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旅行・おでかけ 2017.11.05

二十四節気の暮らし方『冬の始まりの「立冬」』寒さに備える用意を始めよう

冬になる節目の日「立冬」。今年は11月7日です。
いよいよ冬が始まる、という立冬の頃にはどんな暮らし方をしたらいいのでしょうか?
季節の風物詩と共に、ご紹介です。

年によって違う「立冬」の日

立冬は「二十四節季」の一つで季節を区切る「節分」の一つです。節分というと豆まきを行う「立春」の事だと思われる方も多いかもしれませんね。

ですが立春、立夏、立秋と来て「立冬」は冬の始まりの日を指します。

二十四節季は太陽との位置を元に、一年を24分割して「ここからの季節(気候)はこれ」という目安でできたのだとか。太陽と地球の位置関係は年によって違うので、二十四節季の日も年によって異なります。

祝日とされている春分の日や秋分の日も、二十四節季の仲間です。そういえば毎年、祝日の位置が変わったりしていますよね。2017年の立冬は11月7日となります。
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立冬を迎えたら、冬の上着をスタンバイしておこう

「立冬」と言っても、ちょうど山茶花が咲き始める時期で庭木も冬枯れた雰囲気ではなく、まだあまり冬、という印象が薄いかもしれません。
とはいえ、たまに気温が高い日があったとしても立冬が過ぎたら朝夕はグンと冷え込みやすくなります。

冬の風物詩といえる「木枯らし一号」。なんとなく耳にする事がある言葉ですが、実はこれは立冬と関わる気象用語なのです。ご存知だったでしょうか?

木枯らし」の定義は以下の通りです。
・二十四節季の「霜降」(10月23日頃)~「冬至」(12月22日頃)の間に吹く
・西高東低(冬型)の気圧配置
・北よりの風速8m/s以上の風

この条件が揃った物が「木枯らし」に認定されます。秋になって最初の木枯らしが「木枯らし一号」と呼ばれて発表されるのですが、木枯らし一号が吹く日の平均が11月7日頃、つまり立冬と同じ時期なのです!

かならずしも立冬として算出された日に吹くとは限りませんが、先人の知恵のすごさがわかるような気がしませんか?

今年は早々に木枯らし一号が吹きましたね。
気温が高い年もありますが、毎年立冬の頃にはコートを用意しておくと間違いなさそうですよ。

実はこたつを出す日も決まっていた?立冬の後にやって来る「こたつ開き」

立冬は旧暦では9月の末から十月の上旬辺りの時期に該当します。昔の10月は「そろそろ冬」という時期だったのですね。

古い時代の日本の煖房は火鉢やこたつ。昭和頃からは石油ストーブや電気こたつに切り替わって行きますが、家の中で火を使って暖まっていたのだそうですよ。

古い日本のお家は木と紙(障子)を主に使ってできています。そんな中で火を使うわけですから、安全管理はそれなりに気を使っていたのかもしれませんね。

江戸時代頃は旧暦10月の初めての「亥」の日を「初亥」と呼んで「炉開き」または「こたつ開き」としてそこから皆で一斉に暖房を出していたのだそうです。
なぜ「亥」の日かというと亥は火を防ぐ動物というジンクスがあったようです。ちなみに今年の初亥は11月20日です。

エアコンがあるお家は煖房の出し入れの必要はないのですが、こたつを出すお宅は初亥の日を目安として参考になるかもしれません。
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立冬の行事食は「冬瓜」?冬に冬瓜を食べる意味は?

冬至にかぼちゃをたべる風習は有名ですが、立冬に冬瓜を食べるという風習もあるそうですよ。

冬瓜は夏の野菜で日持ちするとはいえ、もっても収穫から3ヶ月程度です。かぼちゃほど長持ちしないため、寒くなっても野菜が豊富に手に入る現在では習慣がすたれて来てしまって来ているのかもしれませんね。

冬至に冬瓜を食べる由来は現在でははっきりしないのですが、栄養成分的には意味が感じられます。

冬瓜はサポニンやビタミンCなどもありますが瓜の仲間であるため、カリウムを多く含み、利尿効果があります。カリウムは塩分の排出を助けて血圧を下げる効果があるため「体を冷やす」と言われる事もしばしばです。
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寒い時期に体を冷やすなんて…と思いがちですが昔はこの頃になると貯蔵している塩漬け野菜を口にする機会が多いので、塩分取り過ぎになりやすい時期になってしまうのです。

もしかしたら昔の人は経験的に体に必要な事を知っていて、行事に取り入れる事で健康に注意していたのかもしれませんね。

冬の足音がどんどん近くこの頃、先人の教えや風習に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?季節の暮らし方、始めましょ。

記事/ケノコト編集部

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