちだけの料理教室。
お子さんが作ったごはんを、食卓に並べてみてはいかがでしょうか?
講師プロフィール
中原麻衣子(なかはらまいこ)
食育・料理研究家
Heartful Kitchen代表
四季の実りを通じて文化・伝統を知り、日本の歳時記・世界のイベントを楽しむオリジナルレッスンが評判となり、子供たちが五感で創る料理教室が人気。
大人時間を愉しむ「たった5分で食卓を華やかにする」カービングレッスンも定期開催。
レシピ開発・出張レッスン・イベント出展・執筆・TV・ラジオ・新聞・雑誌掲載など幅広く活躍中。プライベートでは、1男1女の母。
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