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新しいコト 2017.11.03

少し立ち止まって一呼吸『「ブレない自分」だからこそできるいい子育て』

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子育てや仕事、家事…日々の暮らしに追われているうちに、「やりたいこと」を忘れてしまっていませんか?自分が自分であるために、一呼吸置いてみましょう。

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子どもの頃は、いっぱい夢があったはず。「世界中を旅したい」「語学を学びたい」……。限りない未来と可能性があったはず。

結婚した時も夢と希望に溢れていたはず。「月に1回は、旅行したい」「週に1回は、外食したい」……。そんなことを考えていた人も多かったと思う。

でも、子育てと仕事に追われているうちに、そんな時間もなくなり、そんなことを考える余裕すらなくなってしまう。かつての私がそうだった。

仕事と子育てに追われて、たまの休みでも、家の掃除や溜まった洗濯に追われ、すっかり自分を忘れていた。自分を忘れるということはどういうことか。私は、未来を考えなくなることだと思っている。

4Photo by MARIA

とにかく、目の前のことに必死で、未来なんて考える余裕がなかった。未来を考えられないのによい子育てなんてできるわけもない。

「なんでできないの」
「どうして、いつもそうなの」
「さっさとやりなさい」

そんな言葉を連発していた。当然のことながら、子どもは反発する。部屋にこもってゲームをしたり、親が余計にイライラすることをする。こうなると悪循環。

「明るく楽しい家庭を築きたい」「子どもは、幸せになってほしい」。本当はそう思っていたはずなのに、原点を忘れてしまっている。そんな原点を思い出すためにも自分を取り戻すことが必要。自分を取り戻すためには自分と向かい合う時間と場所が必要だ。

私にとってその場所は、お風呂だった。どんなに嫌なことがあっても、イライラしていても、ちょっとだけ熱めのお風呂に入って、「今日は、どんな日だったかなあ」「明日は、どんな1日にしようかなあ」……。そんなことを考えてみる。それだけでなんとなく自分を取り戻せた。

3Photo by MARIA

子どもが小さい時は、お風呂にもゆっくり入れない。そんなとき私は、朝、まだ子どもが寝ているうちにお風呂に入った。そして、今日1日のスケジュールをゆっくり考えた。

「思考は現実化する」とたくさんの人が言っているし、なんとなくわかっているはず。だからよい思考をすることが大切だし、そのために自分を取り戻す時間が必要。

「海外旅行に行きたかった」
「こんな仕事がしたかった」
「こんな人に出会いたかった」

自分と向き合って、自分の原点を思い出す。不思議なもので、そうやって考えていたことは、それから何年か経って、ほとんどすべて実現している。

もちろん、自分を取り戻す方法は人それぞれ。まずは、自分を取り戻す方法を探すことも大切かもしれない。私の友人は、必ず出張先でマッサージしてもらうらしい。「ゆっくりマッサージしてもらっている間にいろんなことを考えるの」と彼女は言う。私はマッサージしてもらっている間に、すぐに寝てしまった(笑)

2Photo by MARIA

また別の友人は、通勤が1時間かかるので、毎朝の電車の中で自分を取り戻すことにしている。「私の場合、電車が始発だから、1本見送ったら座れるの。だから、行きの電車の中で自分を取り戻して未来を考えるんだ」と彼女は言っている。

自分や夫の実家が近く、週に1回は子どもを祖父母に預けて、夫婦で向かい合う時間を作っている友人もいる。子どものことを忘れて、夫婦で未来を語るようにしているらしい。

「自分らしさってなんだろう」
「なんのために生きているのだろう」
「どんな未来を生きたいのだろう」

そんなことを考え出すと、わけがわからなくなる時もある。答えが簡単にみつかる世界でもない。忙しいとつい「余計なことは考えないようにしよう」と思ってしまう。でも、ちょっとだけ先輩ママとして、今だから読者のみなさんに伝えたい。

1Photo by MARIA

面倒くさくても、きちんと自分を取り戻す時間を作ってほしい。しっかり自分を取り戻しておくと、まず、ブレない自分になる。ブレない自分になると、子どもときちんと向かい合える。

子どもなんて、たいていはいろんな事件を起こしてくれる。親の思い通りになんてなかなか育ってくれない。そんな時、自分がブレていなければ、子どもに対しても、「あなたはどうしたいの」「どんな生き方をしたいの」と、前向きに話を聴いてあげることができる。迷っていたり、傷ついたりしている子どもの心を取り戻してあげることもできる。

自分が分からなくて迷走しているのに、人を理解できるはずがない。人を理解するためにも自分を取り戻しておくことが必要。もっとも私も、「もっと早くこれに気づいていれば、もっとよい子育てができたのになあ」と反省することもいっぱい。

だからこれからのお母さんには知っておいてほしいのだ。

文/大谷 由里子
記事/ハレタル
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